魔の海域攻略編後編 傾蓋知己⑨
二番艦船員「カルドス艦長!報告いたします!
現在、門番対応の任務にあたっている三番艦が四番艦に攻撃挙動を加えていた大型魔獣を撃破した模様です!」
カルドス二番艦艦長「!?...。」
二番艦船員「か、艦長、情報を訂正いたします。
大型魔獣は既に2体目の撃破を達成している模様です、、、」
カルドス二番艦艦長「...。」
二番艦副艦長「...よろしいのですか?三番艦には門番対処に集中するように通信をしますか?」
カルドス二番艦艦長「...他の魔獣討伐は任務中の禁則事項ではない。
...英雄的行為に加点はしてやれんがな。」
旗艦観測員「報告いたします!
三番艦が先程の大型魔獣2体撃破に続き、大型魔獣3体をほぼ同時に撃破した模様です!」
カーター提督「!?」
旗艦高官「!?大型を3体同時だと!?
馬鹿を言うな!?に、2体同時ならジェルミの前例があるが、、、いや、その前例がそもそも異常だが、、、」
旗艦観測員「どうやら三番艦艦体で一体目の大型魔獣をすり潰しつつ、二体目を砲撃で撃破し、三体目を門番を誘導させて捕食させた模様です!」
カーター提督(...アナ、、、シルフィア様の殻を破ってくれたようだな、、、)
バァクシン商会系列の探索船は三番艦の異常な行動を把握していた。
バァクシン商会探索船船員「船長!三番艦が不可解な行動をとっています!
門番と大型魔獣を2匹をそれぞれ、傘下のフリーゲート2隻で大型魔獣1匹ずつを引き連れているようです!
門番は三番艦本艦が引きつけているようです!」
カルロス船長「...今度は何をやらかすつもりだ?お姫様!
大型魔獣5匹じゃ食べ足りないってか!
...まだ、アルゴラ大陸の海岸までには距離がある、、、
何企んでやがる、、、」
アナは懐中時計を頻繁に確認しながらアストロラーベで天体観測していた。
アナ「...よーし、方向と流れはこの方角と仮定できるな。」
シルフィア三番艦艦長「...アナ、便利だね、それ。」
ジョフキンス三番艦副艦長「...辺境伯の底が見えませんね。」
アナ「よーし、準備は出来たな。
副艦長、もう反対はしねーよな?」
ジョフキンス三番艦副艦長「...
アナ航海士、、、一言言わせてもらいたい。
...シュトラバルツはイカれてる、、、」
アナ「ははは、褒め言葉って事にしてやるよ!」
シルフィア三番艦艦長「フリーゲート一号、二号船に手順を踏みながら、圏外に脱出し、第二波後、迅速に合流するよう指示を出せ!」




