魔の海域攻略編後編 魔獣討伐
現場上官「偵察艇は目標を四方から囲み、反撃挙動等を観察しろ。迎撃支援艦の陣形が整うまで各自待機。」
ミラド船にて
ゾーマ「おー、おー、あのデケえ魔獣と始める気だぞ。」
ケヴィン「魔獣からも艦隊からも適切に距離がとれている。
見せて貰おう、バァルジモア艦隊の魔獣討伐をな。」
艦旗艦内作戦司令室にて
通信官「現場より報告、魔獣の出現位置より及び魔獣の規模を考慮した上で六番艦と七番艦の挟撃を提案されています。」
マルス六番艦艦長「俺たちか、どうする?」
アリウス七番艦艦長「旗艦から艦船に戻ってたら教育の程度が疑われるな。
通信官、六番及び七番艦艦長の連名命令として、六番及び七番艦副艦長に判断を任せる、と伝えろ。」
通信官「了解しました。」
ミラド船にて
ゾーマ「おい、おい、戦艦ニつで挟み撃ちにするのか!?
言っちゃなんだが、大袈裟じゃねーかな。」
ケヴィン「俺たちやキャプテンの結論は戦艦一隻の立ち回りで結果を出すよう判断するだろ。
だが、バァルジモア艦隊という組織ではその結論では満足できんようだな。」
フリーゲート船から目標魔獣に検証砲撃。
六番艦通信官「副艦長、検証官から目標は戦艦迎撃支援級と確認出来ました。」
六番艦隊副艦長「よし、七番艦と連絡を継続。目標を戦艦連撃砲撃にて攻撃を行う。」
目標の戦艦迎撃支援級と認定された魔獣は迎撃への反撃も再生の暇も与えられる事なく、魔獣から魔獣だったモノに変わり、
迎撃作戦は終了した。
ゾーマ「...あー、何て言うか自分の獲物横取りされた気分かな。俺たちの出番なんてあるのか?」
ケヴィン「...さあな、だが、何が起こるかわからないのが魔の海域であると捉えるべきだろう。」
旗艦司令室にて
通信官「現場の検証官から報告です。目標の戦艦迎撃支援級魔獣の駆逐を確認しました。」
カーター提督「御苦労。皆、通常に戻るように。
マルス艦長とアリウス艦長は居るな。」
マルス六番艦艦長「もちろんここにおりますとも。」
アリウス七番艦艦長「自分の船に戻る暇もありませんでした。」
カーター提督「宜しい。会議を再開しよう。
...聖女様の家出...だったかな。」
何の混乱も無く定例会議は再開された。




