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守護者となり主人のために戦い抜く  作者: 城猫
第三章 夏の修行
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怪獣対決

「ふむ。とりあえずは片付いたか…が」

「お見事。」


“黒炎”に包まれながら消え去ったジュラカームを見ながら右目を押さえそう言う。神格を得てからまだその修行をしていないため、扱いが難しい。右目から血が流れてくるので視力が弱まっている。無理をすれば失明する恐れがある。

それに俺に対し、シンがそう言う。が、


「やったか?www」


「ああぁあああぁぁあぁぁぁあぁぁああぁあぁやかああぁあああぁぁあぁぁぁあぁぁああぁあぁーーーっ!!?」


何言っているのだおまえは!!そんなことを言っているから


ザパァァァンッ!!


「ホエエエェェェーーーッ!!」


ホラー。フラグで出てきちゃったじゃないか。

リカの発言に対し、そう思いながら俺が見た先には、背中に巨大な砲台を担いだ巨大な黒いクジラがって・・・


「「何処のクジラだよ・・・」」


「またくるか……面倒」


「ホエエエェェェーーーッ!!」


ジュラカームの次に現れた謎の○塞クジラ(仮)に対し、俺とリカが思わずそうツッコミを入れるなか、謎の要○クジラはそう雄叫びを上げた・・・


「なんだ?あのクジラは?」

「え?お前も知らないの?」

「あぁ。あんなクジラは見たことがない。」

「ソラ……なんかわかるかね?」


謎の要○クジラ(仮)のことについて、首を傾げながらそう尋ねるリカに対し、シンがそう答えるなか、俺はそうソラに尋ねる。


『はい。マスター。先程分析したところ、どうやらあの要○クジラ(仮)は一種の生体兵器のようです。』


「生体兵器とは?」


『はい。具体的に何処の国かはわかりませんが、何処かの国で捕えられた巨大クジラが非道徳的な改造によりサイボーグと化されたものだと思われます。』


「ということはさっきのジュラカームとはまた違うってことか?」

『はい。因みにクジラは完全にサイボーグに改造されているため、クジラそのものを救うことは不可能です。』

「そうか・・・」


「まったく。この世界の人間は腐ってやがる。・・・命を何だと思っているんだ・・・!!」

「・・・早く楽にしてあげよう・・・」


謎の要○クジラ(仮)に関するソラの分析を聞いた後、シンと変換を解除したカズトは真剣な表情でそう言う。

っていうかシン・・・マジでキレてるな・・・

マジでキレているシンに対し、俺はそう思いながら再びソラに炎を灯し構え弓をとる。

そして、シンとリカと一緒に要○クジラ(仮)に向かおうとした瞬間、


「待って!!お兄ちゃん!!リカお姉ちゃん!!シンお兄ちゃん!!」

「え?」

「む?」

「どうした?ユリ」


突然呼び止められたことに対し、リカとシンは立ち止まり、俺は自分達を呼び止めたユニにそう尋ねる。クジラに注意を取りながらユニに確認を取る。


「えっとですねぇ!!ヒューさんがですねぇ!!そのクジラは俺に任せろってぇ言ってます!!」


「「「ヒューさん?」」」


ユリが言った『ヒューさん』という聞き慣れない単語に俺、シン、リカの三人が首を傾げるなか、


ザパァァァンッ!!


「「「!?」」」


海の中から“ソイツ”は現れた・・・

“ソイツ”の特徴はまず、身体の色が全体的に黒に近い紫色。

ギリシア神話を代表する怪物

大きさは要○クジラの一回りほど大きく、直立不動の恐竜のような容姿をしている。って


「「ヒュドラああぁあああぁぁあぁぁぁあぁぁああぁあぁーーーっ!!?」」


「頑張って!!ヒューさん!!」

「グルアアァアアァァアァァァアアァァアァァーーーッ!!!」


俺とリカが思わずそう叫び、ユリが笑顔でそう言うなか、突如として現れた史上最強水中生物、もといヒューさんがそう雄叫びを上げた・・・


「ちょ、ユニ!!なんなの!?あのヒュドラ!?」


突如として現れた史上最強の生物のことについて、リカは慌ててそうユリに尋ねる。


「ヒュドラ?ヒューさんはヒューさんです♪なんでもギリシアっていうお星さまに宿るせいれいさんなんです♪」


対するユリは笑顔でそう言ってくる。


「グルアアァアアァァアァァァアアァァアァァーーーッ!!」

「ホエエエェェェーーーッ!!」


今、現在進行形で要○クジラと激しいバトルを繰り広げているヒューさんとやらを見ながら、俺は真面目にそう思った。


「うひょぉーーーっ!!リアル怪獣バトルキタコレーーーッ!!こんな劇的な感動のシャッターチャンス、逃さずしておくべきかぁーーーっ!!!」カシャカシャカシャッ!!


目の前で繰り広げられている要○クジラと史上最強のヒュドラのバトルに対し、リカはハイテンションになりながらも、何処からか取り出した一眼レフカメラでその情景を激写している。

まぁ、テンション上がる気持ちはわかるけど、少しは落ち着けよ。シンなんてこの状況に着いてこれずめがてんになっていた。


「そう言うカズトだってソラで動画取ってんじゃん。」

「さりげなく心を読むなと言いたいところだが」

『ヒュドラの雄姿はしっかりと記録しています。』


「ホエエエェェェーーーッ!!」


ソラとリカが一心不乱に動画と写真を撮っているなか、要○クジラは雄叫びを上げながら、背中の砲台の標準をヒュドラに合わせる。

コォォォ

すると、空気中の魔力が砲台に集まっていく。

ズガアアアァァァンッ!!

次の瞬間、要○クジラの背中の砲台から強力な光の魔力砲撃が放たれる。


「なっ!?あれは光天柱グランテーゼ!?光の神級魔法だぞ!?」


要○クジラが放った魔力砲撃を見て、シンがそう驚きの声を上げる。


ズガアアアァァァンッ!!


次の瞬間、要○クジラが放った魔力砲撃は、そのままヒュドラに直撃した・・・

要○クジラの魔力砲撃が直撃した後、ヒュドラがいた辺りを煙が舞う。


「グルアアァアアァァアァァァアアァァアァァーーーッ!!」


が、その煙の中からヒュドラが無傷な状態で姿を現す。って


『エエェエエエェェエェェエエェェェエェエェーーーッ!?』


ヒュドラが全くの無傷だということに対し、俺も含む、その場にいた全員が思わず驚きの声を上げる。

っていうか光の神級魔法の砲撃を食らったのに、なんで無傷なんだよ!?おい!!


『マスター。その疑問を解消するため、ヒュドラに関する解析が先程終わったのですが・・・』


俺が心の中でヒューさんにそうツッコミを入れるなか、ソラがそう言ってくる。


「ってだから心を読むなよ。おい。」


「そんなことより早くヒューさんのステータスとか確認しよう!!マジで!!」


俺とソラがそう話すなか、リカがそう言ってくる。

っていうかリカもそんなことってひどいな。おい。


「まぁ、いいや・・・ソラ。ヒュドラのステータスをモニターで出してくれ。」


『了解しました。』


そうしてソラはヒュドラのステータスをモニターにして表示する。


ヒューさん

種族:精霊

詳細

惑星ギリシアに宿る精霊でユリの能力、『精霊降誕』によって召喚された。魔力耐性が非常に高く、神滅級クラスの魔法でもかすり傷一つ負うことはない。また、大気中の魔力を栄養として吸収するため、魔力量も事実上無限で属性も自然属性全部が使える。知性があり、深海の中でもマグマでも普通に移動することもできる。


・・・・・・・・・・・・


「「・・・なに?このチート怪○王・・・」」


あまりにもチートなヒューののステータスに対し、俺とリカはそうツッコミを入れた・・・


「グルアアァアアァァアァァァアアァァアァァーーーッ!!」


ソラがモニターで出したヒュドラのチートスペックに対し、俺とリカがツッコミを入れるなか、ヒュドラがそう雄叫びを上げる。

すると、ヒュドラの赤みかがった背ビレに大気中の魔力が集まっていき、紅く発光していく。


ズガアアアァァァンッ!!


次の瞬間、ヒュドラの9本のある口から強力な炎の“ブレス”を放つ。


ズガアアアァァァンッ!!


「ホエエエェェェーーーッ!?」

ドカアアアァァァンッ!!


ヒュドラが放った“ブレス”は見事要○クジラに直撃し、要○クジラは爆散した。

『(゜Д゜)・・・』


『・・・火の神級魔法、“火炎之降誕フレイムエンパイア”ですか・・・流石はユリさんが召喚した精霊ですね・・・』


「ヒューさん!!ありがとぉーですっ!!」


ヒュドラが“ブレス”を放って要○クジラを倒したことにソラとユリ以外の全員が思わず呆然とするなか、ヒュドラの“ブレス”についてソラが冷静にそう分析し、ユリが笑顔でそうお礼の言葉を言う。


「グルアアァアアァァアァァァアアァァアァァーーーッ!!」


対するヒュドラは雄叫びを上げると同時に足元に魔法陣を展開。

そのまま帰っていった。


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