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三姉妹と未知の海洋  作者: SQUID MILL


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魔の海域攻略編後編 門番討伐

後衛五艦と辺境伯私掠船は三番艦傘下のフリーゲートと連携を取りながら三番艦を超巨大魔獣から降ろし、海面に着水させる作戦に移った。

基本的には三番艦が傘下のフリーゲート2隻と行った門番調理の工程の延長である。

もっとも、今回はアルゴラ大陸海岸まで門番を引きつける作戦は完了しているため、魔の海域のメインディッシュのテイスティング作業済みであり、メインディッシュの提供のタイミングが訪れた。

辺境伯私掠船から提供された大型軟体魔獣は戦艦で損傷させれば門番の意識を本能的に集中させるのに十分であり、門番は大型軟体魔獣を捕食しながら、戦艦に損傷させられた傷により捕食される立場でもあった。


各艦の砲撃のタイミングは三番艦が指揮した。実際にはアナが通信を通じて各艦のタイミングを依頼していた。

そもそも門番からの脱出だけなら、三番艦と傘下のフリーゲートが誘導している大型魔獣の利用だけで、シルフィアの他を圧倒する才能ならば可能であった。

しかし、アナがそれを拒否した。

アナ「たまには他の連中に借りを作れよ。

他の連中にお姫様を助けてさせて意識の連帯感を生み出す、

お前自身も背後に味方が多くいる安心感がお前の可能性を更に引き出すと思うぜ。」

シルフィア三番艦艦長「お姫様、、、」

シルフィアは他の艦が自分を助けるという、これまで味わったことのない感情に浸っていた。

シルフィア三番艦艦長「〜〜お姫様って悪くないかも^_^」

アナは笑いながら、

アナ「やっと自分の特権に気づいたか^_^」

 


門番は四方から大型魔獣に捕食されながら、大型魔獣の食事の邪魔にならにように、戦艦の砲撃が門番の着水している部分を削りとり、その部分が再生をはじめると、魔獣の目線からみると凄まじい甘露な存在なのだろうか、海岸の小型魔獣も一斉に

門番を目指していた。

それとは対称的にミラド船は緊急駆動系を使用し、砂浜に突っ込んで、そのまま海岸林にも突っ込んで行った。

提督一行の情報を考慮し、小型魔獣の対策を講じたのである。

ミラド「...海岸林の向こうは任せていいんだな。」

カルム「はい、海はバァルジモアの庭ですが、内陸からは、私の庭です。」

緊急駆動系の加速は凄まじく、海岸林を薙ぎ倒しながら上陸した。

カルム「…ついに再び上陸か…

再び会えるだろうか…

いや、さすがに墓参りだらろうな…子供達は家業を継いでいるのか…」


門番の巨体が崩れ、三番艦は他艦の砲撃支援のタイミングを見計らい、着水して、門番から脱出した。

三番艦はすぐ様、門番に迎撃する体勢を整えた。

アナはミラド船に帰還するのではなく、三番艦に留まり、三番艦と後衛五艦の連絡係を買って出た。

ジョフキンス三番艦副艦長「…アナ航海士、最後の確認だ。

門番を上陸の手段のために留保するのではなく、シルフィア様の討伐の手柄とするのだな。」

アナ「ああ、…現在の最悪のケースはカーター提督とカルドス艦長が死亡し、結果、艦隊の足並みが崩れる事だ。

その場合、序列の一位となるシルフィアの明確な実績を艦隊全体に認識させる事の方が重要だ。」

ジョフキンス三番艦副艦長「…了解した。

シルフィア様、お聞きの通りです。

シルフィア様自ら号令を挙げていただけますか。」


シルフィア三番艦艦長「三番艦並びに各艦に伝達、対象の魔獣を駆逐せよ!」


シルフィア三番艦艦長の号令の元、三、六、七、八、九、十番艦による砲撃集中連携連撃が行われた。


門番は再生の暇も無く海の藻屑となった。



門番が消滅したのと同時に、

アルグ海域の中心に眠っていた

魔獣アルグスが目を覚ました。


魔獣アルグス「…」

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