にばんめ。“彼女”達の、目的。
「あ〜もう! “鷹野 郡っ”! ムカつくっもう!」
「“ゆっな”、おちつけ〜」 「そうそう」
「いーじゃん、もう。おかげで“カッコイイ”ひと、“みつけた”し。」
「あ〜、ま〜ね。」
「なによ〜? ノリ気じゃナイの〜?」
「ちがうよ。“ノリ気”だよ。だって“カレシ”ほしくてはじめたんだよ!」
「じゃあ“なに”よ。」
「え〜…………逆に“カッコ良”スギ、なかった? …………“中学生”ってバレたら…………キラわれ、ナイ? それに、さぁ……………“美津原”…………とか。………………。“オシク”なかった?っ」
「え〜? そうかなあ? だって美津原って、“コワ”く、ナイ?」
「あっ! ワカル!」
「ねっ!」
「“ムリめ”ダヨネ?」
「“顔に似合わず”って、ヤツ? 美津原はヤメとこーよ? ね? あっ、“こんにち”わ〜っ!」
「ごめんなさい〜おまたせで〜すっ。」
× × ×
「こんにちは。」
「どーも。」
「わっ、おともだち“さん”デスか? はじめまして! わたし“ゆっな”ですっ!」
「どーも、はじめまして。“PHANTOM・STATION”です。」
「はじめまして!」 「“かざゆ”です!」 「“あーしゅ!”です。」 「ミントキャンディーです。」
「“ヤマダ”さん! “他のみなさん”は?」
「え? …………他?」
「あっ、えっと。…………おふたりだけ、でしたっけ?」
「あ、え〜と。“知り合い”が“イン”してれば、“つるむ”けど。皆“気紛れ”だから、なあ。…………ごめんね?」
“そうなんですね”と“ゆっな”が代表の様に、言ったので在った。××××
そして“PHANTOM・STATION”が、“あっ”と言った。
「………え?」
“ゆっな”は“なんだろう?”と思い、声に出したのだった。“PHANTOM・STATION”の、視線に。“遠く”を見て在たのだった。“彼”は。××××××そして言った。
「“ストレートサマー”さ〜んっ!」と。“手”を振ったのだ。“どもっ”と。“プレイヤー”に。××××
“プレイヤー”には“連れ”が在た。そして此方へやって来た。“二人組”だった。“連れ”は“女魔道士”だった。
なので“ゆっな”達は、“むっ”としたのだ。×××ד事情”も“知らず”に。
ーーと、“その後ろ”から、小走りでついて来た“者”が、在た。更に、もう一人。その者はゆったりと、緩い歩みだった。××××それで“ヤマダ”が“あれ?”ーーと言ったので、在った。××××××
「あ、どーも! “タケル”さんに“マーム”さんっ。“ストサマ”さん、こんちはっす! 今日は“ユリーナ”さんまで“一緒”ですか。ははっ“仲良い”な。……………っ」
「……………どうした“ヤマ”りん。…………なんで泣いてる?」
「…………………っ、泣いては“いない”っす! っ、!」
「“ど〜も〜”ヤマダくん。其方こそ? 今日は“大勢”ね? あ、ゆうーーいたっ、ちょっ、すぐーーっ、痛ッ!!! ちょっと!」
「“ストレートサマー”。」 「と、“ファントム・ステーション”だから。…………はあ。たくっ。」
「悪いな“ファン・トス”くん。はあ。全く“ユリーナ”さんは。はあ。」
「………………“失礼”な二人ね。“おにいさま”に“言い付け”て、やる。」
「なっ!」
「やめろ、ユリ。何を“言う”気だよ……………恐いぞ御前……………」「ストっち、ストップな。」 「だ〜ね。“暇”無いぜっ?」 「はっ! そだった! っ、私とした事がっ!」
「………………どしたの? “おねー”さま。」
「ゆっ! っ、くっ、! “おとうと”よっ! “急ぐ”わよ! 付いて来なさい! 行くわよ!ヤマダくん!」
「はあ? 何言って此の“おねえさま”は。俺にだって“都合”と“用事”が…………」
「うっさい! 付いて来いっ! “後悔”するわよっ“マーム”さんっ、“タケル”さんっ行きますよっ!ーーーー」
「!」 「おっけ〜“ユリ”チャン、“いつでも”どーぞ?」
「ごめん! ヤマダ! 予定変更っ! “付いてく”ぜっ 又なっ!」 「待て! 俺も行く! ユリーナさんっ!」
「は〜い、了解☆ “跳び”ますよお〜」
「! たくっ………」
「待って“ユリ”姉! 其処の“女の子達”俺達の“連れ”っ! ゆっなちゃん達! 悪い“移動”するよっ!
“話”は“後”にしよう! ユリ姉頼むーーーーっ」
「も〜“仕方無い”、なあ。 はい、“半径1メートル発動”だよ☆ 全身入れてね☆ 入って無い子は置いてきますよ☆ ーーーーーーっ、[シークレット・ショップっ! 深海の“海”へ!ッ!]」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ
“ユリーナ”の“呪文”は“発動”したのだ。彼女“オリジナル”・呪文。移動専用、“半径1メートル以内の『プレイヤー』及び、プレイヤー“ペット”や“テイム”済モンスターも、含む。『対象』呪文”ーーで、在る。
注意書きとしては。『但し』、『半径1メートルから、少しでも対象と成る“プレイヤー”がはみ出して居た場合は、その効力は及ばないーー』だった。
“呪文”を目撃した“プレイヤー”達は、どよめいた。『…………人数多かったよな?』と。
「え……………今の“呪文”…………何?」
「わかんねえ……………」
「…………“聴こえ”た…………、か? おれ、聴こえなかった。………え? なんで??」
「いや、“シークレット”機能だろ? “呪文”隠しだよ。多分“オリジナル”なんじゃん?」と。
“ざわつい”たのだ。“そんな事”より……………と。
「……………“おねえさん”…………“かわいかった”…………、よな?」
「いや、“色っぽ”かった、が?」
「“色っぽ”・可愛い。」
「まぜんな。」 「評価すんな。」 「てか、“衣装”だよ?」
「あ〜“良かった”ね。」
「うむ、“最高”だった。」
「ちな、“あれ”、『ストサマ』さんだよな? 一緒に居たの、さ?」
「……………………………………………………、は?」
「…………………………………、あ? “寝ぼけ”てんのか? “ストレートサマー”さんて、“レアキャラ”だぞ? ん? ………………待って。 おねえさんの“色気”で、惚けてたのは“俺”だわ。
“マーム”さんに、“タケル”さん、……………か? “あの”人達。………………え、待って。
つか“ファントム・ステーション”さん、居なかったか? ……………居たよな??」と。
“ざわつい”たのだ。「んで? “あの女子・連中”は、ーーなに?」と。「“さあ”?」ーーだった。××××
× × ×
「ーーて、事で。“行こう”ぜ?」と、“たっちゃん”が、言ったのだった。“シークレット・イベ”なんだぜと。
「“資金”は?」
「大丈夫、“何とか”『なる』から。」と。
× × ×
“ゆっな”こと、リアル・ネーム『遊川 尚子』という少女は、思ったのだ。
“彼氏”が欲しい!と。“もう私中学生なんだよっ!”と。“都市伝説”とやらとか、なんとやらで。“聴いた”のだ。
“フリーフィールド”は“恋人”が『出来る』“ゲーム”なのだと。製作者に云わせれば“間違い”で在ろうーーが。
露程も知らぬ“少女”は、“此処”迄“やって来た”のだ。“御苦労様”で在るが、今は未だ“知れ”無い。
“鷹野 郡”は、教室で友人達と“ゲーム”の話をして在た“時”に、彼女ーー“遊川”から、話し掛けられ、驚いたのだ。今迄“嫌われて”いると、思って在たからだ。そして其れは誤りでは無かった。
“少女”達は“鷹野 郡”が、嫌いだった。理由ならば、在る。同級生の“イケメン”トップ“スリー”とも、云える、
“男子”達が、何故なのか“郡”と“仲が良い”のだ。其れが“ムカつい”たーーのだ。“彼女”達、には。
その三名の男子生徒は、女子人気も何のその。媚びる事は無かったのだ。特に親しく在る“女子”いない“彼等”との『接点』を、やっと“見付けた”のだ。ゲーム等興味無くとも、“振り”をしたのだ。
郡が“フリーフィールドを始める”と聴いて、“付け込んだ”のだ。“私達もよっ!”と。“偶然ね!”と。
“四名”の“少女”『達』は。上手く『郡』を“利用”『する』つもりだったのだ。けれど。
如何も“作戦”を、ーーーー『変えた』“様”だ。“出会い頭の『イケメン』”ーーへと。
“偶然”、先に“ログイン”した“少女達”は、嫌“ログイン”は、偶然では無い。
ログインして其の“先”に“偶然”『在た』のが、“悠緋”事『PHANTOM・STATION』だったのだ。“DeepMaker.”、そして“ヒロ・AKI”と、雑談中だったのだ。
此の“三名”は、“リアル・ステータス”入力者だった。“ヤマダ”氏は、違うが。
“悠緋”、“DeepMaker.〜仲嶺 深織”、“ヒロ・AKI〜事、相瀬良 広陽”、“彼等”の“リアル”『外見』は、『イケメン』の部類だった。つまりーー
“そういう事”だ。リアル・ステータス“入力者”は、顔等も反映されるのだ。勿論。“身体能力のみ”、反映する事も可能だが、深織達此の三名は、そんな事はしなかった。“不要だから”と。
何故なら“悠緋”は“モデル”をしている“大学生”で、彼の顔は雑誌等に掲載されている。更に彼はフリーフィールドプレイヤーを、名言している。隠していないのだ。製作者・“華月 陸”は友人、華月 海の『兄』であり、鹿島 悠緋にはモデル業務の『マネージャー』でもあった。
悠緋事“PHANTOM・STATION”は、フリーフィールド“宣伝部隊”なのだ。其れは“深織”も同じで在った。
仲嶺 深織は“モデル”では無いが、『アクセサリー・デザイナー』だ。現役大学生ながら“ショップ”経営をし、此の“フリー・フィールド”とコラボしているのだ。“華月 海”との『共同』“経営”で。
とは云うが、ショップ・スポンサーが、華月 陸なので在る。さておき其れは周囲周知の事実なので、深織の“顔”も“又同じ”だった。つまり今更隠す必要も無いのだ。
“広陽”については、他の理由だった。“別に隠さ無くとも困ら無い”だそうだ。
“高校”時代、友人となり未だに其の関係続く“彼等”は、偶に此のゲーム“内”で、時間を共にする事も有るーーの、だった。今日は“其れ”だった。偶然“三名”一緒だったのだが、“其処”に偶々“ログイン”して来た、何も知らない“女子中学生”達は、高校時代“もて”ーーるーー処か、些か“伝説”迄母校に軽く残して来てしまった“彼等”を、謂わば『目撃てしまった』ーーのだ。
“キラッ・キラッ”だった。ーーーーーーーーと。
そして。
“彼女達”は、思ったのだ。“ストレートサマー”を『目撃たーー』のだ。“周囲”とは違う“認識”だった。
フリー“フィールド”謂わば素人な、彼女達には、プレイヤー垂涎有名プレイヤーはただの“イケメンさん!”としか、『観れなかった』のだ。
彼氏にしようと“目論んで”在るが、先に言っておこう。ストレートサマー事、名をーー『佐木 直夏』と云うーー“彼”だが、“既婚者”だと。何なら“子持ち”だとも。
つまり“ユリーナ”嬢事、“佐木 友理奈”嬢の、紛う事無き“旦那”で、在る。“勿論”だが。
らぶらぶ違わない“彼奴等”で在る。“彼女達”の目的知らない“彼等”にはーー嫌、まあ、
“後悔”はーー“しない”で、あろう。“連れて行った”『事態』を。“彼等”の“方”は、ーーーーだが。“恐らく”は。
問題は御気付きの通り、“郡”達と『鉢合わせる』で『あろう』“事態”の方で“あろう”と。
今は未だ“さておき”なのだが。




