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守護者となり主人のために戦い抜く  作者: 城猫
第三章 夏の修行
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深海の悪魔

「いやぁwwwなんだかんだで楽しいねぇwwwカズトwww」


スイカ割りを終えた後、いろいろ遊んでいたリカがそう話しかけてくる。


「まぁ、確かに楽しいな。むこうではこうもなかったからな」

「ホントホントwwwこんな楽しい時間が永」


ザパアアアァァァンッ!!


「「・・・」」


「・・・ねぇ。カズト・・・」


「大丈夫だ。リカ。私も同じことを思っている・・」

「じゃあ、二人で一斉に言おうか。」


「あぁ・・・」


「「せぇーのぉ、」」


「テンプレってすげぇ・・・」

「・・・」

「おい…なんで言わん」

互いにそう言うリカをむしする。そして私たちの目線の先には、


「ヴロロロ・・・」


でっかいタコがいた。

っていうかリカと考えてたことが若干違ってた


「ん?あれは『深海の悪魔』と言われている海の魔物、ジュラカームじゃないか。」

「普段は深海にしかおらず、この辺りにはいない筈ですが……」

「あ。アルさん……エルザさん。」


突然出てきたタコにビーチが騒然とするなか、いつの間にかいなくなっていたアルさんとエルザさんがそう言いながら現れる。


「二人とも。今まで何処に行っていたのかね?」

「いえ、エルザ様と模擬戦をしておりましたので。」

「つい先程まで別荘の中庭で剣で語り合ってきたところだ。」


剣で語り合ってきたってwwwバトルマニアかwwwおまえらはwww


「「まぁ、バトルマニアなのは否定できんな(できません)。」」

「さりげなく心を読まれたwwwっていうか否定しないのかよwwwおいwww」

「しかし、何故ジュラカームがここに?」

「ん?ねぇ。皆。あのタコ。何か言ってない?」


突然のジュラカームの登場に対し、エルザさんがそう疑問の声を上げるなか、紫色のボブのおとなしそうな感じの土の貴族のご令嬢、ミサ・グランディアスさんがそう皆に言う。


「ヴロロロ・・・・・・勇者ハ・・・何処ダ・・・!?」


よく聞いてみると、片言ではあるが、確かにジュラカームはそう言葉を発していた。

・・・ってん?勇者?

で、今、目の前にいるジュラカームは勇者を倒すために現れた・・・

つまり・・・


「おいシン。君のご指名みたいだ。」

「ぇ……面倒くさ」


シンは勇者にあるまじきことに面倒だと言いはなった。


「面倒くさがる勇者とかwww」

「二人でやってよ僕は寝てるから」


「「・・・」」


シンの言葉を聞いて、二人が絶句しているなか、


「ヴロロロ!!」


グォォォッ!!


ジュラカームが尾獣弾を放ってきた。


『!?』


「ヴロロロロロロローーーッ!!」


ジュラカームが尾獣弾を放ってきたのに対し、ビーチにいた皆が身構えるなか、


ズバァァァンッ!!


カズトは『ローゼンハイム』

リカは上位合成魔法『灰異論(クテルクフィス」』

シンは面倒くさがりながら破壊の守護魔法『破滅刻天ブレインコルサコフディスク

を同時に発動した。


「ヴロロロロロロロッ!?」

ザパァァァンッ!!

その砲撃は合体魔法にて消え去った。


「ヴロロロ・・・オマエらガ・・・勇者カ・・・?」


攻撃を防がれたジュラカームがそう尋ねてくる。


「いや。残念ながら、私は勇者ではないのでね。・・・勇者はこいつだけだ・・・」


「なんで言うかなさらに面倒になるだけなんだけど」

「カズト!!」

「カズトさん!!」


ジュラカームからの問いに対し、俺がそう答え、シンにそう面倒くさそうに問うなか、イロハとイリヤがそう言って俺とジュラカームの方へ向かおうとする。


「ちょい待ちwww二人ともwww」


が、リカにそう呼び止められた


「あ、リカ!?」

「なによ!?リカ!!このままだとカズトが」

「二人、いや、皆には悪いのだが、」

「あのタコはオレとシン、カズトの三人に任せてくんね?www」


慌てているイリヤとイロハの言葉を遮りながら、カズトとリカはそう言う。


「なっ!?」

「正気か!?貴様ら!!相手はあの『深海の悪魔』と言われているジュラカームだぞ!!」


リカとカズトの言葉に対し、エルザさんがそう言う。


「無論正気だ。」

「けど、あのタコはオレ達三人が相手しなきゃいけないんだよねぇ~♪」

「はぁ仕事をしますか……」


が、リカは平然とそう言う。

シンは頭をかきながらカグツチを召喚する。


「?リカ。それってどういう」

「じゃあ、行ってくるwww」

「すぐに終わらせて寝る。お前ら10分で片付けるぞ」

「ちょ……ちょっと!?」


首を傾げながらそう尋ねようとしたイロハを余所に、リカとシンはそう言いながら“飛行魔法”で飛び立ち、俺の方へ向かった


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