↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
青い半魚人  作者: 松下真名
第二章
PR
146/206

手紙⑳――ユウキから侑子へ

ユーコちゃん


いつも君のことばかり考えてる。


こんなふうに手紙でやり取りできるんだから、それだけでもありがたいと思わないといけないんだろうな。


だけど、どうしてもどんどん欲が深くなる。


君も俺を想ってくれているとわかったら、今度は触れたくて仕方ない。

抱きしめたい。

そういえば俺たち、手を繋いだことは何度もあったけど、抱き合ったことはなかったはずだ。

触れたい。この鱗に成り代われたらいいのに。

声を聞きながら、君を抱いて眠りたい。


地震のことは心配しないで。

いい加減、みんな慣れてきたよ。怪我もしてない。

リリーの家は少し古いから、揺れが来るたびにミシミシ鳴るけどね。ちょっと心配だったから、この間、耐震魔法をかけたんだよ。そういう専門の業者がいるんだ。

そっちの世界では、全部人の手で工事するんだってね? すごいな。


洪水も被害はなかった。

氾濫した川は街からだいぶ離れた場所だったから。もちろんジロウさんのところも、変身館も大丈夫。

そっちの世界でも、川の氾濫はたまに起こると聞いた。

ユーコちゃんの近くは大丈夫?


今夜も、君のことを想いながら寝るよ。

おやすみ。愛してる。


ユウキ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。