表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
これは・・・ですが  作者: 斉藤一


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

851/854

バザー

小学校でバザーが開かれることになった


当日は誰でも校内へ入れる


各クラスでそのクラスの親が品物を持ち寄って売るからだ


「これ、誰が持ってきたの?」


まとめられた品物の中に、明らかな中古品があった


中古品自体は認められているが、程度が良くて洗うなどして綺麗なものに限られていた


だが、置いてあるのは汚らしいクマの人形だ


それも、所々赤茶色で汚れていた


「誰も心当たりが無いなら、捨てるわよ」


人形は、売り物にならないと判断され、ゴミ袋に入れられた


バザーは無事に終わった


月曜日の朝、一番に来た子供が悲鳴をあげる


「せ、先生・・・」


教壇の上に、担任の首と返り血を浴びたクマの人形が置いてあった

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ