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これは・・・ですが  作者: 斉藤一


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呪いの電話ボックス

「……ねぇ、呪いの電話ボックスって知ってる?」


「何それ? それに今時電話ボックス?」


「私も聞いただけなんだけどね、その電話ボックスに近づくとジリリリリって電話が鳴るんだって」


「……それに出たらどうなるの?」


「出ても無言らしいよ。そして、受話器を置いたらテレフォンカードが出てくるらしいよ」


「へぇ、それを売って儲ければいいじゃん」


「あはは、やってみれば? あと、この話を聞いた人は資格を得るんだって」


「なんの?」


「うーん……取りつかれる資格? おかげで私の後ろに居た気配が無くなったし、電話ボックスに帰ったのかな? あっ、一応10円玉も持っておいた方がいいよ。じゃあね」


「あっ、ちょっと!」


私は行く気が無いのに気がついたら電話ボックスに向かっていた。そして、近づくと電話が鳴る


「……もしもし?」


「……」


「……切るわね?」


「……学校へ行け」


「え?」


ツーッ ツーッ


「なによ、無言どころかなんか指示されるし。行くわけないじゃん」


そして、電話ボックスから出ようとすると、バンッと扉に手形が付いた


「ひっ、い、行けばいいんでしょ! 行けば!」


私は泣きながら学校へ向かった。下校の時刻からそんなに時間が経っていないにもかかわらず、玄関には誰も居なかった


そして、そこには1枚のテレフォンカードが落ちていた

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