魔の海域攻略編後編 旧知新交④
船間連絡用小型艇はミラド船に到着した。
シーラは2人の艦長に丁寧に別れの挨拶をした。
シーラ「私の弁論を長々と聞かせてしまい失礼致しました。
是非、六番艦と七番艦の方々と協力し合ってアルグ海域を乗り切りたいものです。」
アリウス七番艦艦長「こちらこそ、シーラの指摘された問題点が今後の活路になるかもしれません。是非、積極的に連絡を入れてください。」
マルス六番艦艦長「有益な時間でしたよ、辺境伯。非常事態には連携を期待しますよ。」
ミラド「ええ、こちらこそ。」
ミラド船を離れ、各々の艦船に戻る途中
マルス六番艦艦長「...以前、シーラ航海士の妹のアナ航海士が自己紹介した時の事を憶えているか?」
アリウス七番艦艦長「...シュトラバルツ、だったな。
...魔女を輩出した家系か。」
アリウス七番艦艦長「しかし、結局魔女とは何なんだ?
シュトラバルツは魔女、と言った逸話は子供の頃から耳にしているが、艦長にまでなっていろんな公式文章に触れて来たが、シュトラバルツが危険な組織に属している、みたいな客観的な証拠など見た事が無い。」
マルス六番艦艦長「俺もそうだな。魔女がどうこう語っているのは政治にも関わっていない占い師とか王古主義を名乗る変人どもばかりだな。」
アリウス七番艦艦長「結局、魔女ってのはシルフィア三番艦艦長の様な立場を指す言葉なんじゃないか?」
マルス六番艦艦長「シルフィア皇女か、バァルジモアの老人共は結局どうしたいんだろうな。
通達にあった大陸到達の恩賞の分配にシルフィア艦長が絡んだらどうする気だ?」
アリウス七番艦艦長「...あわよくば戦場の華として散ってくれ、が本音なのか、バァルジモアの英雄として使い道を考えているのか...
ジェルミの事といい、いちいち気分が悪くなるな。」
マルス六番艦艦長「いっその事シーラ航海士と一緒に聖女認定して魔の海域のドラゴンを倒してもらうか!」
アリウス七番艦艦長「そりゃあいい!」
2人は各々の艦船に帰還した。




