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ガチャとRTA持ちだけど、早く帰って昼寝したい  作者: parade
第二章/『本物のダンジョンと、昼寝の防衛戦』

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第18話 最深部前、最後の門番

 最深部の扉の前には、予想どおり門番がいた。

 白銀の巨人。《試練の秤》と石碑にあった存在だ。詩織の解析が走る。

「攻撃パターンじゃない……これ、資格を測ってる。戦闘力じゃなくて、別の何かを」

 巨人が動いた。狙いは――俺じゃない。陽菜だ。

「っ、させるか!」

 大和が割り込み、剣で受ける。巨人は淡々と、順番に、俺以外の三人を試すように攻めた。

「そういうことか」俺は歯噛みした。「鍵の資格じゃない。『鍵を託すに足る仲間か』を測ってやがる」



 なら、答えは決まってる。

「大和、正面維持。三十秒でいい」

「五十秒やるよ!」

「詩織、秤の判定周期」

「九秒ごと。次は――今!」

「陽菜、全体回復を判定に合わせて。俺たちが『崩れない』ことを見せる」

「まっかせて!」

 四人の動きが噛み合う。誰も欠けず、誰も引かず、九秒の判定を五回、綺麗に受け切った。

 巨人が静かに膝をつき、道を開けた。空中に文字が浮かぶ。


 『資格ヲ認ム。鍵ト、鍵ヲ支エル者タチヨ』


「……最初からこう書いとけよ」

 俺の悪態に、三人が笑った。残り、五日。扉は、目の前だ。


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