第19話 母子との初夜と適性試験
今回は少し短いです…。
次は頑張ります。
「ただいま~」
「おかえりなさいませ、お食事が出来るまでお部屋でお休み下さいませ」
「う、うん、じゃあ、ファンさん、また後でね」
「うん、また後でねー」
腕を組んだまま家へと入ったシュンとファンはメイドの出迎えられ、
夕食が出来るまで少し部屋で休んでいてくれと伝えられ、
シュンとファンはそれぞれの部屋に帰って行った。
部屋に入ると普段着に着替えたルーミアが居てシュンが入ると、
素早く立ち上がって頭を下げた。
「勝手に入って待っていてすいません」
「いや、そんな事で謝らないでよ、どうしたの?」
「あの、少しお話をと思いまして」
「話?」
「はい、あの、椅子よりもこちらに座ってゆっくり、話を聞いて貰えませんか?」
「うん、別にいいけど」
「では……」
話をしたいと待っていたルーミアはシュンが椅子に座ろうとしたのを制し、
ベッドを指してそこへ行き正座になって座った。
そしてシュンは座ったルーミアの膝に頭を置くように言われ、
膝枕をされる形で寝転ばされた。
「お姉ちゃん?」
「うふふふ、偶には、こう言うのも宜しいかなと」
「うん、凄く気持ちがいいけど、話ってこれ?」
「あ、いえ、確かにその、半分はこれですけど、もう半分は少し真面目な話です」
「そっか、じゃあ、悪戯はしない方がいいね」
「悪戯?」
「こんな風な事」
「ひゃっ、うぅぅ、そ、それは、だめです、話が出来なくなります」
「じゃあ、しない方向で」
「は、はい、でも、大して長い話ではないので、終わったら、しても、いいですから」
「いいの?じゃあ、話が終わったら、させて貰うね」
「はい、では、話に入りますが…」
家の中だけのスカート姿をしているルーミアに膝枕をされているシュンは、
悪戯と称したセクハラ行為を実演しルーミアは思わず声を上げてしまった。
その行為とは程好く鍛えられた太腿を擦りながら徐々にスカートの中に、
手を入れ込もうとする仕草で、真面目な話もすると言ったルーミアは、
そんな事をされては話が出来ないと訴えシュンは自重する事を誓ったが、
話が終わったらしても良いと許可され、
シュンはルーミアを見上げる形でにやけ、ルーミアも微笑み返した。
そしてそんなシュンの頭を撫でながらルーミアは話し始めた。
「今夜男の騎士団も集結するのはお話しましたよね」
「うん、なんか問題でもありそう?」
「まあ、ないとは言えませんね…、昼に連れて来た、直接の部下である彼女達は信用に値しますが、男共は余り…」
「なんか嫌な事でもされたの?」
「まあ、出世したがる輩には嫌な目に合いましたが、そいつらは話に乗らないと思いますので、それは問題ではありません」
「じゃあ?」
「部下達を見て頂いて分かったと思いますが、まず、レベルが低かったですよね?」
「あ、うん、一応は全員の名前を見るついでに見ちゃったけど、そうでもなかったよ?500とか、600の女性も居たし」
「それは、騎士だけのレベルなので、ちょっと違います」
「うん?違うって?」
膝枕をされながらルーミアの話を聞いているシュンは、
何を問題視しているのかいまいちピンと来ず、しかもレベルの話になって、
更に分からなくなっていった。
そんなシュンにルーミアは、頭を絶えず撫でながら話を続けていた。
「私は聖騎士で、部下達は騎士でしたよね?」
「うん」
「聖騎士は騎士の上級職で、転職した形になるんです」
「ほうほう」
「騎士のレベルが1000以上になった上で、僧侶もレベル500まで経験しないと聖騎士にはなれないんです」
「なっ…、って事は、お姉ちゃんは、会った時600以上あったよね、累計で言うと2100以上って事?」
「はい、そう言う事です、間に僧侶を挟んで聖騎士になりましたから、能力の引継ぎは余りされませんでした、能力だけ見ると余り強く感じませんでしたでしょ?」
「ま、まあ、それ相応の能力だったと思ったけど、引継ぎって?」
「簡単に言えば、戦士が戦士系、それこそ騎士や、武道家でもいいですが、に転職したら力や体力などはある程度残されて、レベルが1になるんです」
「なるほど~、お姉ちゃんは僧侶になったから、余り能力は残されなかったんだ」
「はい、まあ今の話は説明なのであれですが、今の話を聞いて、部下達がいかにレベルが低いか解って頂けたかと」
「まあ、お姉ちゃんを基準にしたら低いよね、でも、普通の人だったら高いと思うよ?」
「普通ならそうですが…、他の国で働いている騎士達は皆上級職ですよ?それにこれから来る男の騎士達も」
「なんで女性の騎士だけ上級職に就いてないの?」
「女性の騎士は待遇が悪いのです、いつも訓練ばかりでレベル上げはさえて貰えず、上級職に就けないので出世もままならないんです」
上級職になる為の話をした後ルーミアは、
自分の部下がいかに不遇を買っているかをシュンに伝え、
本題となる話をし始めて行った。
「夫である騎士はそこそこ優遇面はあるんですけどね、女性と言うだけでいいように見られないのです」
「でも、さっきも少しだけだけど訓練を見たけど、彼女達は凄い真面目で、ハードな事も当たり前のようにこなしてたよ?」
「そこもあるんです、真面目が故にいいように扱き使われてしまい、実践よりも警備に回されてしまったり」
「そっか~」
「はい、そこでお願いがあるのですが、明日から午前中は私と部下達で、ここの洞窟を使わせて頂けないでしょうか?」
「レベル上げに?」
「はい、それと実践も兼ねてです、深く入っても3層までにしますから、お願い致します」
「う~ん、それはまあ、一応、お母さんとリーンも連れてってくれるならいいよ」
「ありがとうございます」
「男の騎士は、俺が腕前を見てみようかな」
「えっ、シュン君自らですか?」
「うん、どの程度出来るか知って置きたいし、女性達より出来ないようなら、待遇も変えないと不公平だからね」
「はい、是非お願い、うぅん、しま、す」
「うん、任せて置いてよ」
「シュ、シュン君、あっ……」
「話は終わりでしょ?」
「は、はい、もう、おわ、り、です」
本題である洞窟での実践訓練をしていいかと言う問いに、
シュンはサリィとアイリーンを同伴させるなら良いと許可を出し、
話はそこまでだろうと悪戯を始めルーミアに甘い声を出させた。
その声を聞いたシュンはそれ以上の事をしようと身を乗り出し、
ルーミアに圧し掛かって行った丁度その時、メイドの1人が部屋に訪れ、
ノックの音で両者の動きは止められてしまった。
「お食事が出来ましたので、お呼びに参りました」
「あ、は、はい、今行くね」
「畏まりました、では、失礼致します」
「………もう少し話を短くしていれば良かったです」
「ま、まあ、この続きは、また今度で」
「はい、お風呂の時に、して下さい」
「お風呂で、か、うん、分かったよ」
「良かったです、ではシュン君、参りましょうか?」
「うん、そうだね」
火が点き掛けた2人ではあったが皆を待たせる訳にはいかないと、
ベッドから降りて食卓へと向かった。
そして食事後の風呂場では約束通りルーミアと続きをして、
愛し合う事までしてしまい、ユウはそれを見て私の約束もとせがんで、
ユウとも愛し合う結果となってしまった。
それをニキとカノンは恥ずかしそうに俯きながらチラチラと見ており、
その他の恋人達は興味津々と言った感じでじっくり鑑賞していた。
特にモニカとアイリーンは熱心に観察しており、
今夜を迎えるに当たって身体の火照りを増して行かせるのだった。
「えへへへへ、お兄様のお部屋で一緒に寝れるなんてぇ、モニカ幸せですぅ」
「うふふふふ、わたくしもですわ、あら?飼い主様、どうかなさいました?」
「どうもこうも、少し緊張しちゃって」
「あらあら、飼い主様らしくない発言ですわね?」
「いや、ほら、2人とも初めてな訳だし」
「大丈夫ですよぉ、ユウお姉様から沢山お話も聞かせて貰いましたしぃ」
「ふふふ、飼い主様、遠慮なんか要りませんわ、好きな方から、愛して下さいまし」
「好きな方って、モニカちゃんもリーンも大好きだし」
「ふふっ、では、母であるわたくしから先に……」
風呂から上がったシュンはモニカとアイリーンと3人で部屋に戻り、
すぐ、シュンを挟んでモニカとアイリーンがベッドに横になって、
初夜を迎える算段を取った。
そして、やや緊張気味のシュンへアイリーンからキスをして、
長い夜が始まって行った。
「ちゅっ、……うふふ、飼い主様、この日をずっと待っていましたわ」
「ぐっ、改めて近くで見るとやっぱり違うな」
「あら、それはどう言う意味ですか?」
「いや、綺麗なのは当たり前だけど思ってたけど、やっぱり、その、綺麗だなと」
「うふふふ、褒めて頂いて光栄ですわ、飼い主様、顔だけではなく身体も、その、お楽しみ下さいまし」
「あ、う、うん」
アイリーンからキスをされて顔を改めて至近距離見つめたシュンは、
高貴で麗しいその顔に圧倒されてしまい、
感想を綺麗だとしか言えなくなってしまった。
そんなシュンにアイリーンはにこやかにお礼を言いつつ、
細身の肢体に似付かない女性の膨らみにシュンの手を添えさせ、
妖艶に誘いを掛けて行った。
その誘いにシュンは魅了され、モニカの見ている前で獣の様に、
アイリーンの体を求めて行くのだった……。
「お、お兄様、大丈夫ですかぁ?」
「うん、大丈夫だよ」
「ふふ、うふふふ、素晴らし過ぎますわ、初めてのわたくしをあんなに陵辱し尽すなんて」
「い、いやいや、陵辱って」
「でもぉ、そんな感じでしたよぉ?」
「モニカちゃんまでそんな事…」
激しいまでの行為を行ってしまったシュンとアイリーンは、
息切れが治まるのを待ってから会話をした。
そしてその荒々しかった行為をアイリーンは陵辱と言う言葉で表し、
モニカもその言葉に乗っかりシュンをからかうように微笑んだ。
「うふふ、モニカ、次は貴女の番ですのよ?余り言うとわたくし以上にされてしまうかも知れませんわよ?」
「あわわ、そうでしたぁ、お兄様、優しくして下さいねぇ?」
「う、うん、って言うか、モニカちゃん、本当にいいの?」
「はいですぅ、モニカもお兄様に愛して欲しいですぅ」
「じゃ、じゃあ、まずはキスから、しようか?」
「は、はい、ですぅ………んっ」
からかったモニカを脅すような事を言う母のアイリーン。
その言葉にモニカは表情を一変させたが、
シュンは本当にいいのかと確認を取った後優しくキスをして行き、
ゆっくりとその幼い肢体の硬さを解して行き、
アイリーンの時とは違い優しくリードしつつ愛し合って行くのだった……。
「ふぅ、ふぅぅ、えへへ、お兄様、ありがとうございましたぁ」
「うん、モニカちゃんもありがとうね」
「はい、えへへへへ」
「まあまあですわね、モニカ、次は2人で飼い主様を満足させましょう」
「は、はいですぅ、お兄様、頑張りましょうねぇ」
「あ、う、うん、おわっ、リーン、いきなりは、わぁぁぁ」
じっくりと丁寧に行われたシュンとモニカの愛し合いに、
アイリーンも慈愛の目で見守り無事に終わった。
そしてお互いが微笑みながらお礼を言い合い、
和やかな雰囲気に室内が包まれていた。
しかしアイリーンはモニカをけしかけて再度シュンとの愛し合いに移行し、
襲い掛かるかのように圧し掛かって行ったのだった……。
「おっはよー、シュンくん」
「ん?んっ、ジャン、さん?」
「へへへー、起こしに来ちゃった」
「あれ?お母さんは?」
「あー、昨日夜に仕事をしたからって、まだ寝てるよー」
「そうなんだ、でもなんでジャンさんが?」
「えっとね、私だけまだちゃんとしたキスもしてないでしょ?だから」
「だから?」
「ファーストキスをしに来たんだ」
「え?キスされて起こされた気がするけど、ま、まさか」
「うん、しちゃった」
昨夜は騎士の寮と持ち家の移転を行った為、
いつも起こしに来るはずのサリィの代わりにジャンがシュンを起こし来た。
しかもファーストキスを目覚めさせる為にしたとシュンを驚かせた。
「ちょっと、そんな大事な事を」
「へへへ、いいのいいの、寝顔可愛かったし、これでいつでもキスしてくれるよね?」
「ま、まあ」
「じゃあ、もう1回しよ?」
「あ、うん、じゃあ」
すでにアイリーンとモニカが居なくなっているベッドに潜り込み、
ジャンはもう1度のキスを交わし軽い愛撫をされて、
満足させて貰い、一緒に食卓へと向かった。
「おはようございます」
「おはようございます」
「あ、あぁ、おはよう」
食卓へと続く廊下をメイド達は立ち並んでシュンとジャンに挨拶をし、
戸惑いつつ挨拶を返して食卓に座り、いつもの朝食を取った。
そしてシュンは魔法石を集めに洞窟へ赴き、
カノンとザーナ、ファンとジャンは水車作りへ向かい、
サランとフローリア、ニキは港を作る為海岸の整備をし、
残りは女性騎士の為に島の洞窟へ同行して行った。
そして昼前に帰って来たシュンは、
自宅に待機しているメイドに誘われる形でお茶を飲みながら会話をし、
恋人達の帰りを待っているのだった。
「シュン君、魔法石の取り付けに行く前に、騎士の腕前を確かめますか?」
「あ、そうだね~、全部で20人だったっけ?」
「はい、それと、もし良かったら私の部下も見て上げてくれませんか?」
「うん、いいよ」
「では、昼食が終わって少ししたら、行いましょうか」
帰って来た恋人達と昼食を取り、そろそろ食事が終わる頃に、
昨日話した腕試しをルーミアが確認を取り、実行する事とした。
そして食休みを少しして、訓練場に集めた騎士達の下にシュンも行き、
腕試しが始まった。
「誰から行く?」
「じゃあ、俺から行かせて頂きます」
「よし、シュン君、お願いします」
「うん、宜しくね」
「……え?適性試験だと聞いていたのですが、ルーミア様がお相手して頂くのではないのですか?」
「ええ、相手はシュン君よ、きっちり腕を試して貰いたい」
「適性試験?」
「ああ、はい、シュン君との戦い振りを拝見させて貰い、私が配属の参考にしようかと」
「そっか、まあ、それはお姉ちゃんに任せるよ」
「はい、ありがとうございます」
ルーミアの声に一歩前に踏み出した若い騎士は、
相手がルーミアだと思っていたらしくシュンが歩み出たのを見て、
少々気が抜けた表情になった。
どうやらこの腕試しは適性試験も兼ねているらしく、
見た目がひ弱なシュンを見て楽な試験だと感じているようだった。
そんな騎士をよそにシュンはルーミアとの会話をして、
模擬剣を受け取って、若い騎士と対峙した。
「ふっ、君みたいな子供が相手とはね…、怪我だけはさせないようにしないとかな?」
「まあ、お互い怪我はしないようにね、お姉ちゃん、いいよ」
「では、始め」
ルーミアの掛け声と共に若い騎士は軽く疾走してシュンの間合いへ詰め、
横に剣を振って仕留めたと感じ、ニヤッと笑った。
しかしその一撃はシュンに軽く弾き流され、
逆に横へ振るったシュンの剣を受けた騎士は、
当たった場所を手で押さえながら一歩引いた。
「ふむ、まだやれるのか?」
「はい、まだ本気じゃありませんから」
「シュン君、宜しいですか?」
「うん、いいよ」
「では、引き続き、始め」
ルーミアの掛け声にまたしても騎士から先制攻撃を仕掛けて行ったが、
ダメージが思いの他あったのか、スピードは半減していて、
シュンは軽く避けて、剣を首に当て、最初の腕試しは終了した。
それを見ていた男性騎士達は、手を抜き過ぎだとその若い騎士を叱責し、
次は俺だと名乗り出た騎士もまた、同じようにやられて行った。
10人以上が同じように倒されて行き、流石に異変を感じた騎士達は、
初めの頃のにやけた笑いを止め、少しは真面目に取り組んで行ったが、
やはりシュンを舐めているのか全力は出さずに、
またもや7人を軽く片付けられ、残る3人の内2人も、
早々に終わってしまった。
「ふふふ、なるほど、なるほど、団長殿、なかなか人が悪い、見た目は小僧だが、計り知れぬ力を持っているようだな」
「ふっ、流石に貴方は誤魔化されないか」
「くくっ、何者かは知らぬが、わしの剣筋、特と味わって貰おうか」
「お姉ちゃん、なかなか風格がある人だね」
「元騎士団副団長で、あの国が行った戦争では1番首を取って来た強者です」
「そっか、うん、始めようか」
最後に対峙した少し歳を取った騎士は、それまでの騎士達とは違い、
風格や闘志と言った物が全く違く、しかもシュンを舐めてなどいなかった。
それはシュンが簡単に倒して来たのを見ていたからではなく、
初見からこの男はシュンを出来ると感じていたみたいだった。
そして試合が開始されるや、お互い動きを見ながらじりじりと間を詰め、
ある程度動いた所で足を止め、瞬きすらせず見合っていた。
「………」
「………っ」
暫くの見つめ合いの末、騎士がいきなり篭手を投げ付けて奇襲を掛けた。
どうやらじりじり動きつつ素早く外せるように、
篭手の一部を緩めていたらしくその奇襲を仕掛けて来たのだった。
だがシュンはそれに動じず、駆け寄って来る騎士だけを警戒し、
シュンの手前でしゃがみ込んだのを確認するや身体を半歩引いて、
切り上げて来る剣を避け同時に蹴りを繰り出して行った。
「ぐっ、ふふ、小僧、やるな」
「……、今のを防がれるとはね」
右足の蹴りに対して盾で防いだ騎士は、盾ごとシュンを持ち上げるように、
薙ぎ払って飛ばし、間合いを取り直して苦笑いを浮かべた。
シュンも驚きつつ苦笑いを浮かべ、またじりじりした時間が暫く続いた。
それを恋人達も見守り、女性騎士達は息を飲んで見学していた。
「埒が開かんか……、行くぞ」
「っ」
焦れた訳ではないようだが、対峙して居るだけで、
集中力を使い過ぎると判断した騎士は、一気に間を詰めて斬り掛かり、
シュンの反応を受けてカウンターをしようとした騎士に、
素早く身体を捻って避けたシュンは、死角の部分から切っ先を突き立て、
騎士の動きを止めて勝利した。
「ふふ、団長殿、どうやらこれがわしの限界のようだ」
「どうだったかな?シュン様は」
「ふっ、聞かなくとも分かろう、シュン様、この老いぼれ、粉骨砕身、お主に仕える事を誓おう」
「あ、う、うん、宜しくね」
「うむ、どんな任務でも勤めましょう、では」
片膝を付いた騎士にルーミアは笑いながら問い掛け、
騎士はふっと鼻で笑って返した後、そのまま跪く格好でシュンに控え、
忠誠を誓う言葉を吐いて立ち上がり、元の位置へ戻って行った。
そしてその後は女性騎士達との試合を行ったシュンだったが、
男性騎士より遥かに渋とく試合を運び、
ルーミアは全試合を満足そうに見て、腕試し兼適性試験は終わった。




