魔の海域攻略編後編 議会通達
バァルジモア帝国議会より通達
アルゴラ大陸への有益な航路を開拓した者への論功行賞による恩賞について
皇位継承権を有しない者への恩賞
1.最高30万シーリング
2.アルゴラ大陸における産出品について、バァルジモア帝国議会の了承を必要としない販売権
3.バァルジモア帝国帝命ギルドにおける無限定な交渉権
3つの恩賞は併用可能とする。
皇位継承権を有する者への恩賞
皇位継承の際に用いられる3種の神器の管理責任の主張権
3種の神器の管理を併用することは可能とする。
場面はミラド船。
エレン「!!到着した!これまでのアルグ海域の測量の最大認識範囲の境界海流だ。
...ここから全く未知の海域になるね...」
ゾーマは特別に併設された武器庫でカーネル騎士団より貸し出された武器の手入れをしている。
ケヴィン「どうだ、調子は?」
ゾーマ「ああ、いつでもイケるぜ。」
ケヴィン「うむ、だが無制限に使用できる物では無い。
使うべき魔獣の判断をキャプテンに下してもらわないとな。」
ミラド船船員「魔獣だ!魔獣が出現したぞ!!」
ゾーマ、ケヴィン「...。」
ケヴィンは魔獣対策班と共に魔獣の出現した箇所に急行した。
そこには海上から飛び上がってきたであろう、魚?の姿をした魔獣が船上を跳ねていた。
ケヴィン「...いわゆる成りかけという段階の魔獣か。
お前たち、怪我をした者や魔獣に触れた者は?」
船員「い、いや、いない。指示通り魔獣との接触は極力避けた。」
ケヴィン「よし、破壊はせずに、直接触れず、海に戻すぞ。
魔獣が触れた場所は流水で洗い流しておけ。」
ケヴィンたちは小型の魔獣をマニュアル通りに処理していった。
ケヴィン「...本番は規格外の魔獣が出現してからだな。
...おい、ゾーマ、お前も手伝ってくれよ。」
ゾーマ「雑魚には興味ねぇ。狙うは大物狩りだ。」
ミラドとシーラはバァルジモア艦隊旗艦への定例会議に出席すべく、小型艇で何重にも警備網をくぐり、旗艦に到着した。
シーラ「...我々の船以外にも、ヴァクシン商会系列とクルーシル系列の外洋探索船が数隻同行、...予想していたミルドラン中央政府直属の船の参加ありませんでしたね。」
ミラド「...それらの意図を読み取るのも会議に参加する意義だ。」
会議にカーター提督をはじめ、各艦艦長や状況分析を担う高官や艦隊に参加している商会の代表人が連ねていた。




