魔の海域攻略編中編 悪童来客
ミラド海賊船船長室にて
シーラ「!?何やら艦隊方面が騒がしいですね。」
ミラド「!?...。」
艦隊隊員「!?所属不明の小型艇が接近!なんだ!この航行速度は!?」
謎の小型艇は艦隊の監視網をあしらうと旗艦に1人の男がとびこんできた。
将校「!?ジェルミ!?」
将校「...ジェルミ様」
ジェルミ「やあ!!カーター先生!!久しぶり!!」
カーター提督「...。」
ジェルミ「嬉しいな!先生!わざわざ俺に会いに来たのかい!?
それにしても大袈裟過ぎないかな!?」
カーター「...言葉には嘘が混じる。状況を確認して判断するように教えた筈だぞ。」
ジェルミ「相変わらず硬いな〜
そうだな、この艦隊の構成を見たらさ、ミラドランとかへの威嚇にしては無駄が多いよね。
わざわざ軍艦に前後左右にフリーゲートを配置している。
何故かな?
...例えば、未知の海域での測量とか?」
カーター提督「...。」
ジェルミ「頭の硬い保守派のジジィ共が指示する筈は勿論無い。
有力な皇族が俺をダシにするように入れ知恵したかな?カリウスあたりか?
あとこの辺りでの買い物はどうするの?バァルジモアの通貨じゃ受け取ってくれないでしょう?商人どもが絡んでるな。」
カーター提督「...。」
ジェルミ「んー、全部はまだ把握出来ないかな?
とりあえず、今日はおいとましよう。」
ジェルミは帰ろうとする時、思い出したように振り返る。
ジェルミ「そうだ、先生。なんかお土産ちょうだいよ。」
カーターは怪訝な顔でまだ開けていないバァルジモアの酒を開け、一口飲んでから酒瓶をジェルミに投げつけ、ジェルミはそれを受け取った。
カーター提督「さっさと失せろ、恥知らずが。」
ジェルミ「...またね、先生。」
ジェルミは海の中に消えていった。




