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三姉妹と未知の海洋  作者: SQUID MILL


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魔の海域攻略編後編 幼少恋慕⑪

ミシュラム「伝説でも誇張でも無く、ドラゴンを討伐した実績。

この結果が何を生み出すと思いますか?」

ミラド少年「...エキドナさんを応援する側とエキドナさんを敵とみなす側に分かれると思う。」

ミシュラム「その通り。

先程も表明しましたが、貴方の表現を借りるならば私はエキドナ様を応援する側となります。」

ミラド少年「...2つの勢力があるとして何が起こるの?」

ミシュラム「エキドナ様を根拠とした代理の争いです。

エキドナ様に挑んでも基本的に負けますからね。

もっとも過激なグループがエキドナ様の暗殺を試みようともしました。

先程、貴方達を取り囲んだ暗殺集団です。」

ミラド少年「え!?あなたの部下じゃないの?」

ミシュラム「違います。彼らのリーダーは既ににエキドナ様に殺害されており、現場を指揮する者がいなかったため、私が仲裁に入ったのです。」


ミラド少年「...エキドナさんの味方だっていうなら毒を撒いたのは何でだ?

明らかに敵対行為じゃないか!」

ミシュラム「貴方を気絶させてエキドナ様に冷静になって頂くためです。

エキドナ様は三日三晩焼かれ続かれたので相当頭に血が昇ってらっしゃると予想していました。私も今回は殺される覚悟で参りました。

しかし、エキドナ様は思ったよりも平然とされていました。

傍らに貴方がいらっしゃったからであると私は予測を立てたのです。

そこで貴方の異常をエキドナ様に気づかせる為に貴方に気絶して貰う事にしたのです。」

ミラド少年「...それが人質じゃ無いってどうしていえるんだ?

それに僕の異常ってなんだよ。」

ミシュラム「貴方は自分の体調に違和感はありませんでしたか?例えば鼻血が出るとか。

貴方はエキドナ様の発する強力な魔力が貴方の体内に蓄積されていたのですよ。」


ミラド少年「!!?エキドナさんの魔力が僕の体に蓄積されてる!?

確か魔力って人の体に溜まるのって良く無い事なんでしょう!?」

ミシュラム「良くないかは一概に言えませんが貴方は体内の魔力操作をする才能ないようです。」

ミラド少年「!!僕には魔法使いになれる可能性が無いって事!?」

ミシュラム「今は貴方の生命の心配をされたほうが良いですよ。」


ミシュラム「もっとも貴方の体内の魔力はじきに体外に放出され尽くすでしょう。

私が貴方が寝ている間に処置を施しておきました。」

ミラド少年「!?そんな事が出来るの!?」

ミシュラム「人の罪を洗い流すのが私の役割ですからね。

しかし貴方はこれからはエキドナ様に近づいてはなりません。」

ミラド少年「!?」


ミラド少年「な、なんで近づいちゃダメなの!?

、、、僕が魔法を扱えないからなの?」

ミシュラム「それも一理ありますが、先天的に魔力の耐性が有る場合だけでなく、後天的に魔力の耐性を獲得した場合、大変危険な現象が起こります。」

ミラド少年「!!?危険な現象!?」

ミシュラム「人間が魔獣の様な性質を持ち合わせる、すなわち魔人化が発症します。」


ミシュラム「獣のように巨大化するような特徴はみられませんが魔獣の様に近隣の魔力を貪るように本能的な行動をはじめます。」

ミラド少年「ど、どんな事をするの?」

ミシュラム「端的に言えば多少なりとも魔力を帯びている人間全般を捕食します。

それがどれだけ罪深いか貴方にも分かるでしょう。」

ミラド少年「!?」

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