↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『Transients』〜異世界で筋肉無双してモテたい!〜  作者: NewSankin
第一章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

50/352

【12-6】筋肉vs鋼鉄、剣vs騎士道

ガイツの用心棒、「不砕の虐殺王」グラックが、護の前に立ちはだかった。 身長は護と同じく二メートル近い。その肉体は異常なまでに鍛え上げられ、まるで鋼鉄の塊のようだ。


「へへっ、楽しませてくれるじゃねえか、デカブツ!」

「へぇ〜! お前、なかなかいい筋肉してるじゃねえか!」


グラックの鋼鉄の拳が、轟音と共に護に叩きつけられる。 護はそれを戦斧の柄で受け止めた。


ドガァッ!!


衝撃で足元の床板が砕け散るが、護は一歩も引かない。


「(……硬ぇ! だが、それだけだ!)」


護はニヤリと笑い、攻勢に転じた。 戦斧『岩砕き』が、唸りを上げてグラックの体に叩きつけられる。


ガギィン!


火花が散り、甲高い金属音が響く。グラックの「不砕」と謳われた肉体に、初めて苦悶の色が浮かんだ。


「なっ……!?」

「どうした! もっと遊ぼうぜ!」


一方、セラフィーナは、護たちを「闇市場の用心棒」あるいは「敵対する傭兵団」だと誤解し、カゲロウに剣を向けていた。


「あなたたちの目的は何です! これ以上の狼藉は、王国の騎士として見過ごせません!」


剣に光を纏わせる《セイクリッド・エッジ》を放つ。 しかし、カゲロウはそれを柳のように受け流した。


「……話の通じない女だ」


セラフィーナの剣術は、王国騎士団に伝わる、洗練された「静」の剣。対するカゲロウの剣は、実戦の中で磨き上げられた、変幻自在の「動」の剣。 彼女の教科書のような剣筋は、カゲロウにとって、動きの先を読むことなど造作もなかった。


「くっ……なぜ、当たらないのですか!」

「お前の剣は綺麗すぎる。道場剣術では、俺は斬れん」


「そこだ! 護、相手の右膝が古傷だ! カゲロウ、騎士の剣筋は直線的だ、懐に入れ!」


後方から駆けつけたメルが、瞬時に戦況を分析し、的確な指示を飛ばす。 その声に、セラフィーナは一瞬戸惑った。


(指示を出しているのは……子供? それに、あの男たち……ただ暴れているわけではない?)

お読みいただきありがとうございます!


もし「面白そう!」「続きが気になる!」と思っていただけましたら、 ページ下の【☆】マークから評価や、ブックマーク登録をしていただけると、作者のモチベーションがマッハで上がります! (感想もお待ちしています!)


★更新予定 毎日19時に更新します。ストックはあるつもりなので、安心してお付き合いください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。