棺桶は武器ですか?
その後、リカは質問攻めにあいながら鑑定眼で屑かビッチかそうじゃないかを判別しながら、その持ち前の明るさで結局は他のクラスメイトとも仲良くなった。
その後の昼休み、教室・・・
「なぁ。カズト。」
「なんだね?リカ。」
「今、思ったんだけど、このクラス・・・屑やビッチが全然いなかったんだけど・・・どういうこと?それになにあの勇者?」
昼休み、一緒に昼ご飯を食べながら、リカがそう尋ねてくる。
そう。あの後、リカは鑑定眼で判別しながら、クラスメイトと接していたのだが、結局僕達のクラスには屑やビッチが全くと言っていい程いなかったのだ。
「勇者については決闘を挑まれたのでねお灸を据えてやったから屑じゃなくなったのだ。逆に紳士になったかもな」
「なにそれ斬新」
「別にいいじゃないか。ああいった連中がいないならいないで。」
結構過ごしやすい
「まぁ、そりゃそうだけど・・・」
私の言葉に対し、リカはそう言いながら、微妙な顔をする。そんな話をしていると昼休憩が終わった。
2人は移動して許可が降りた闘技場にいる。リカの魔武器の生成と使い魔召喚のためだ。
因みにイロハ達には何が起こるかわからないので、先に寮の方へ帰ってもらっている。
「まぁ、いいか。ほらよ。」ヒュッ!!
「ん。」パシッ!!
とりあえず私はクロト教諭から手渡されていた魔石をリカに投げ渡す。
「おぉ♪これがテンプレでありがちな魔石かぁ~~~(スリスリ)で?純度とかは大丈夫なのか?」
目をキラキラさせながら魔石を撫でた後、リカは魔石の純度について尋ねる。
「それについては、魔石の純度はあまり期待しない方が良い。なにせクロト教諭曰く『適当に火山から拾ってきた。』ってやつだから。」
「それって魔石として大丈夫なのか?……まぁいいか……とりあえず念のために創造属性”……“能力創造”、“錬金術”……で純度を100%にしてっと♪」
バリバリッ!!
「おまえ、こっちに来てから短期間で魔法、マスターし過ぎではないかね?」
「まぁ、そこら辺辺りはオタのオレの妄想力と才能の賜物ってことで♪」
さいですか。
っていうかリカってオタだったのか・・・まぁ、かくいう私もだけど・・・
因みに“錬金術”の代償は魔力を代償にしているみたい。
「それではさっそくこの魔石に魔力を・・・込める込める込める込める込める込める込める込めるゥ!!」
リカはそう言いながら、まるで螺○丸修得第一段階の修行の時の渦巻のようになり、魔石に魔力を込める。
ピッカー!!
するとなんか変なフレーズを上げながら、リカの手にあった魔石が光り輝く。
「目が!!目がぁぁぁ!!」
「残念だったな。ム○カ。ここは天空でもなければ、城でもないのだよ。」
無論、俺は闇の炎のメガネをかけている。
そうしている間にリカの手の中にある光は徐々に収まっていく・・
光が完全に収まった後、リカの横に魔武器が現れた。
「いや……何故に棺桶なんだ?」
「ウハッ!……めっちゃオレ好みの魔武器!」
そう。リカの魔武器は何故か棺桶だった。
しかも鉄製じゃなくて、木製っていう
「一応聞くけど、名前は?」
「うーん・・・そうだなぁ・・・じゃあ、エルシュバイツってことで……」
パァァァ
リカがそう名付けた瞬間、リカの棺桶が淡い光を放ち始めた。
「ほぅほぅこれはなかなか……素晴らしい能力なことでwww」
どうやら棺桶が淡い光を放つと同時に、リカは棺桶の能力を理解したらしい。
「リカ。結局その棺桶はどういった能力を持っているんだ?」
「うーんとな……増殖と供物無しに別次元の人間を呼び寄せる。階層精製……無限の魔力の付与と通常攻撃に対する無敵化、形状変化、概念破壊だ。」
能力が多過ぎっていうか死者蘇生だよな
っていうか戦争でも起こす気か?
「あと、最後の3つの能力は具体的にどういう能力なんだ?」
「うーんとな・・形状変化はアニメとか見たのもの武器に変化できるってわけ……あとあらゆる概念を破壊して作り直すにダンジョン作って鍛えろっていう能力だ。」
「・・・なんだね。そのふざけた魔武器は」
マジでおまえ、優遇され過ぎじゃないかね。
しかし棺桶で戦場を闊歩するとなるとシュールというかなんというかわからん。まぁ本人がそれでいいのなら何も言わん。




