魔の海域攻略編後編 有志会合②
シーラ「因果関係は断言出来ませんが、小型魔獣が超巨大魔獣に群がっているため、現在、アルゴラ大陸海岸付近には上陸を妨げている要因が見当たらない、とアナ航海士から報告を受けています。」
マルス六番艦艦長「!?今なら前衛と合流しつつ上陸出来るって事か!!」
アリウス七番艦艦長「しかし、超巨大魔獣に乗り上げいる三番艦を放ってはおけない。
三番艦が超巨大魔獣の楔になっているとしても救出の機会を見計らうべきだ。」
ガルムカス八番艦艦長「超巨大魔獣の巨体を我々の連携砲撃で崩しながら三番艦を着水させるべきだろう。
超巨大魔獣はその後、討伐すべきか!?推定殲滅火力値はどの程度かは算出できているのだろうか?」
シーラ「三番艦の測定によりますと、推定殲滅火力値は720だそうです。」
ミルシュクア九番艦「...後衛戦艦五隻と辺境伯私掠船の連携で三番艦を救出し、三番艦が砲撃に加わわれば、フリーゲートの砲撃を合わせて達成が可能だな。」
アルマンディア十番艦艦長「我々は超巨大魔獣の討伐、上陸は前衛の四隻に任せる形になるのでしょうかな?」
シーラ「一つ辺境伯私掠船の状況を補足させてください。
現在この船は七番艦救出の際に緊急駆動系を使用したため、すぐにでも上陸しなければ漂流の危険があります。」
マルス六番艦艦長「!?なるほど!!そりゃあ、辺境伯の船を上陸させるのを優先させなきゃ、だな!」
アリウス七番艦艦長「勿論だ、助けてもらった身として反論は無い。
三番艦を救出した後、辺境伯私掠船はすぐに上陸すべきだ。」
ガルムカス八番艦艦長「辺境伯の船の上陸に異論はないが、艦隊としては上陸の先頭は旗艦が筋だろう。」
ミルシュクア九番艦艦長「...そもそも前衛の四隻の安否はどうなっている?」
エレンはマストでの命綱を外し、ケヴィンとゾーマの元に訪れてた。
クルーシル商会と四番艦と五番艦の動向を後衛の艦長達と話し合い中の報告すべきか迷っていた。
エレン「正直言って今情報をやたらに共有するのは控えるべきだと思う。
シルフィア艦長の三番艦はともかく、旗艦と二番艦も情報を隠していた事を後衛の艦長達が認識したら艦隊内での対立を生むだけだよ。」
ケヴィン「うむ。アナの活躍で三番艦は連携関係にあると言えるだろう。
後衛の艦長達が我々の船に集結した事が、シーラが描いたキャプテンがバランサーとしての役割を発揮していると言える。」
ゾーマ「で、アナの小娘の情報だと今上陸のチャンスでもあるんだろ?
ペットを切り離すのはどのタイミングだ?」
カーター提督とカルドス二番艦艦長は少数の海兵の護衛をつけて、カルロス船長の集団とともに小型艇で適度な砂浜に上陸した。
カルロス船長「小型魔獣が定期的に群がってくるんで地元の人間は海を忌諱してましてね。
理想的な港が全くないんですよ。」
カルドス「...バァルジモアは魔獣生息地域での港建設の技術に長けている。
すぐに必要十分な軍港を作ってみせるさ。」
カルロス船長「ははは、それは頼もしい!
さて、海岸林を抜ければそれなりに文明がありますよ。」
カルロス船長の一行が海岸林を進行していると思わない人物達に出会した。
シラッド船長「これはこれは、奇遇ですね、カーター提督、カルドス艦長、カルロス船長。」
ジュルヒム四番艦艦長「...。」
ヒューイ五番艦艦長「...。」
カルロス船長「!!?アンタはシラッド船長!?」
カルドス二番艦艦長「ジュルヒム艦長!?ヒューイ艦長!?」
カーター提督「...。」




