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三姉妹と未知の海洋  作者: SQUID MILL


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魔の海域攻略編中編 悪童訪問①

ミラド海賊船のマストに登っていたエレンは一連の状況を観察していた。

エレン「バァルジモアとジェルミが接触している!?」

エレンはすぐさま船長室に報告しに行く。

ミラド「!?ジェルミが!?」

エレン「...うん。歓迎されていたみたいじゃ無いけど。」

シーラ「...船長、どうされるのですか?」

ミラド「...バァルジモアと事実確認をして協議する、

などと呑気にやっていたら後手に回ってしまうな...。」



元ネーナ村改め、カーネル騎士団駐屯港

ジェルミ「や、ただいま。」

フィリップス団長「...ああ、で、どうだった?」

ジェルミ「ああ、バァルジモア艦隊の動向は大体把握出来たよ。」

フィリップス団長「それは上々。で、次は何をやらかすんだ?」

ジェルミ「西の辺境地で魔獣狩りに行こう。」

フィリップス団長「...は?何を言っているんだ、お前?」

ジェルミ「君達の職人が作った試作品を試してみたいんだ。

それとオークキングに謁見したいな。君、オークキングとコネがあるって言ってただろう?」

フィリップス団長「...オークキングは神経質だぞ、オークのくせにな。」



カーネル騎士団団員「団長!港にミルドラン辺境伯の私掠船の交渉人が来ている!ジェルミ船長との面会を要求している!」

フィリップス団長「ああ?辺境伯の犬が俺じゃなくてジェルミをだと?」

ジェルミ「...。」


港にて

ケヴィン「!上陸を許可されたぞ!」

シーラはカーラのリードを持ちながら

シーラ「...カーラさん、宜しくお願いしますよ。」

カーラ「...わかっているわ。」

カルム「...やれやれ、バァルジモアは話し合いは出来たが今度の連中はどうだろうな...。」




カーネル騎士団団長の天幕にて

ジェルミはカーラを抱きしめて、

ジェルミ「カーラちゃん!!わざわざ俺に会いに来たのかい!!」

ケヴィン「この度は、突然の来訪を出迎えて頂き感謝致します。

我々はミルドラン辺境伯より未知の海洋の探索の任務を任されているミラド船長より使わされた者です。」

フィリップス団長「...まあ、ジェルミの顔見知りなのはわかった。」

ジェルミ「ミラドのヤツはどーしたの?この場に居ないなんてつまんないなー」

シーラ「ミラド船長はバァルジモア艦隊の定例会議に出席されております。」

ジェルミ「ん?君は初顔だね?ミラドの新しい仔かい?」

シーラ「私はミラド船にて航海士を務めております、シーラ・シュトラバルツともうします。」

フィリップス団長「!!?シュトラバルツ!!?」

ジェルミ「...。」

フィリップス団長「き、君はシュトラバルツ家の家系なのか!?」

シーラ「あいにく、祖父の代には何らの地位も名誉も残っておらず、幾ばくかの書物が実家に残されるだけです。

その書物も、一カ月以上前に起きたゴブリンスタンピードにより、家ごと全て燃えてしまいました。

シュトラバルツが受け継いだ僅かな書物の内容は私と妹達の頭の中に残るばかりです。」

フィリップス団長「な、なるほど。

...なあ、ジェルミ、俺も会話に混ぜてもらえないだろうか?せっかくだから宴を催そう!」

ジェルミ「...ああ、いいよ。楽しくなりそうだ。」


ケヴィン「...カルム、何か知っているか?」

カルム「...いや、全く聞いておらん。」

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