表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ガチャとRTA持ちだけど、早く帰って昼寝したい  作者: parade
第二章/『本物のダンジョンと、昼寝の防衛戦』

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
20/36

第20話 お昼寝会と、次の夢


 深層接続は静かに閉じた。学園ダンジョンは元どおり、地図にない階段は消えた。

 協会の精鋭が四十日目に到着したときには、報告書一枚で全部終わっていた。曰く『原因は解消済み。対応者、学園ダンジョン部』。

 しばらく取材やら表彰やらで面倒だったが、RTAで最速で受け流した。



 そして約束の、打ち上げお昼寝会。

 部室に持ち寄られたブランケットとクッション。詩織は「非効率」と言いながら自前の枕を持参し、大和は五秒で寝落ちしていた。勇者(仮)の睡眠力。

「りっちゃん、はい」

 陽菜がブランケットを掛けてくれる。SSR枕に頭を沈めると、世界で一番正しい姿勢が完成した。

「なあ、陽菜」

「ん?」

「……週一の約束、あれもういいわ。普通に、毎日来る」

「! ……うん。待ってる」


 まどろみの縁で、遠くから声が聞こえた気がした。あの管理者の少女の、穏やかな寝息に混じって。


 ――アリガトウ。イツカ、モット深イ場所デ。


 深い場所。まだ、下があるのか。

 まあいい。それは起きてから考えよう。今日の目標は、もう達成した。


 ――『RTA』:昼寝開始。記録:人生最速。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ