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守護者となり主人のために戦い抜く  作者: 城猫
第三章 夏の修行
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共闘

「二人は“飛行魔法フライ”を使えたんだな。」

「まね♪」

「一応勇者だからな。」


「ヴロロロロロロロッ!!」


両隣に来たリカとシンに俺がそう言うなか、ジュラカームは俺達三人に対し、臨戦体制を取る。


「ジュラカームの方は殺る気満々みたいだな。」

「あぁ・・・そうだな・・・」

「じゃあ、殺りますか♪」


臨戦体制を取るジュラカームを見ながらそう話をする俺にそう言いながら、リカはエルシュバイツを形態変化させ妖刀村雨を構える。シンは刀から真っ赤な槍に変化させる。


「ところでマリアはどうしたんだ?」

「あぁ・・・マリアなら、」

「未だに弄られキャラ達と一緒に気絶しているぞwww」


おwwwいwww何やってるんだよwwwあいつはwww


「はぁ……なにやってんだか……情けないな友人として」


シン・・・それは言っちゃいけない・・・

っていうかどんどん変わってきてる

いつも守られてばっかりのころとは違い、いまでは迷宮に潜ってレベル上げをしていた。だれも到達出来ていない66階層までソロで踏破している。魔法も上達し無提唱で発動することが出来る。鈍感も修正されており、近づく女子はとても嫌っている。


「よっと。」ヒョイ

「フッ・・・」ヒョイ

「ほほいのほ~い♪」ヒョイ


襲ってきたジュラカームの触手を、俺達はそう言って躱す。カズトはイザナギを投炎して斬り落としていく。


「リカとシンは足を。頭は私が殺る。別に倒してしまってもいいのだぞ」

「了解☆」

「了解した。」

「ヴロロロロロロローーーッ!!」


俺の言葉にリカとシンがそう言うなか、ジュラカームは触手で攻撃してくる。


「フフフ・・・地球の妖刀の力を見るがいい♪」


ジュラカームの触手を躱しながら、リカはそう言いながら、村雨を構える。


「“神風剣術拾の型……光斬”」


リカはそう言いながら、鞘に納めた村雨を振るう。

リカは何故神風剣術を使用できるかというと、転入してきたその日に教えておいたのだ。

ズバァァァンッ!!

すると次の瞬間、ジュラカームの百本ある内の半分の足が一瞬にして根元から両断される。

『!?』


「ヴロロロロロロローーーッ!?」


リカが村雨でジュラの触手を斬り裂いたことにビーチの皆は驚愕の表情を浮かべるなか、ジュラカームは苦痛の雄叫びを上げる。

まぁ、お気づきの読者もいると思いますが、リカはただ村雨に“破壊属性と斬属性”の魔力を付与させて斬っただけです。しかも神風剣術を習わせていないが、見ただけで会得してしまった。才能の化け物め……


「俺もいかせてもらう。


『失われた大地に闊歩し

人々が蠢き叫ぶ

我を秘して更なる高みへ』


極刑王カズィクル・ベイ】」


リカに触手を斬られ、苦痛の雄叫びを上げるジュラカームを見ながら、シンはそう技名を言う。

蛸足に無数の海の槍が突き刺さる。がタコは足を切り落とし、再生する。さらに突き刺すの繰り返し。


「そして、最後は俺か・・・」


「ヴロロロロロロローーーッ!!」


先程のリカとシンの攻撃によって触手を全て失い、再生することで、疲労と苦痛と困惑と恐怖の入り混じったような雄叫びを上げるジュラカームを見ながら、俺はアル剣を素早く投影させる。


豪嵐剣ブラシャウトアルパイア


ボウウウウウ


次の瞬間、俺は嵐の炎の混ぜた炎の魔神が使用すると云われている魔剣を放つ。


「ヴロロ・・・ロ・・・」ボォォォ


放たれた“嵐の炎”の分解で弱らせつつはジュラカームは分解されながら尾獣弾を放つ。

放ってきた攻撃は、


甕速日神みかはやひのかみ


目を神眼に切り替えると、炎がカズトを覆って巨人に成り代わる。


「生で見れた」


「燃え尽きろ【灼黒アルフレア】」


右目の瞳術。目のピントの合った場所からたとえ炎であろうと焼き尽くす高温の黒い炎を発火させる。そして目から血が流れる。

ジュラカームに黒炎が纏い蠢きながら、消えていった。


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