三話。『郡』君、“イベント”に、連れて来られる。
「ーー“到着っ”」
と、“ユリーナ”が言った。すたっ!と身軽に着地しながら。旦那は思った。“此奴最近アラサーとは思えないな”と。“色々と、なーー”と。だった。ーーさておきで。
「えっ? 混んでるっ?!」
“タケル”は言ったのであった。“告知無しシークレットで、コレかよっ!”と。諦めた表情で。因みにだがタケル事お馴染み“武紫麻 琉大”は、勿論だがリアルステータス入力プレイヤーだった。“マーム”も、だが。上司陸の作った此のゲームは、彼等“56”警備員達内でも、良く遊ばれて在た。理由なら“仕事場”に“3Dスキャナー”が、設置して在るのだ。“警備会社事務局”にだ。本来彼等の“データ”を録る際に使用していた物だが、フリーフィールドサービス開始の際に、陸の手が入った。“フリーフィールドスキャン兼用”としてだった。“悪用しないなら使って良い”よと。
警備員達休憩時間の折りの、良き“息抜き”として、重宝されたのだった。謂わば“トレーニング”に。
“スキャンニング”室でスキャンニングして“イン”すると、“リアル”のまま“活動”出来るのだ。“部屋”が“仮想ゲーム空間”と化すので在る。部屋の広さは丁度“ボス”戦フィールドと同一幅設計だった。レイドでは無く“通常”だ。一般家庭に設置は未だ難しい故、謂わば“テストケース”設置に近しいが、先ずはアミューズメント施設各所への設置を目指して在た。“よりリアルに”と。陸は今直属の部下“伊島 紀兎”と其の業務に勤しんで在たのだった。つまり“壁”が“人体のデータ”及び“行動”を読み込むのだ。そして“ゲームプログラム”とリンクして行く。瞬時にデータ内に書き加えられて行く“プレイヤーデータ行動”に依って、ゲームが進行を為すので在った。“ログイン”、“ログアウト”の“行動データ”に依り、常に“ゲーム自身”が、“動いて在る”のだ。此のフリーフィールドは。“そういう”ゲームなのだ。
“フリーフィールド”は“AI”なのだ。“参加人数”、ログイン“時間”、此れは“時刻”と“プレイ時間”を含む。“傾向”ーー其れ等様々なデータを取り込み、“趣旨”を弾き出して行く。“レイド・イベント”の時期や“趣向”はそうして決まって“行く”のだ。つまり“開発者”は“トラブル”すら“AI対応”なのだ。一日“数時間”の“メンテ”と云う名の“チェック”以外は。
“チェック”すべきは“災害”と呼称される“星外存在物”の“入り込み”だった。入り込まれた“際”は“パトロールロボット”に排除させる様“設計”しているが、勿論“例外”も在った。開始当初起きた“トラブル”の様に、だ。油断成らなかった。
まあーー“さておき”なのだが。
「さっ、入ろうっ」と、“ユリーナ”は言った。だから悠緋事“ファントム・ステーション”は、言ったのだ。
“説明位欲しかったよ”と。××××先程会った深織は「何も言って無かったーーっ」と。“シークレット”だからだった。
“其処で”だった。“直夏”は“言われ”た。「えっ? “直兄”っ?!」と。××××××
“は?”と思った“直夏”は其方を勿論見た。そして気付いた。此方こそ“は?”だったのだ。
“何してんの御前等?”と。××××××××
と“或る”三名を、見付けたのだった。そして言った。「此のゲームどうやって“買った”んだ?」と。
× × ×
えっと。“おれ”は“鷹野 郡”。中1だよ。 突然だけど、今“ゲーム”中で。ヴァーチャル・リアルなんだけど。
う〜ん。なんだろう………“たっちゃん”に誘われて、“イベント”に来たんだけど。“知らないおにーさん”に、話しかけられましたよ? でも“たっちゃん”の知りあいみたいだよ、ね?…………だれ?
なんか……………なんだろこれ……………“お説教”みたいだった。××××××××
“おにーさん”の“仲間のひとたち”は、先行っちゃったけど? きれいな“おねーさん”だな? 衣装カワイイ………。 あと、槍とか剣持った男の人達と、魔法使い……………、かな? んで。
なんでだろ。……………“遊川”サン……………たち、居たんだけど? ………………………。え?なんで??
てか“今”『いる』けど??? ーーーーーーーーーーーー
× × ×
「ちょっ! 友理姉っ! うわ身勝手…………」
「えぇえぇ"友理奈“さん”なのっ?!」 「え"」 「う"そ"」
「おいーー御前等は“俺”の質問に答えろ。『中坊トリオ』。金はどうしたんだ? 」
「“スト”っち、知り合いかい?」
「…………タケルさん。“近所”の子達、です。てか“A-tu.”君、の。…………“従兄弟”とか、その“辺”です。………………はあ。まさか御前等。敦君に買って貰ったのか?…………はあ。」
「うわっ、直兄煩…………違うし、“関係ない”し。」 「“スト”っち?て、なに? 直兄?」
「プレイヤーネームだろ? 変なネーム…………うわっごめんなさいっ」
「スト君。顔“怖い”ぞ? おまえーー俺達“先”いくぞ? “ユリ”チャンっ!勝手に行かない!
“護衛”置いてくなよな! いくぞ“タケル”、任務だ。」
「おう! そ、だった! おれはまだ“死にたく”はないんだったっ!ストっち、んじゃ後でな〜」
「あ〜頼みます。“ファントム”、“ヤマダ”君、彼女達連れて先行って構わないよ。行かないと“売切れ”る、から。………………“多分”…………ね。」
「まじすか?! つか今日は一体何をーーーーっ」
「うっわ! 出遅れた! 売切れちまうっ!」
「走れビレウッド! 滑り込めっ! 行け!」
「! えっ? あれ?! “サマ・スト”さん?! なにやってんすか?! こんなとこで! 走って!
そして“限定レア”入手を! 是非! そして“おれ”に譲って下さいっ! 全財産注ぎ込んでも良いですっ! ぜぇぜぇ…………だめだ…………“テイマー”体力無っ…………あとは………た…………の……………っ、ぅぅぅ"」
「しっかりしろぉっ! クールラアッシュっッッ!!!」
「いや、“予約”済だし。何で“してない”の? 後“今”、取込み中、です。お先どーぞ。で、“樹海”、“柊基”、“虹大”、…………“どうした”って?」
「いや! “スト・サマ”さんっ!“予約”だなんてっ! さっき知った“おれ等”になんて無茶をっ!」
「………………“ラッシュ”、アイツ“等”行っちまったぞ? 行・く・ぞ? 邪魔したね。」と、
“タウングラン”は言ったので在った。直夏は片手をあげて、対応した。“無言”だった。
“悠緋”達は、茫然と“在”たーーが。勿論“彼女等”も。
××××××××××
「“俺”は“たっちゃん”だから。」
「ーーは?」
「あ、おれ、“あきちゃん”ーーだから。」
「あ"?」
「っ、そういう“こと”なら、おれは“ダイズ”ーーだから。」
「はあ?」
「“プレイヤーネーム”だよ!」
「嫌、だから。何だよ“ダイズ”って。此の野菜嫌い。特に豆類嫌いじゃ無かったか?御前はーー」
そうなの? “虹大”?
「! ばかじゃん! 直兄! 大人のくせして! “サイコロ”って意味だからな!」
「……………………。馬鹿は御前だ……………虹大…………やべえ頭痛え…………っ。」
「はあ?!」
ん? 虹大…………“サイコロ”って確か……………
「“虹大君”、だったか。俺“悠緋”な? あのな? “ダイ『ス』”ーーな?」
「は?」
「あ〜“僕”、…………あのさ? 濁らないからな? 発音。…………“ダイ”『ス』です。………………」
「…………、馬鹿だな御前………はあ。」
“女子”がクスクスと笑ってた。………………笑うこと、ないじゃん。………………っ“ひどい”、な。………………………………っ
そしたら“遊川”さんが、笑いながら“言った”んだ。
「おにいさんっ、そのひとたちより、いっしょに“いきません”かっ」て。
「“パーティー”?組んでくださいっわたしたち“初心者”?なので、色々おしえてくださいっ!」って。
× × ×
「? ごめん、悪いけど。」
「えっ! どうしてですかっ? さっきいっしょだった人たちは、いっちゃったし、今“ひとり”でしょ?」
「あのさ、悪いけど“俺”は今“仕事”として“イン”してるからさ。“パーティー”は組めないよ。まあ、普段から独りでプレイしてるけどな。“ファントム”君、悪いな、此の子達“中”連れてって。俺は“たっちゃん”達に聞く事有るから。なあ? “御前等”ーーっ」
「待って、よ。……………俺等だって“イベ”楽しみに来たんだ…………“参加”させて、よ。…………」
「樹海、本当に素直に言えよ。金はどうしたんだ? “お父さん”じゃ、無いだろ? 柊基、虹大、
御前等もだ。此のゲームの値段“知ってる”のか? 」
“たっちゃん”は溜息ついて、向こうを見てた。××××
「おい、直。御前あんまり俺の従兄弟“苛めんな”よ。“樹海”、おまえの欲しがった奴な、一応“確保”して在るが、な? 他の奴“売り切れ”ちまう、ぞ? 早く来ないと。 柊と虹も、さっさと来いよ。“買ってやらない”ぜ? “愚図”には。行くぞ? ひよこ共。ぴよぴよとついて来いよ。ーー」
「! あっちゃん! やばいすき! 」 「ああ! あっくん! 」 「うそ"スポンサー“あっくん”なの?! っ、しらなかった、ぜっ」
「敦之〜間違った、“A-TU.”く〜ん、皆“在”たの〜? あ、在たね。」
「!」
「こんちゃっ! 間違ったっあ! “ぽん”ちゃん!」
「いえ〜い、“ダイズ”〜ところで何で“ダイズ”? 前から聞こうと思ってたんだけど、ね?」
「「聞かないで、あげて?」」 「え?」
ーーと、“みんな”が言ったんだ。××××
「“敦”、君、……………さあ?」
「何、」
「……………あんまり彼奴等甘やかさない方が…………」
「ちゃんと“対価”払わせてる、よ。」
「………………“何”…………、を?」
「“子守”。」
「…………………あのねえ。」
「直、おまえ、さ。“夏”が“特別”だから、気付いて無いだろうが、子育ては普通は“大変”なんだぜ?
御前は“苦労知らず”だろうが、な?」
「俺だって“参加”してるよ。」
「嘘吐くな。殆ど“叔父さん”だったじゃ、ねえか。夏が育って“陸君”が“父親”とか、言い出さないと、良いな? “直夏”・君。 ーーふっ。御前、ーー“顔”。」
“酷い”ぜ?と、“敦之”事“非公開・非表示”は言ったので在った。安定の“イケメン・フェイス”で。“ストレートサマー”は苦笑い酷かった。
“店内”にて。“女子”賑わいも、“酷かった”のーーだが。××××××
「あっ! 戻って来た!」
「敦之さん! これ、あとこれと。これ! ……………これも良い?」
「ちょっと! 私が先〜っ敦く〜んっ」
「あ〜もう、“全部買ってやる”って、言ったろ。揉めるな。“店内”だそ。もう会計して良いのか?」
「駄目! 敦之さん! “私”のも! 後此方は“絵理撫”さんで〜す。宜しくですっ」
「……………友理奈、さあ? おまえの“旦那”此処で青褪めてるが、良いのか?」
“非公開”さんは、そう言ったので在った。つまり“少女達”も、青褪めたのだ。“周囲”の“客”迄も、巻き込んで。
「“海水”、会計して? ん? 混んでるか?」“非公開”は言ったのだ。そして言われた。“未だ”と。
「“なっつ”ちゃんが、未だ悩んでるよ?」と。“美人”を指した。そして“もう一人”も。
面倒臭がりの非表示は言い放った。「良いよ“全部”で、」と。そして“周囲”の“少数”の、男共も。ーー青褪めたので在った。××××
「それがな〜敦君よ、駄目なんだと。“個数制限”、在った。“ギフト”利用してな。後、“三つ”迄だと、さ?
すまんな? “うちの”も悩んで、悩んで“五つ”迄“絞った”んだが。二つ程“頼む”わ。あ、後で“払う”からな。」
と。“子供”二人抱えた“男”が立って在たのであった。“郡”は思った。“?”と。
フリーフィールドは“小学生以上”で、利用“可”なのにな?ーーーーと。3歳“位”の、子供達だった。
「………………、? ふたご?」と。
「“敦之”さ〜ん。俺達“軍資金”無いんで。“俺”達にも、買って下さい。俺“此れ”が良ーな。“蘇生”つき。」
「高っか。ファントム…………おまえ……………」
「良いけどさ? 一個で良いのかよ?」
「!」
「“あつ”たん! それ一個で“いくら”すると?!」
「あつ、さん。太っ腹すっね。んじゃおれ、“これ”頼みますわ。つか何で“金”持ってんすか?」
「は? 其の辺の敵倒しゃ“くれ”んのが、“ゲーム”だろうが。直ぐ満たんに、為りやがる。“貯金”システムが在る訳だよな。な? 和希?」と。
「因みにだが、ガーディアン君達よ。“予約”は“リアル”でして来るんで“現実マネー”ですよ。俺達には“そっち”のが“楽”だったけどな。“受取り”に“ログイン”が要るのが“玉に瑕”て、処だ。なあ? “敦”君?」
「ぱぱあ〜“なご”にもお! なごにもお! あくちぇちゃりい!欲ちい! ままと“お揃”っ
後“ぱぱ”も! もお〜っ」
「! “こお!”ちゃん!もお! !もおお!」
「“買った”・で、しょ。」
「「!! もっおっ、とお!!」 いっぱいっ!」
「だから。“紅希”君と、“和夢”君は“聞き分け”て、下さい。“制限”が在るので、もう“此れ以上”、買えません。あ、“敦”、もう一個。“一個人最大購入数『50』個”『迄』、ーーだった。すまぬ。俺は“突破”したから、後は頼む。悪いな?」ーーーー
“敦之”は応えた。「はあ?」と。『100』に「しろよ?」と。“海”と“深織”に、咎められた。“用意出来る訳無いでしょうっ!!”と。“手作り”、故に。
「敦之さん! 計算出来ない訳無いでしょうっ! 一個人制限数『100』なら! 俺達“何個”作れば良いのよ! 無茶言わない!!」
「……………分かったよ。深織……………切れんなよ。」
「切れますよ!」
「あ〜敦、兄ちゃん。深織君徹夜続いてて………気が立ってるから、ね? 気を付けて?」
「はい、はい。ごめんよ。」
「深織、頼む。子供達“怯えてる”から、少し………“クール・ダウン”…………、して、くれ。な?」
「ふしゃ〜っ!」
「あ、切れた。」 「切れてる、な。」 「ごめんね? 深織君? 大丈夫?」
「……………うん。大丈夫だよ、海君。“ごめん”ね。さあーー“売”ろ・う!」
だが然し。“ギャラリー”は言ったのだ。「一個人“ひとつ”買えんで、」
「パーティーでようやく“ひとつ”な」 「俺等て、なに?」と。
『相変わらず………“目立つ”人達だなあ………………』と。




