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12『レイド・ボス』、“ラッシュ”.

 『俺』達は、空を見上げた。だって『そこ』に、ありえない『数』の、どうみても『ボス』が、溢れて『在』たからだ。××××××こわあっ!めっちゃこわい!





 「どうする?」



 「あ〜先ず移動? 此方よりあっちのが、やり易いな。行くか。」




 「あ、じゃあ『僕の周り』、集まって〜ほら、敦兄ちゃん達も。『行きます』よお。」



 「ん?」



 「何するんだ? 海ーーーー」



 「良いから。『半径1メートル』発動だから。ほら。 『祭り』に『遅れる』よん。♪♬♫」






 ?! なにそれ?! ーーーーと、思ったけど、そんな俺を“師匠”は、ひょいっと、したのであった。“持ち運ばれ”ちった。orz.orz. 俺、ちっちゃっ!





 「ーーーーーーーーっ、!!! ーーーーーー?」




 ……………………………? …………………、?!





 「到着っ。て、大した距離じゃ無いんだけどね。……………ん? あれ……………?」




 「え?」





 「! っ、は?」






 「あっ、和希しゃんっ、海君っ」




 「あ、海君っ、『ぱぱ』が、ね?」





 はいっ?! 『でっかい(多分レイド)ボス』の間を抜けて、ひょいひょいっと、『子供』が、走って来たんだけど?! なんっでっ?! しかもかわっ! 可愛いっ! マジモン・天使!走ってきた!





 何事?!




 ❏    ❏    ❏






 「は? 真琴まき理桜りおかっ?!」



 “イケメンの、オニイサン”は、そう叫んでた。横でカイが、“みたいだね〜”と、案外暢気で俺、イラッ!と、来た。ーーーー“救け”に、走れよ! オマエはっ!と。×××××דカイ”、使えねー。はあ、たくっ。××××××××





 『レイド・ボス』の背後には、気付いて集まって来たのだろう。結構な数の『プレイヤー』達も、居たのだった。『観てた』だけだが。『戸惑い』優先だよーーな。俺も他人のこと、言えん。××××





 そんな時だった。【ワールド・アナウンス】が、唐突に【入った】のは。












 【海〜聴こえる〜?】と。











 【ワールド・アナウンス】………………………で、合ってるよね? 俺とかにも、【聴こえ】てんだから。




 ん? この声って?





 「あ、陸兄ちゃん。【聴っこえ】ま〜す。何〜?」



 カイはそう言ってた。………………なんか“マヌケ”てんな。orz.




 「! ぱぱだ! 真琴たん! ぱぱだよ!」



 「うん、“ぱぱ”ね。しぃ! 黙って、理桜たん! 聴かないとっ」



 “天使”チャン達が、そう言った。………………パパ?! なぬ?! 陸ちゃん先生の、子供?!



 天使チャン“達”が?! ーーーーーー似てる! すげえ“可愛い”もん! 流石! すげぇ!でも、何で居るの? ーーーーーーーーーー




 【海、ちょっと《暴走》起きてるからさ? 悪いけど《其れ》、倒しといてくれる? その間にお兄ちゃんが、《どうにかする》から。《宜しく》ね。あ、真琴達が、《ラグラ》心配して《行った》から、そっちも《宜しく》ね。後で《迎え》に行くから。じゃあね。ーーーー】







 「了解、【お兄】ちゃん。さあ、《どうしよ》っか、なあ。♪」



 「わ〜海君愉しそ。」



 「“水を得た”ーーだね。しかし、“多く”無い? どうする? “各個撃破”?」



 「それしか“無い”だろ。行くかぁ。」



 「待って、未だ“無敵”状態だよ。ーーーーもうちょっと。」






 “カイ”達は、そう“言って”た。ーーーー“余裕”だな。流石、そこは“ランキング・1位”ーーーーだよな。



 “カイ()”イコール『Water(ウォーター)Sea(シー)』は。ーーーーくやしいが、なっ。!





 すると。






 『師匠』が、言ったんだ。『海ーー』と。






 ❏   ❏   ❏






 「え? 何ーー? 『ぶれんど・ますた〜』さん。」




 「嫌、『一先ず』、俺に任せてみないか?」




 師匠、かっけぇ。『イケメン・笑顔』で、にっとしたのだ。悪いお顔っ! 惚れちゃうぜっ、いや、もう惚れてるぜっ。『カイ』と違って、格好良過ぎる! 弟子にして! あ、“弟子”だった。えへ。




 ❏   ❏   ❏





 「先刻さっきは和希が『片付けて』くれたからーーさ。が、『数』が、『あれ』だし。先ず『減ら』さんか? 『俺』の“得意分野”だ。 ーーーーどう?」





 カイはつまらなそうだった。






 ❏   ❏   ❏




 「……………カーズィ、嫌、ブレンド・マスターさん『出張る』程じゃ、無いのではと、思いますけど。」





 「深織。 ーーーー俺は“カーズィ君”に、任せた方が、良いと思うけどな?」



 “地味”〜な、顔した、さっきの“カニ・バスター”さん(名称・不明)が、そう言った。





 カイはおどけた。“お好きに”と。××××××




 「………………、海、君。………………、良いの?」



 「良いも悪いも、揉めてる“時間”無いよ?」





 「うわっ、“無敵時間(タイム)”ーー終了かよ。」



 !












 “師匠”が、消えた。“俺”の視界から。××××××あ、居た。




 師匠は丁度レイド・ボス達の“中央”になるように、移動したみたいだった。“早業”で。見えねーっorz.orz.orz.







 ❏   ❏   ❏




 “ブレンド・マスター”は、唱えた。「“ウェブ”ーーーー」と。其れは“魔力の波”だった。





 “津波”だ。《ボス》達を、《襲った》のは。其れこそ《レイド(急襲)》状態に。××××××っ





 “波”は、辺りに在た《全ての敵》を、あっさりと呑み込んだ。それで《全て》だった。




 ❏   ❏   ❏




 【グロテスク・フォッグ・ミストは、HPが尽きました! 消滅します!】


 【ハイランク・アンデッド・ウォーリアーはHPが尽きました! 消滅します!】



 【デビル・バーサーク・ナイトメアスはHPが…………………っ】





 ーーーーーーそんな【レイド・ボス(ラッシュ)】の消滅アナウンスが、しばらくーーーー鳴り止まなかった。××××××××××師匠ぉ。………………………、【一撃(全滅)】なのぉ?





 《俺》は《絶句》だった。





 ❏   ❏   ❏




 「…………、真琴たん。カーズィしゃん、凄いねえ。“ぱぱ”みたいだね。ねえ? 海君?」



 「う〜ん。理桜の“パパ”の方が、もっと『凄い』んだよ。『格好良い』しね。 ね? 真琴?」



 “カイ”は、そう答えた。おのれ! カイっ、師匠をばかにすんなっ! 







 「カーズィ君、お疲れ〜流石“器用”の塊だよね。 “周囲”に被害出ない様、“魔力”『消す』とか。」




 ん? “かに・ばすたー”さん、なに言って?




 「和希のが、器用だろ。 な、敦之?」




 「和希は“規格外”の、変人だからな。」



 「ひでー、敦之さん。俺『まとも』よ? 『一般ぴーぽー』よ?」




 「………………、おまえ。」





 「はい、敦兄ちゃん、和希先生、巫山戯ない。『次』、『来ます』よ〜。」













 「は?」




 「ん?」










 「え?」




 「? 『次』、来ます『よ』。 三人共、相手『陸兄ちゃん』だよ?」





 「あ、」




 「………………、はは」









 「確かに……………『陸君』なんだった。…………………。はは。」






 「次は僕『も』行こ(・・)〜。 『DeepMaker』君、『ヒロ・AKI』君、『宜しく』ね? さ、頑張ろ!」








 “敦之”事、プレイヤー設定ネーム(非表示)『A-TU.』は、言った。「道理で海が、すんなり大人しく引いた訳だよな。」と。××××××






 ❏   ❏   ❏





 「その前に、」と、海は又言った。





 「え〜“皆”・さ〜んっ。 聴いて下さ〜い。  先程『以上』の『バグ(システム・トラブル)状態』の『レイ・ボス』ラッシュ(丶丶丶丶)が、このあとも『こり』ま〜すっ。 レベルに未だ自信『無い』方は、『待避』、『撤退』して下さ〜い!




 『巻き込まれ・死に損(丶丶丶)』しますよお〜。恐らく『敵』は、《最低レベル》【100】以上の、【バグ(システム異常)】です。 因みに、《僕》、今『レベル98』なのでえ、恐らく『倒せ』ま〜す。




 なので《待避》で《僕に任せて》下さ〜い。お願い・しま〜す。」






 一瞬勿論“しん”と、なって。……………………………、《はあっ?!》となった。《レベル100?!》





 「れべ! れべる?! 98?! て、なんだあ!」




 代表のように叫んだオレを見たカイが、冷たいまなざしで、こう言った。









 「……………。『レベル』も『知らない』の?………………。はあ。」と。うげっ、むかつき、むかつきしか、ないッ!………………………、イツカ、イツカ、タオス。マッテロ、カイ・メッ!






 ❏   ❏   ❏





 小声で“華月 海”は、言った。“無理そう”と。





 又小声で、こう言った。“和希先生”…………と。




 ×   ×   ×




 「誰か、“護衛”ポジ、頼めますか? カーズィさん、やる?」



 海の言葉に、真琴と理桜の視線が、カーズィへ向かって、気付いたカーズィは“そうだな”と、答えた。



 「俺が“向いてる”かも、ね。理桜・真琴。カーズィ“おじちゃん”とこ、おいでや。」


 手招きした。理桜と真琴は、頷いた。素直だった。一度理桜が、不安そうに、カーズィの手を取り、握った。見上げた理桜を、見下ろしたカーズィは、にっと笑って応えた。理桜はこくんと、頷いたのだった。





 そして。“海”の“予想”と、違わなかった。“ラッシュ”ーーーーーーーラッシュ?














 「っ、て! “多い”わっ! 陸君っ! 本気まじかよ…………っ」





 「うっは。“愉し”そ〜(冷汗)。」



 「広陽、……………素直に、泣け?」





 「嫌、ビジュアル的には、さっきのより、……………、まし?」





 「…………………、レベル『的』には先刻さっきより確実『強い』ぞ。気を付けろ。」




 「『鬼畜』って『此れ』の事やね。敦〜どう? やれそ?」




 「………………、は? 和希先生? 何をーーーー」




 「ん? みおりんや。 『順番』的に、ね。『敦之さん』なのよ。な? 敦?」





 「なあ、海? 先刻さっきの『無敵状態』言ってたろ? 『今』は?」




 「え〜? 何? 又僕、出番『失う』訳? はあ。ーーーー『今』かあ。ちょっと『待っ』て。」






 『海』は『魔力システム』を、発動させた。××××××






 「今『違う』ね。攻撃『当たる』よ。」




 「『了解(そりゃどーも!)』」




 『A-TU.』は、飛び出して『行った』のだ。『ヒロ・AKI』、『DeepMeker』は、其れを『追え(追跡不能)無かった(だった)。『悔しく』も。××××××『WaterSea』は未だ『余裕』の、したり顔だった。××××××。










 《レイド・ボス》の一体の前に、彼は辿り着いた。途端、《相手》を、ぶち殴った。《無謀》とも思えたが、果たしてそうでは無い。《急所》は心得て在た。《格闘家》のサガゆえに。





 『空手』、『合気道』、『古武術』、『弓』、『剣道』、『柔道』ーーーー『護身術』の、道理。ーーーー又、『他』にも。ーーーー亡き『父』に、叩き込まれたのだ。



 父『美津之』は、『此の星』の“神”が一神なので、死んだと『云っても』ーーーーだが。それは『さておき』で。『リアル・ステータス』そのままの《敦之》の《技量》は、炸裂した様だ。





 唖然茫然宜しくの、一般プレイヤー達、観る『其の中』で。敦之は『ギャラリー(周囲)』気にする性格でも無いので、『やりたい放題』だった。つまり『和希』より、余程『(滅茶苦茶)』かった。





 レイド・ボス《大惨事(事件)》で、在る。後にも先にも。××××××××





 ❏    ❏    ❏




 和希は余裕で、『其れ』を観て在た。カーズィも『其の横』で。海は苦笑だった。『グロい』と。






 「………………広陽、おまえ、さっきよりグロく無い・言わなかったか?」



 “深織”が、言った。広陽は答えた。




 「ごめん。訂正する。」



 「………、だな。」



 「はい、……………………。すみませんでした。(反省)」






 “うさぎ”ペットは、【理桜】の腕の中で、フリーズして在た。





 和希が、ふと言い出した。



 「ん? 和希? 何?」



 カーズィが、聞き返した。





 「ん〜嫌、敦之に『刀』持たせ無くて、『正解だったな』って。敦、武器の扱いセンス『凄くて』さ、武器持つと『パワーアップ』しちゃうんだわ〜彼奴『居合い』、『達人級』でね〜『弓』も、やばいけど。」



 “和希”、嫌プレイヤーネーム(非表示)『KAzu-KI.』は、“嬉しそう”に、観えた。××××××




 呆れた『海』は、和希へと言った。“…………、居合い?”と。海は知らなかった様だ。






 「そう、居合い。“夏央”さんが、『手練』なんだけどさ? 海は知らなかった?」



 「『趣味』って、聞いてる。」




 「『趣味』、ねえ。」




 「はあ。………………敦、兄ちゃん。“助け”、要らないじゃん。僕、一応“準備”、してたのに。」




 「? 海は、さ? 敦之“強い”の、“知らなかった”か?」



 「知っては、いたけどさ。普段敦兄ちゃん、強い『振り』しないからさ?」




 「? でも“知ってた”ろ?」




 「まあーーーー。知ってた、よ。でも、敦“兄ちゃん”には、“ちょっと抜けてて”欲しい、僕の希望。」




 「……………、海君。“何で”や。…………敦、強いんだぞ? お前の『お兄ちゃん』達、並に、な。



 何つったら、良いのか。例えばだけど。




 『巧』、『律』、後『悠太』君や『洸』でも未だ、『歯が立たない』だろ? 敦は『そんな』だよ。




 『卓兄ちゃん』達が『強過ぎ』るーーから、敦は『自己・過小評価』なの。其の辺、海、お前と『似てる』よな。はは。」






 「だから『知って』はーーいるーーーー、あ、『終わ』っちゃった。」





 【HPが尽きました。消滅ーーーー】の、アナウンス・ラッシュだった。







 そして『敦之』は、戻った。『茫然』とする『視線の渦中(プレイヤー達の中)』へ。







 「はあ。」



 敦之は到着と同時にそう吐き出した。和希は出迎えた。「おう。おかえり。“お疲れ”」と。






 近くのプレイヤーに聴こえた“声”は、こう言った(答えた)





 「ああ。《手応え》無さ過ぎて、凄え疲れた。レベルが何だって?」と。

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