魔の海域攻略編中編 悪童訪問②
カーネル騎士団により宴の場が設けられ、フィリップス団長とシーラとの会話が弾む。
フィリップス団長「私はね、幼い頃から個人の武勇に心頭していてね、西の辺境地に1人で魔獣狩りに赴いたりしていたんだよ。周りもそんな私を褒めちぎるものだからますます個人の強さの鍛錬に没頭したんだよ。
カーネル騎士団の団長になれたのも私自身の実力だと自負している。
、、、だがね、団長になって気づかされしまったんだよ。
個人なら躓いてもすぐ起きれるが、組織が躓くとなかなか起き上がれないことに、、、
個人の武だけで無く、君のような人物が私には必要なのだと!」
シーラ「自分に足りないものを自覚する事は大切な事ですわ。ましてや自省で自分に足りないものにきづかれるなんて。」
ジェルミ「...おーい、2人だけでいちゃついてるんじゃ無くてさ、俺にもシーラちゃんと遊ばせてくれよ。」
シーラ「ふふ、いいですよ。私もジェルミさんと話してみたかったのです。」
ジェルミ「フィリップスを酔わせるなんて罪な女だね?シーラちゃん!
まあ、俺の先生みたいに周りの将校が女の子と楽しくやっているのに淡々と酒を飲んでいるのもどうかと思うけどね。」
シーラ「?先生?」
ジェルミ「君がさっき言っていたバァルジモア艦隊の司令官だよ。」
シーラ「!カーター提督ですか!」
ジェルミ「そうそう、ミラドもだんまりする方だけどまだ夢を語ってくれるものさ。」
シーラ「夢?」
ジェルミ「なんでも子供の頃に出会った人ともう一度出会いたいんだってさ。」
シーラ「?子供の頃の憧れの人か何かでしょうか?」
ジェルミ「うーん、はっきりとは答えてくれなかったけど、
その人は遠くにいて、会いに行く手段として今の地位にいるんだとか。」
シーラ「!!?
...著名な冒険者か何かでしょうか?」
ジェルミ「さあ?アルゴラ大陸にいるならそこまで行くのかい?って質問したら、真面目な顔で行くって答えたんだよ。」
シーラ「..アルゴラ...」
ジェルミ「...もしかしてさ、君がミラドをアルゴラ大陸に連れて行くのかな?」
シーラ「...ええ、ミラド船長が行くとおっしゃるなら、いいえ、航海士としてあの海の向こうを見てみたい、それが私達の夢です。」
ジェルミ「...バァルジモアの研究によるとさ、アルグ海域の脅威は2つに分類できる。」
シーラ「!!?2つ!?」
ジェルミ「1つ目が北の氷河がら流れてくる流氷が生み出す海流だ。」




