魔の海域攻略編中編 艦隊会議③
ミラド船にて
エレン「!?船長、お帰りなさい!
...なんか、一緒に定例会議から帰って来たアナだけど妙に機嫌が良かったね。何かあったの?」
ミラド「...いろいろな。」
エレン「...準備の方はできてますけど、どうします?」
ミラド「...そうだな。」
エレン「!!あれはシーラお姉ちゃん!ケヴィンさんとカルムさんも一緒だ。
...3人で帰って来たみたいです。」
ミラド「...3人に船長室に来るように伝えろ。」
武器庫でゾーマは武器の手入れをしている。
そこにケヴィンがやって来た。
ケヴィン「ここにいたのか、ゾーマ、キャプテンがお呼びだ。」
ゾーマ「ん?おお、戻って来たか。で、ジェルミの旦那はどうだった?」
ケヴィン「ああ、概ね良好といったところだ。
これからキャプテンから説明があると思うが、お前にはオークキングに謁見し、カーネル騎士団とともに魔獣狩りの強化訓練を受けてもらう。俺も同行するがな。」
ゾーマ「へぇー、面白れー話しになって来たな。
俺が魔獣狩りの訓練?」
ケヴィン「ああ、ジェルミ船長の推薦でな。お前の魔獣狩りの実績を評価されたようだ。」
ゾーマ「はは、俺の昔話を覚えていてくれるなんてジェルミの旦那も粋じゃねーか。
オークキングか、会うのは初めてだな。オーク共のボスだろ?
血が沸るぜ。
カーネル騎士団とは同盟関係になったのか?」
ケヴィン「...ああ、辺境伯とカーネル騎士団フィリップス団長とジェルミ船長の間でな。
状況によっては商工ギルドが絡む複雑な状況となる。」
ゾーマ「ふーん、ま、俺が深く考える事じゃねーな。
でもよ、よくこんな短期間でそんな話しがまとまったな。」
ケヴィン「...ああ、シーラがうまく立ち回った、と評価すべきだろう。」
ゾーマ「へぇー、やるじゃねーかあの小娘。」
ケヴィン「...。」
ゾーマ「ん?どうした?」
ケヴィン「...何か思う事があるんじゃないか?」
ゾーマ「ん?どの事だ?」
ケヴィン「いや、なんでもない。船長室に急げよ。」
ケヴィンは背中を向け立ち去った。
ゾーマ「...。」




