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三姉妹と未知の海洋  作者: SQUID MILL


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魔の海域攻略編後編 幼少恋慕⑫

ミシュラム「魔人の厄介な点として魔獣の強靭さと人間の知性を兼ね備えている事です。

前例として軍人として高い地位についていた魔人がその地位を利用し、魔力を蓄積のある人間狩りをしたケースがあります。」

ミラド少年「...貴方の名前は?」

ミシュラム「ミシュラムです。」

ミラド少年「...ミシュラムさんは何で魔人に詳しいの?」

ミシュラム「魔人の処刑人が私の肩書きですから。

もっとも貴方のように魔力を蓄積した人間の治療も行ったりしますがね。」


ミラド少年「...僕がエキドナさんに会いたいって言ったら反対する?」

ミシュラム「はい、反対します。

これはエキドナ様と貴方の名誉のためでもあるのですよ。」

ミラド少年「!?どういうこと?」

ミシュラム「魔人は処刑するよりも魔人では無い事を証明することの方が遥かに難しいからです。」


ミシュラム「仕組みを長々と説明するより貴方が直面する問題を説明しましょう。

貴方が出会った暗殺集団がいます。彼らは彼らなりの正義があります。例えば、エキドナ様がいなければ魔人は発生しないとかね。

しかし、彼らはエキドナ様に勝てません。するとどうするか。

明確な目標で達成が容易い対象、貴方の暗殺です。」

ミラド少年「え!?何で僕を!?」

ミシュラム「貴方がエキドナ様と接触したため魔人化の恐れがあるためです。」

ミラド少年「で、でも僕は魔人じゃないでしょ!?」

ミシュラム「それをどう証明しますか?」


ミラド少年「だ、だからミシュラムさんに証明してもらいます、、、」

ミシュラム「はい、ですから私が貴方の治療に当たり、魔人で無いと潔白を証明できます。

しかし、魔力操作の才能が無い貴方が再びエキドナ様に接触する場合、話しが変わってきます。

致死量近くの魔力を蓄積し、魔力排出の治療を行なった場合、特に後天的な魔力耐性獲得がみられます。」

ミラド少年「!!エキドナさんと再会したら魔人になる可能性があるって事?」

ミシュラム「はい、断っておきますが、魔人は未開拓の魔力の溜まり場や超人思想の死をも恐れぬ魔獣の捕食などで発生するケースが圧倒的に多いです。

エキドナ様は魔人や魔獣を生み出す可能性がある存在ですが、エキドナ様自身はその性質を配慮して行動されています。

もっとも今回は、、、率直に申したら貴方と喋るのに夢中になっていたのでしょうね。」

ミラド少年「!!?」


ミシュラム「さて、貴方の今後の振る舞いですが、エキドナ様からエキドナ様と関わりの無い遠方の地にて教育的配慮をした生活をさせるように承っております。」

ミラド少年「!!!?

嘘だ!嘘だ!嘘だ!

魔人の話しも!暗殺集団の話しも!ドラゴンの話しも!

アンタが一方的に話してただけじゃないか!!

エキドナさんに会わせろ!!

本当かどうかエキドナさんに確かめてやる!!」

ミシュラム「先程もお伝えしたように会う事は許可出来ません。」

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