336.ストーンヘンジでの攻防戦⑩
“エンリル”が粒子となって消え逝くなか、[ポーション類]を摂取しだす我々です。
そうしたところ、
「エンリル??!」
気づいた“エンキ”が、
「許さんッ!!」
こちらへと左手を向けてきました。
【ホワイトビーム】を放つべく。
(皆がまだ飲んでる途中でしょうが!)
そのように私が思うなか、エンキの〝左頬〟に、“ドラゴニュートさん”の蹴りが炸裂します。
兜ごしではあるものの、なかなか威力があったようで、
「ぬあッ?!!」
若干ふらつくエンキです。
この光景に、私の弟である“利勇”が、
「おおッ!」
「なんか〝ライ○ーキック〟みてぇだったな!!」
瞳を輝かせました☆☆
“壱紀くん/陽斗くん/武闘家のサトシさん/機工士のユウジさん/弓使いのリョウさん”も「確かに!」といった感じで✨
まぁ、なんにせよ。
「おのれッ!!」
エンキが、両手で握った[エクスカリバー]を、ドラゴニュートさんに払おうとしたところ、
「サンダー!」
“討伐組の男性”による【雷】がヒットしました。
痺れてストップしたエンキの〝顔〟へと、ドラゴニュートさんがクチから【ブラックビーム】を飛ばします。
それが直撃したことで、[ヘルム]に罅が生じました。
こうしたエンキの[防具]は、至る箇所が、ほんの少しだけ破損しています。
ちなみに、現時点で生存しているのは、[討伐チーム]が100名あたりで、エンジェルソルジャー達は50体ぐらいです。
それと、【体力】に【魔力】のどちらも回復させておきたいので、立て続けに摂っている[モガミーズ&勇者さんパーティー]であります。
一方、人類側の半数ほどが、エンキに【スキル】や【魔法】で攻撃を仕掛けている最中です。
「ぷはッ。」
軽く息を吐いた“アケミさん”が、
「よし。」
ご自身の[ソード]に【白いプラズマ】を纏わせ始めました。
この流れで、
「ソイツから離れてくれ!!」
ドラゴニュートさんなどに声をかけます。
それによって、エンジェルソルジャー集団にも知られてしまいました。
エンキの近くにいた20体くらいが慌てながらこっちへと向かいだします。
阻むつもりなのでしょう。
しかしながら、“神官のカズヒコさん”と“琴音”が、
「閃光!」
ほぼ同時に扱った事で、目が眩み、動きを止めた次第です。
その隙に、
「アルゥティメットゥ、ブレェ――ィクッ!!」
勇者さんが[剣]を下から上へと振るって、直径6Mの【ホワイトサンダーボール】を発しました。
いくらか巻き舌で―。




