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三姉妹と未知の海洋  作者: SQUID MILL


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魔の海域攻略編後編 傾蓋知己④

- 少年はドラゴンを訪ね、魔女にした提案をドラゴンにもしてみました。

ドラゴン「我らの境界は我らが区切るものではない。

その境界の基準と秩序は少年に委ねよう。」 -


アナ「...とうとうドラゴンが喋り出したぞ、、、

て、いうか、この少年何者だよ。

人の王には御せない存在、だっけ?

当たり前に交流してるし。」

シルフィア三番艦艦長「...昔、国粋教会の偉い人に聞いた話だけど、、、その少年のモデルって初代皇帝だそうよ。」

アナ「え!?そうなの?」


アナ「ドラゴンが言う、我らの境界って何だろうな。

国の国境みたいなものか?

あるはずがないのにドラゴンと呼ぶための区切り、みたいなのは結局少年の判断次第って事?」

シルフィア三番艦艦長「...アナって結構変な事まで考えるわね。

真面目に考えると、少年のモデルって言われてる初代皇帝はドラゴンや魔女と接触して契約出来る立場だったと読み取れるわね。」

アナ「うーん、絵本にそこまで真剣に考えても仕方ないか?」


アナは子供でも読める絵本の内容の一文の行間に、

本人にとっては価値はあるのだろうか?あーでもない、こーでもない、と思索をしては、

考えても仕方ないな!と急に思考の変換をしたりを繰り返していた。

シルフィアはその姿をひたすら黙って眺めていた。

シルフィアはアナの挙動を見つめ続けているとアナの首についた切り傷に思いを馳せた。

シルフィア三番艦艦長「...アナ、貴方の首の傷、、、」

アナ「ん?ああ、これ?はは!仕方ないさ!誰でも自分の部屋の鍵を開けて、カーター提督の部屋に潜り込むため変装しました、なんて言い出したら、そりゃあ暗殺者と間違うだろ!私も反論できねーよ!」

シルフィア三番艦艦長「...。」


シルフィアは自らアナの首の傷に治療の為の布を使った。

アナ「お、悪いな、皇女様にこんな事させちゃって。」

シルフィア三番艦艦長「...ねぇ、アナ。私貴方に言いたいことがあるの。」

アナ「ん?何?」

するとドアの向こう側から副艦長が火急の報告を伝えにきた。

ジョフキンス三番艦副艦長「シルフィア様!失礼します!旗艦、二番艦、そしてバァクシン商会のカルロス船長からも通信です!」


ジョフキンス三番艦副艦長「バァクシン商会の通信によると接近しているアルグ海域の特殊波には門番の存在が確認されたそうです!

二番艦からはそれと関連した内容で艦隊の壊滅を阻止するため門番の引きつけをシルフィア艦長に一任するとの事です!

旗艦の通信からは先程と同様アナ航海士の助言を受けるようにとの事です!」

シルフィア三番艦艦長「...わかったわ。」

シルフィアは艦長の装いを見に纏い、アナを促した。

シルフィア三番艦艦長「アナ、私について来て。」

アナ「え?あ、ああ、、うん」


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