第百一話「我が正義の名の下に」
お詫び またしても予約更新を忘れてしまい。
本当に申し訳ありませんでした。
いよいよ事は大波乱の幕開け。
希望こそ見えては来たが、状況としては乱闘が始まろうとしている一瞬。
俺としても喜びたいところだが、喜ばしい事態ではないのが現実。
「てめぇ・・俺が我慢してただ見ているだけだったのに等々本性表したな・・土足と汚い素足で俺の愛した学園・・俺の愛した生徒達に危害を加えた事・・そしてこの場を荒らした事・・全てが大罪だ・・俺は元軍人・・てめぇらとやり合うにはちょうど良いぜ?」
「ディートリッヒサン?!マジでヤリアウツモーリデスカ?!」
「当然だろ、向こうがふっかけた勝負だこの際どっちが悪とかじゃねぇ・・たとえ俺らが悪となっても生徒を最後の間で守り通すそれが俺の教育理念だ・・第一に夢もかけらも見てねえあの腐った大人の目が気に入らねぇ・・リボルバーがあったらぶち抜きたいねぇ」
流石は冷徹無慈悲と言われた鬼のディートリッヒ先生。
その目にもただまっずくな思いと強さがある。
「リボル?・・コレデースか?」
そしてこの人はこんな空気でも平常運転だよ。
それはリボンだよッ!
全く違うよ!
「ちげぇよ、火器だよ火器」
「イマハ・・シュンデハアリマセンネー?」
「だからそうじゃなくて・・ああ、いいよもう、お前といるとやっぱ疲れる」
「エー?ヒドイデスネー!オコオコデースよ!!」
「(うぜぇ・・)」
この二人、どちらも海外から来た先生だからな。
言いたくないがこんな変わり者ばかりなのだろうか。
いや、そんな事ないよな。
「ふ、二人とも・・そんな緊張感無い会話してる場合じゃ・・」
「分かってる、もやし頭」
「もやし頭?!」
「ごめん、もやしメガネ」
「もやしメガネ?!」
「Плохо!(それはひどいね!)トテモマズそうなタベモノデース?!」
「(うぜぇ・・)とにかくだ・・今は生徒の為にも俺はまた殺人鬼となりコイツらを守るしかねぇんだよ・・後に先にも待ってるのが闇でも歩いてやろうじゃねぇか」
「ここで僕達が手を出すわけにいかないだろ?!」
「デメリットなくしてメリットは得られない、正義の味方ごっこしたきゃ他所でやりな?」
「なんだと!?暴力振るう事が正義の味方だっていうのか?!ディートリッヒ!」
「正義はどちらにもある、そこに悪と言われようがそれもまた正義・・誰にだって過っていようが正義がある、つまりこれもまた一つの正義だ」
自我理論の激しいディートリッヒ先生に物申す鬼瓦先生。
でも一理ある、これは戦争においても言える話だ。
どちらにも正義はあり、そこに悪はない。
どちらが悪人かというより、結局はどちらの正義が強いかだろう。
誰しもが何かを理由として戦う。
戦いにかける思いが違えどそれは近い未来力となる。
「でも・・でも・・」
「オニガワラセンセェ・・」
「チッ・・コレだから日本の甘ちゃんは地獄を知らねぇんだよ・・平和主義者はそこで勝手に攻め込まれてイライラしている何もできない民間人ごっこでもしてな」
「ディートリッヒッ!!」
「む、向こうが攻める気か!?」
「く、くそぉ・・こうなれば!!」
ディートリッヒ先生が戦地への一歩を歩いた・・。
もう戦いへの火ぶたが切って落とされた・・っと思ったその時!!
『双方とも静まれッッ!!』
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