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三姉妹と未知の海洋  作者: SQUID MILL


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92/105

魔の海域攻略編後編 傾蓋知己➉

シルフィアの号令を受けたフリーゲート一号、二号船は誘導してきた大型魔獣に砲撃を浴びせた後、門番の周りをそれぞれ別方向へ移動した。

フリーゲートの相対火力値は20とされる。

しかし、それは艦隊の標準偏差値をもとに出された平均の値であり、シルフィアの指揮下である三番艦のフリーゲートは30から40の値を出す事が可能である。

しかし、それでも、フリーゲート2隻の火力では戦艦迎撃支援級が見込める大型魔獣を倒すには至らない。大型魔獣はすぐ再生を始めた。

そして再生反応をしめした大型魔獣は門番の絶好の捕食対象となり、門番は大型魔獣を捕食しようとした。

すると、門番が捕食活動をしようとした瞬間、相対火力値が200を超える三番艦の一斉砲撃が門番に浴びせられた。


門番の推定殲滅火力値は720,

バァルジモア艦隊最強の三番艦の一斉砲撃では絶命に至らず、その圧倒的な再生能力を発揮した。

フリーゲート一号、二号は圏外を目指しつつも、移動途中でも門番に砲撃を加えた。

当然、致命傷になどならないが、別の現象が起こった。

小型魔獣の群れが自然環境下では起こりにくい門番の治りかけの傷に一斉に群がり門番を捕食し始めた。

門番を捕食し始めたのは小型魔獣だけではない。再生反応がほぼ終わった大型魔獣が三番艦から受けた門番の再生反応途中の傷に齧りついた。

三番艦は魔獣達が捕食しやすいように門番を砲撃で丁寧に調理した。

門番はこの海域の頂点から捕食対象へと引き下げられたのだ。


門番を砲撃し、魔獣達に捕食させる。この一連の流れには門限があった。特殊波第二波の発生である。

そしてその予定は三番艦の作戦に組み込まれていた。

アナ「よし!!ビンゴだ!!第一波の時観察した波の二段構造の上段に乗れたぞ!!」

シルフィア三番艦艦長「ドキドキする!!

やっぱりシュトラバルツの魔女は空を飛べるんだね!!」

シルフィアは子供のようにはしゃいだ。

ジョフキンス三番艦副艦長「...イカれてる、、、」


三番艦は門番とともに第二波の上部へと押し上げられ、

空を舞った。


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