魔の海域攻略編後編 参波到来①
マルス六番艦艦長「総員、第三波に備えろ!」
第三波が各艦に到達する。
アリウス七番艦艦長「...辺境伯私掠船からの通信どうり波の感覚が第一、第二波と違うな!」
波が落ち着いて、各々は情報収集を始めた。
ガルムカス八番艦艦長「魔獣の群れは?大型の数は?」
ミルシュクアは安全を確保しつつも、情報収集に奔走した。
魔獣の群れは?第三波後の各艦の立ち位置は?そして辺境伯私掠船と辺境伯が現在いるとされる十番艦は?
それらの求めている情報よりもミルシュクアの優先順位を押し上げた情報が朝日とともに眼前に広がっていた。
ミルシュクア九番艦艦長「!!!...陸が見える!?
そして魔獣の死骸の多くが取り除かれて前衛の幾つかの船が確認出来る!」
カルロス船長「バァルジモア艦隊御一行様、ご到着でしょうかな?」
次の瞬間、最後の試練のように大型魔獣が多数降り注いだ。
エレンは第三波の到達後の安全を確認したのち、情報の収集を急いだ。
陸地の目視は予想通り、魔獣の死骸の集まりの拡散も沿岸部の近くを考えれば浜辺などに打ち上げられる事は予想出来ていた。
エレンに課せられた情報は上陸の進路確保、前衛との円滑な合流、そして、、、
エレン「!!?やっぱり!第一波直後に気になっていたんだ!」
エレンは連絡用金属管を通じて報告をした。
アルゴラ大陸の陸地を肉眼で確認!魔獣の死骸が押し流されて前衛との合流も可能になったよ!
、、、あとケヴィンさん、ビンゴだよ。私の予想が当たってた。今なら誰から見ても一目瞭然だよ。」
ケヴィンは第三波到達前にエレンから指摘されていた観察対象を確認した。
ケヴィン「!!?...なるほど、これは言い逃れできんな、、、」
エレン「ケヴィンさん、実はあれってシーラお姉ちゃんも疑惑に感じて事で、今回私達が実証として目撃出来たんだ。
小型の魔獣が大量に降ってきたって事は次に大型魔獣が来るだろうから今は現場で白黒つけるのはやめよう。
ミラド船長が帰還してから方針を決めるべきだよ!」
ケヴィン「同意だ、早速次の行動に移ろう!」
ゾーマ「...だな、おい上見てみろよ、、、このペットとお別れしてカルムに頑張ってもらうな、こりゃあ、、、」
上空からまもなくこれまでの戦艦支援級の魔獣と比較にならない超大型魔獣が着水しようとしていた。
第三波の波は第一、第二と明らかに性質が異なり、海面に漂っていた多くのモノを押し上げ、再び海面に叩きつけた。
魔獣の死骸はもちろん、バァルジモア艦隊の戦艦と比べて二回り巨大であろう超巨大魔獣ですら異常波が持ち上げ、艦隊がいる海域へと放り投げた。
数多の大型魔獣が来襲しつつも、各々の艦長の目を引いたのは超巨大魔獣であった。
ガルムカス八番艦艦長「...大型魔獣の数と配置、、、
そして何より、、、検証官にあの超巨大魔獣の推定追撃戦力を確定させろ!」
アリウス七番艦艦長「...数値が確定してなくても直感で分かる、、、過去最大級だ、、、」
マルス六番艦艦長「...上等だよ、、、今度は人質は居ねえからな!手加減無しでやってやるよ!」




