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 生か、死か、命懸けのくじ引きゲーム

調子にのって書き過ぎてしまいました。


いつもよりかなり長めのコメディになっています。


どうぞ気楽にお楽しみください!


 密着取材三日目。


 一日経った今でも、腰がドスの効いた低い声で悲鳴を上げていますが……現時刻は、待ちに待ったお夕飯の時間です────イヤッフゥゥゥゥゥゥッ!!


 今夜もイブキさんの作る絶品料理をご馳走になれると聞けば、腰の痛み程度で眠っていられません。というか、楽しみ過ぎて、痛みなんて地平線の彼方へ吹っ飛んでいきました。


 あぁ、今夜はどんな絶品を食べられるのかと、とっても楽しみにしていたのですが……。


「──どうしてこうなった……?」


 それなぁぁぁっ……です。


 英雄様のご自宅で、英雄様、餓鬼衆から来た『猫男』のルキさん、そして私……三人が並んで座る前には、六つのお椀。


 それぞれのお椀に、同じ量、同じ色合いの、素麺が盛られているようです。


「じゃじゃ~ん。名付けまして、『くじ引きソウメン』だよぉ~。六つある内の二つはワレ自慢の特製おつゆ、要は当たりって訳だねぇ」

「他の四つは? 外れのお椀は、普通のおつゆってことか?」

「いやだなぁ、英雄さん。それだと面白くないじゃぁ~ん。もちろん、外れのお椀にも普通とは違うおつゆが入っているよぉ」

「普通とは違う? 具体的にはどんな?」

「……………………(ニッコリ)」

「お前、何入れた?」

「(ニコニコ)」


 イブキさん……無言のまま、めっちゃくちゃいい笑顔で笑っています。


 こんなに狂気的な笑顔は、これまでかつて見たこともありません。もう、楽しそうなモノ見たさで、超悪ノリしているとしか見えないのですが……気のせい、ですよね……そうですよね……?


「うぅぅぅぅぅ……ッ」

「お前に至っては何で泣いてんだ」

「だっでぇッ、兄貴の自宅で、お嬢の手料理を食べられるなんてぇッ……嬉し過ぎて泣ぎそうッズぅッ……里から尾行してきて良かっだぁぁぁ……ッ」

「ぅおい、ちょっと待て。今の言葉の中で、言いたいことが山ほどあるんだが」

「まぁまぁ、英雄さん。是非とも、お腹一杯になるまで食べていってよぉ。この機に、試してみたい味付けが一杯あるんだぁ……今まで、怖くて出来なかったヤツなんだけどねぇ……ふふふっ」

「天使ッスぅぅぅ……ッッ!!」

「最後に呟いた一言が怖過ぎる」


 猫耳をピョコピョコ動かしながら叫ぶルキさん……ちょっと、面白過ぎます。


 ただ、実はイブキさんのことを『お嬢』と呼びたくなる気持ちは、何となく分かる気がするのです。


 誰に対しても『優しく』、周りに伝染するような『明るさ』があり、こうして色々な人へ食事を振る舞う『懐の深さ』、あの小さな身体からは考えられないような『包容力』……そんなものに当てられては、熱狂的なファンが居ても何らおかしいことではありません。


 思わず私も、「お嬢ォォォォォォォッ!!」と叫んでしまいそうですから。と、いうか……気付いた時には、ルキさんと一緒に叫んでいました、はい。


「ふふっ、何だか恥ずかしいなぁ。いくら誉めても天国か地獄しか提供できないよぉ」

「今、地獄って言ったんだが……?」

「お嬢の為ならばッ!! 例え火の中だろうが水の中だろうが地獄だろうがどこまでもお付き合いするッスぅぅぅぅッ!!」

「辞めとけ。本当に地獄に叩き落とされるぞ。こういう時のこいつ、本気でやるから」

「さぁさぁっ! それじゃあ早速始めようかぁ! 天国か地獄か! 悪夢のロシアンソウメンんんんんっ!!」

「おぉぉぉぉぉォォォォォッ!!」

「遂に包み隠さなくなったな……」


 イブキさんが腕を振り上げながら発せられた号令で、場の空気は一気に最高潮です!


 さて、ルールは簡単!


 これから三名でじゃんけんをして、勝った人からお椀を選んで食べていきます。全員が食べ終わったら、もう一度じゃんけんをして、一巡目と同じ様に勝った人からお椀を選びます。


 当たりを引く確率は三分の一!


 お椀の数は六つなので、一人二杯は絶対に食べられるという親切設定なわけです!


 ただ、注意すべきなのは、六つのお椀から自由に選べるということ! つまり、一人が二つとも当たりを引くこともあるし、少なくとも、一人は二つとも外れを引くことを余儀なくされることです! いやっ、怖ぁっ!!


 ですが、あの料理お上手なイブキさんのことです。


 きっと外れの素麺も、美味しく頂けるように作られている筈でしょう!


「はぁい! それじゃあ皆さん、準備はいいかなぁ────じゃ~んけぇ~ん、ポイっ!」

「俺ぇッ! 一番ッスぅぅぅぅぅぅぅぅぅッ!!」


 と、いうわけで。


 一番手はルキさん、二番手は私、三番手は英雄様、となりました。


 ルキさんは意気揚々といった様子で、一番近いところにあるお椀をチョイスすると、まずは嗅覚でその香りを堪能します。


「んん~~……なんというか、優しい香りがするッスねぇ……んじゃあ早速────いっただっきまぁッスぅぅぐぶぇれぁぁぁぁァァァァァァァッッ!!?」

「ありゃぁ、残念。外れでしたぁ」

「……えぇ……?」


 ──って、えぇぇぇぇぇぇぇぇええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッッ!!?


 なんかルキさんが派手に宙を舞ったんですがぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッ!!?


 英雄様が抱き起こして声を掛けるも、「あ~」とか、「う~」とか呻くばかり。


 ほんの一口食べただけで昇天してしまう程の美味しさ……と、いうことなのでしょうか。


「次はアメーリアさんだねぇ。さぁさぁっ、召し上がれぇ」


 な、何が起きたのか理解出来かねませんが……実際に食べてみなければ、何とも言えません。


 イブキさんに促されて、一先ず、一番右端にあったお椀を手に取り、無意識の内に香りを嗅いでみました。


 鼻の中に広がる、甘酸っぱい香り……決してしつこい感じはなく、鼻から通って喉の奥まで染み渡るような、優しい香りが漂ってきます。これだけでも、「美味しそう」という感想以外には出てきません。


 これは……間違いなく、当たりでしょう!


 私自身の食欲に付き従うように、グイッと、素麺とおつゆを口の中へ掻き込み…………。



 ……。


 …………。


 ………………。



 ────ハッ!


 あ、あれ……私は、今まで一体何を……?


 次に目を覚ました時、私は既に横たわっていて……英雄様はお団子を貪り食い、ルキさんは四つん這いになって無表情で床を見つめていました。


「おっ、アメーリアさん起きたねぇ」

「腹の奥で何かが暴れているような…………兄貴ぃ、そんな団子食いまくって何やっているんスか……?」

「──口直し」

「残念だけれど……三人とも、全員でハズレを引いちゃったみたいだねぇ」


 その時、恐らく私たち三人は、同時に直感していたに違いありません。


 次、もしもハズレを引いたら……。



 その瞬間────絶ッッ対に死ぬッッ、と。



 何故なのかは分かりません。


 どんな味だったのかも覚えていません。


 ただ、目覚めた時から、目の前の素麺に対する猛烈な拒否反応が止まらないのです。これだけは、なにがなんでも続けて食べてはならない、と。


「皆さん、ここで朗報だよぉ。残り三つのお椀の内、なんとアタリは二つ! つまりっ、ここからは限りなく高い確率でアタリを引くことが出来ますよぉっ!」

「あ、あのぉ、お嬢……? この勝負、中断するって選択肢はあるんです……?」

「──うん? ごめん、ちょっとよく聞こえなかった(ニコニコ)」

「いや、あのですね、お嬢……俺、ちょっとお腹の調子が……」

「──うん? ごめん、ちょっとよく聞こえなかった(ニコニコ)」

「お、お嬢……?」

「──うん? ごめん、ちょっとよく聞こえなかった(ゴゴゴゴゴゴゴゴッ)」

「…………ひぃぃん……(泣)」


 ────問答無用が過ぎる。


 まさに、『鬼』の名に恥じぬ鬼畜の所業……。


 なんということでしょう……天国だと思っていた時間が、実は既に地獄だったなんて……。


 男泣きをするルキさんを励ましたいところですが、全身の不快感を堪えるのにいっぱいいっぱいで、他の方々を気遣う余裕すらありません。


 そんな中、イブキさんの口から、悪夢の合図が発せられるのです。


「はぁいっ、二巡目と行こうかぁっ! さぁ皆さん、じゃんけんの手を出すのだぁ!」


 いまだかつて、たかがじゃんけんに、ここまで『必死』になったことは一度たりともありません。


 それは、英雄様やルキさんも同じでしょう。


 お二人には申し訳ないのですが────この勝負、死んでも負けるわけにはいきません! だって死にたくないものッッ!!


「いざっ────じゃ~んけぇ~ん、ポイっ!」


 イブキさんの合図で、私たち三人は、それはもう鬼気迫る勢いで自身の手を出そうとしました。


 しかし……私は、すっかり忘れていたのです。


 私たちが相手取っているのは……異世界の英雄、『妖族の代闘者』その人であることを。


「──すまん。今回は、ちょっと早めに上がらせてもらうわ」

「あ、ありゃ……? なんで、グー出しているッスか、俺……?」


 ──んなにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃッッ!!?


 それは、刹那の一瞬でした。


 チョキを出そうとした私とルキさんの二本指を、英雄様は、指先でツンッと押してグーに変えると……自らは手をパーに変えてしまいました。


 その間、コンマ一秒にも満たず。


 代闘者としての異常な身体能力をフルに活かして、一人だけ勝ちをかっさらっていったのです。


 卑怯、というより……単純にスゲェェッ!!


「なんかちょっと怪しい判定だけどぉ……おめでとぉ英雄さんっ! さぁさぁ、どれにしますかぁ?」

「………………」


 英雄様は、三つのお椀をキョロキョロと見渡してから……少し時間を置いてから、左端のお椀を取りました。


 英雄様にはとても申し訳ないのですが……これで彼がハズレを引いて貰えれば、その時点で私たちの勝利が確定します。いや…………どうかお願いしますっ! その強靭な肉体で、私たちの身代わりになって下さいっ! お願いします神様仏様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッ!!


 そして、英雄様が恐る恐るといった様子でお椀に口を付けると……。


「────美味ぁ……っ」

「おぉぉぉっ! 英雄さんっ、お見事アタリを引いたねぇっ! どうかなどうかなぁっ? 結構、味付け自信あるんだけどさぁ」

「美味い、けども……この一瞬まで生きた心地がしなかったしな……」

「ふふっ。英雄さんにも楽しんで貰えて何よりだよぉ。さて、あとはぁ……?」


 こりゃヤベェ……。


 あの英雄様が「生きた心地がしなかった」とまで言ったということは……このハズレ素麺は、もはや人体にとって『ヤベェ』レベルの代物と見て間違いないでしょう。


 これで、完全不戦勝への道は閉ざされてしまいました。


 残るのは、アタリ一つと、ハズレ一つ……どちらかが死に、どちらかが生き残る……敗北だけは決して許されない最後の戦いが、切って落とされようとしていたのです。


 その時。


 何処からともなく一筋の風が吹き抜けてきたと思ったら、黒い翼を広げた『天狗』が姿を現しました。


「──エルマ殿、イブキ殿。ここに外からの侵入者を匿っているという噂を聞きました。詳しい話をお聞かせ願えないでしょう……」


 ────うるせぇぇぇええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッッ!!


 こちとら今命懸けでじゃんけんしてんじゃぃッッ!! 邪魔しないで頂きたいぃぃぃッッ!!


「………………えっと、す、すみません……」

「素直に謝っちゃったよ……」

「まぁまぁ、気にしないでよぉ、天狗さん。素麺食べるぅ?」

「あっ、じゃあ折角で御座いますので、はい……」

「唐突に素直になったな、天狗殿……」


 後ろで英雄様方が談話をする中……遂に、私とルキさんによる世紀の一戦が始まりました。


 ルキさん、次の勝負……私はパーを出します。


「な……ッ!? 何故わざわざ自身の手を教えるんス……ッ!?」

「なんか、面白いことになってきたねぇ」


 ふっふっふっ、先程英雄様の出した手がパーでした……分かりますか? それはつまり、このパーの手は英雄様の力が宿った必勝のパーであるということです!


「なッ、なんだとぉぉぉぉッ!? あ、兄貴の必勝のパワーが宿ったパーだとぉぉぉぉッ!?」

「いや、何の話ですか……?」


 私がどれだけ軟弱な人間だとしても、相手が妖族のお人だったとしても……英雄様のお力を借りた今の私に死角は無しっ!


「ぐッ、ぅ……ッ! か、勝てねぇッ……自分じゃッ、兄貴の力にはッ……くぅぅぅぅぅ……ッ! ど、どうすりゃいいんッスかぁぁぁぁぁ……ッ!」

「何処へ向かっているのでございますか、この三文芝居は……」


 ふっふっふっ……ルキさんの様子を見る限り、完全に意識をパーに持っていかれてしまったようですね。


 そう、これは高度な心理戦なのです。


 言葉巧みにパーを印象付けておき、彼が無意識の内にパーを出したところで、私はチョキで悠々と勝利をかっさらう……まさに、計画通り。


 ふっふっふっふっふっ……これは、勝った!


 さぁ、覚悟して下さい……ハズレのお椀を引くのは……いいえ、地獄に落ちるのはそちらの方ですぅぅッ!!


 じゃぁぁぁんけぇぇぇん…………。


「うぅぅぅッ────ポンッッ!!」

「あ」

「ややぁ?」


 勝負の瞬間。


 私が堂々と出したのは、チョキの手でした。


 対して、ルキさんが覚束ない様子で出した手は、パー………………。



 ────ではなく、なんと、グーだったのです。



「────ヨッッッシャァァァァァァァァァァアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッッ!!!」


 ────にゃァァァァァァァァァァアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッッ何でだァァァァァァアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッッッ!!!


 ま、まさか……あれだけ高度な心理戦を仕掛けたというのにッ……一切通用していなかった……!?


 一見通用しているように見えたのは、私を油断させる為の罠だったのですか……!?


 これが……これが、妖族のやり方なのですね……ッ!!


「おぉっ! おめでとうぉっ!」

「お嬢ぉぉ……っ! 兄貴ぃぃ……っ! おれ、おれぇ、勝ったッスよぉぉぉ……っ!」

「ちなみに、何でグー出したんだ?」

「えっ。いや、もうやぶれかぶれで、手に力を込めたらグーになっていたッス」

「可哀想な冒険家……」

「あはは。それじゃあ、これで本当に勝負が決まる訳だねぇ。さぁ、右か、左か……アタリはどっちかなぁ?」

「ぅ……っ」


 そう、勝負はまだ決まっていません。


 あくまでも、お椀の選択権を手に入れた、というだけの話。ここでアタリのお椀を選ばなければ、真の勝者とは言えないでしょう。


 右か、左か……。


 ルキさんは、長い時間を掛けて熟考し……そして、左側のお椀を手に取りました!



「──お嬢、いただくッス……ッ!!」



 ズズズッと、豪快に一口!


 思わず感嘆の声が漏れてしまう程に、豪快な食べっぷりに、固唾を飲んでルキさんの様子を見守ります。


 彼は、まるで茶道家の如く上品な動きで、ゆっくりとお椀を床に置きました。


「どうだったどうだったぁ? 美味しかったかなぁ?」

「…………………………」

「……あれ? どうした……?」

「……………………カフッ」


 ルキさんは、菩薩のような柔らかい笑みを浮かべながら、僅かに親指を立てると……血反吐を吐きながら、真っ白に染まってしまうのでした。


 と、いうことは……これって、もしかして……。


「えぇっ!? な、何事でございますかっ!?」

「えっと……昇天してね?」

「んん~、残念────ハズレだったみたい」


 ────キッ・タッ・コッ・レェェェッッ!!


 最後の最後!


 完全なる勝利を確信した私は、思わずガッツポーズを決めてしまいました!


 そんな私のことを、イブキさんは拍手をしながら称えてくれます。


「最後に勝利をかっさらったのは、アメーリアさんの根強い運だった訳だぁ。二人の素晴らしい戦いを称えて、拍手っ! さぁ、ワレ自慢の特製素麺、どうぞ召し上がれぇ」


 これぞ、勝利の快感。


 イブキさんから受け取ったお椀の重みを噛み締めながら……また、死闘を繰り広げたルキさんの健闘を称えながら……私は、勝利の素麺を、一気に口の中へ掻き込みました!


 これはッ、これはッ……これはァァァ……ッ!!


「──なぁ、イブキ」

「うん? なぁに、英雄さん?」

「さっきからちょっと気になっていたんだけど、今、天狗が啜っている素麺って、アタリのヤツ? ハズレのヤツ?」

「そりゃぁ、アタリの素麺だよぉ」

「あぁ、そう。なんか、見るからに全く同じお椀を使っているっぽいけれど……『大丈夫』か? 差し間違えたりとかしていないか?」

「へっ?」



 …………………………ァ゛ッ……………………。



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