↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ある神官の成長日誌 〜ジュール編〜  作者: くらま
3.ヒール、魔改造プラン?!
20/36

ある神官の成長日誌 〜ジュール編〜 20

 ガロンは真剣な表情で、ジュールを諭した。

「ジュールよ。お主の発想、悪くは無いと思う。ただの……」

 小さなため息。


「大地母神(ニスシャ)様が、不敬……と捉えるかもしれんぞ? 大地母神(ニスシャ)様に尋ねてみよ。ワシも、戦神(ノドレイ)様に尋ねてみる」

「不敬……ですか?」

「かもしれん……だからこそ、尋ねてみよ!」

 ガロンとジュールは、心のなかで、信仰する神に尋ねた。



「戦神(ノドレイ)様は、こう仰っている。問題無い。我も楽で良い」


「大地母神(ニスシャ)様は、こう仰っています。いいアイデア。私もラクです」


 神官2人の言葉は、ほとんど同じ内容だった。


 その言葉を受け、バルナスが目を輝かせた。

「神様が認めるってことは、この発想……アリ、なんだ!!」




 そんな3人を見ながら、戦士のレイブンが無言で焚き火に薪を放り込んだ。一瞬の間をおいて、火が大きくなる。


“話に夢中になりすぎて、色々と疎かになってるぞー”

 レイブンは、耳への意識配分を少し下げた。同時に、周囲の気配への意識配分を少し上げる。

 呼吸をするように警戒レベルを変動させるのは、彼にとって本能のようなものだ。




「ガロン様」

 ジュールの表情が変わった。なにか、思いついたらしい。

「ん? こんどは、なんぞ?」

 ガロンは、若干警戒している。

“ワシの心臓は、鋼でもなんでも無いぞ。この続きを聴いて……持つのかの?”


「骨折とか、捻挫の場合、患部が見えないから……力技となり、治療時間が長くなる……この解釈で、合っていますか?」

「合っておる」


「考えたのですが……」

 ジュールは、とんでもない発言をぶち込んできた。

「見えないなら……見えるようにすれば、良いのでは?」

「?!」

 ガロンは絶句していた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。