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三姉妹と未知の海洋  作者: SQUID MILL


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魔の海域攻略編後編 幼少恋慕④

ミラド少年は布に覆われたエキドナの裸体を想像した。ミラド少年は出てくる鼻血をエキドナから隠すように次の行動に出た。


ミラド少年「...エキドナさん、とりあえず、エキドナさんの服を探しに行こうよ。

その間にエキドナさんの話をいろいろ聞かせて。」

エキドナ「!ああ、いいよ。」

ミラド少年「...ここにあるのは炎で大体燃えちゃったね。

女性の服を探すとなると近くの集落を訪ねるか、本格的な街に行ってみるか、だと思うけど

エキドナさんはどう思う?」

エキドナ「うん、私はどちらでもいいよ。まあ、出来れば早い方を選びたいな。」

ミラド少年「じゃあ、空飛ぶ道具みたいなの出してよ。」

エキドナ「...何それ?」

ミラド少年「え?だって魔女なんでしょう?」


エキドナ「...私が魔女ってのはまあ、認めるけど、空を飛ぶって何?なんかの本に書いてあったの?」

ミラド少年「え?魔女って空飛ぶ魔獣を使役したり、空飛ぶ家に住んでるんじゃないの?」

エキドナ「...別に魔女は私だけじゃないけど、空飛ぶ家なんて知らないし、そもそも魔獣は私の魔力に惹かれて私を食べようとする天敵なんだよ!」


ミラド少年「...そもそもエキドナさんがさっきから言ってる魔力ってなんなの?

魔法と関係があるの?」

エキドナ「ある種の力の流れを定性化して捉えて技術によって期待する現象に還元するのが魔法で、魔力というのはその現象を定量的に把握したものだよ。」

ミラド少年「...他の魔女には通じる説明かも知れないけど、僕にも理解できる表現はないの?」

エキドナ「はは、ごめんごめん。わからない知識をそのまま覚えるのは知性とは言えないな。」


エキドナ「そうだなあ、まず魔力を水に置き換えて説明しようか。

水ってそこら中にあると思うけど、一箇所に溜めようとしたらどんな方法が考えられる?」

ミラド少年「うーん、井戸を掘って雨を待つか、川とか海の近くで生活して必要に応じて使うとかかな?」

エキドナ「うんうん、考え方は普段の生活に基づいて気付く事だね。

魔力もこの世界を循環しているけど少量では何の影響を感じられない。

だから一箇所に集中させる技術が必要になるんだよ。」


ミラド少年「エキドナさんは魔力を集める技術を習得して魔法を使ってるの?」

エキドナ「まあ、技術を蓄積させて魔法を発現させるのはその通りだけどさ、私みたいな魔王候補者、じゃなかった、世間一般で言う魔女は魔力が自然に集める体質なんだよ。」

ミラド少年「!?魔力が自然に集めるって事は魔法が無限に使えるの?」

エキドナ「はは、世の中そんなに都合は良くないんだよ。

さっき君は井戸の例えを挙げたね。

状況や私の状態にもよるけど、私という魔力を溜める井戸は器として溜める限界があるし、魔力が集まらなくて枯れる事もあるんだよ。」


ミラド少年「その魔力を普通の人に溜めたらどうなるの?」

エキドナ「やめた方がいいな。

魔力は普通人間には溜まらないで自然と流出していくものだけど、溜まる状況や状態になると危険だ。

さっき私が手のひらで炎を見せたけど、あれが体内でコントロール出来ないで発生したらどうなると思う?」

ミラド少年「...火傷して死んじゃうね。」

エキドナ「その通り!この状況を教え方によっては呪いだとか、毒だとか、罪だとか説明するね。」


ミラド少年「呪いや毒か、、、罪ってどんな人達が使う考えなんだろうね?」

エキドナ「...聖女を崇めてるクソ共がよく使うな。

まあ、あまり関わりたくない連中だな。」

ミラド少年「...魔獣以外にも苦手なものがあるんだね。」

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