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異世界無双血風録  作者: 大五郎
第7章 ラード王国編
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小話11 ネタばらし

章番号は基本時系列でつけていたのですが見にくくなったので修正しました。

地龍召喚サモン・アースドラゴン

「ククク・・・、プププ・・・、クフフッ・・・、ギャハハッ!!」

最初は笑いを堪えていたシオンが腹を抱えて笑い転げた。

「そんなに笑うなよ」

俺はブスッとした顔をした。

「だって・・・、ウククッ、黒騎士だけでも厨二病溢れる名前なのに・・・、ハハハッ、暗黒傀儡掌(ダークマリオネット)天地爆砕(アースブレイカー)と来て・・・・、ヒヒヒッ、最後がそれだと・・・、ハァハァ、駄目だ、息が苦しい」

誰だ、コイツに元の世界の知識を教えたヤツは。

こっちだって十分恥ずかしい思いを我慢して演じていたのに。

「仕方ないだろ。本業に差支えるので勇者(オレ)とキャラ被りを避ける必要があったんだから。大規模攻撃魔法も控え怪しげな嘘魔法を連発するしかなくせめて雰囲気だけでも出さないと周囲が納得しないだろ」

「ハーフー、・・・それにしてはノリノリでやってなかったか。私達しか見ていなかった時も唱えていただろう」

「ぐ、偶然目撃される可能性を考慮していたんだ」

「その割には呪文を唱えるタイミングがズレていたこともあったようだけど?」

「・・・」

「アハハッ、まあいいさ。しかし最後のはどうやっていたんだ?天地爆砕(アースブレイカー)の方は大空洞から持ってこさせたトカゲ人(リザードマン)の火薬全てを予め埋めておいてこちらの布陣で位置調整をして誘い込み極細ワイヤーに魔力を通して発火させたのは分かるけど」

「予め土魔法で俺が地面の下に潜んでいて黒騎士の鎧を極細ワイヤーに通した魔力で操り風魔法の応用で黒騎士が喋っているように見せかけた。黒騎士が近付いてきたところで土魔法で地龍(アースドラゴン)のクレイゴーレムを作って直接操作しながら黒騎士も遠隔操作していた。地龍(アースドラゴン)の手足のギミックをつけらずでかい蛇みたいになってしまったのも同時操作のためだし。地龍(アースドラゴン)は基本ウネウネと前進して頭を上下しながら口をパクパクしていただけなんだがあれだけ敵が密集していると勝手に吹き飛ばされたり踏み潰されたり噛み砕かれたりしていたな。黒騎士の方も基本は両手だけ動かして時折風魔法で喋っているようにフォローしていただけだ。腕を大車輪のように回転させていたら勝手に突っ込んできて死んでいたな。本当なら何本も剣を突き立てさせる予定だったんだが誰も届かなかったので最後の道化者を使って斬馬刀の魔力コーティングを切って打ち合いが出来るようにして盛り上げ剣を刺させたりと手間が掛かった」

「意外と細かい操作をしていたんだな。普通の魔導師なら数秒で枯れ果ててしまう魔力の使い方だけど」

「ま、一応勇者だからな」

「一応ってところがあまりにも実態に近過ぎるから笑えないけど」

「いいだろ。今のところは“世界の危機”らしい黒い魔物達には完封しているんだから」

「その分人間の方も殺しまくっているけどな。大陸中央にあるラードの通行が楽に出来ないとどこで発生するか分からない事態に即応出来ないから協力したけど」

「その辺、ラード新女王もまだまだ甘いな。こっちが精神的満足を得るためだけの契約でここまで働くと思っているところが」

「と偽悪ぶってもユウキも本当はこの国のことを救いたいって気持ちもあったのだろ?アフターサービスも行届いていたじゃないか」

「さてね」

俺はそっぽを向いた。

主人公達が正義感や善意で動いているのかどうかは本人達も自覚がありません。

但し打算は確実にあるし腹黒いです。

人殺しを平然とやるタイプの勇者や英雄の心が清く正しく美しかったらその方が不気味でしょう。

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