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責任取れと言われた。答えは決まっているがな!

ふぅ...疲れた。


あれから俺達は三時間ほど魔法の特訓をしていた。

成果は正直あんまりなかった。

でも、少しは収穫があった、それは、魔力が無くなったら死ぬ、という事だ.........え!なにそれ怖!っと最初は思った。

でも、よく良く考えればゲームの時も魔力が無くなったらゲームオーバーだったような。


「まぁそんな事よりも、まずはシャワーを浴びたい。

汗で肌がベタベタだ。

この時間帯は誰も入っていないはず。」


そう思いながら俺は浴室まで向かった。


「んっしょっと。」


そして、服を脱ぎ浴室の中に入る。

この時なんで誰も入ってないことを確かめなかったのか、後々後悔することになる。


「ふぅ...シャワー、シャワー.........」


その時一人の女の子と目が合いました。

その見つめ合いは流輝にとって永遠のように感じられました。


「「.........。」」


お互いが無言でした。

二人は口を開きません。


あれから何分、経っただろうか。

俺達はまだ見つめあっている。

それにしても星野の奴意外と胸...あるんだな。

なんだろうな、D......はありそう。


そんな事を考えていたら終わりはやって来ました。


「き......。」


「き?」


「キャャャャャャャャャー!」


そう、星野の叫び声だった。


「変態!スケベ!私のことを犯しにきたんでしょ!

私に手を出したらどうなるか分かってるんでしょうね!

責任はとって貰いますから!」


落ち着けよ!今目の前にいるのは三歳児だぞ!

三歳児が入ってきたくらいで大袈裟じゃね?

まぁ、精神年齢は20歳位だけど。

てかさ...ヒロイン達はやけにエロい事を口にするな。

朱音の奴もエロい言葉使ってたし!もしかして、ヒロイン達って皆こんな感じでエロい?


「ちょっと!何黙ってるのよ!

何か喋ったらどう?あれ?聞いてる?もしもーーし、返事してー。」


「あっ...どうした?」


「あっ...どうした?じゃ!ないわよ!こちとら裸見られ見せられ状態なのよ!

その状況でどうした?はないでしょ!

全く......責任...とってくださいね。」


責任?責任ってなんの?金か?


「責任ってなんの責任だ?

できる限りのことはしよう。」


「責任っていったら一つしかないでしょ!

それは!結婚よ!」


「ごめんなさい無理ですお引き取りください短いお付き合いでしたけど有難うございます。

お帰りはあちらです。」


俺はキッパリと断った。

俺は先輩一筋なんだ。

先輩以外の人と結婚なんて有り得ない。

まぁ、前世じゃあ色々とお世話になったけどよ。

でもさ、俺はやっぱり先輩じゃないとスッキリと抜けなかったんだよな。

やっぱり先輩って最強だね。


「はや!断るの早くないですか?

もう少しこう....考えたりするものでしょ?

私みたいな美少女が結婚してあげると言っているのよ?

素直に従いなさいな、損するわよ?」


「ごめんなさい。

僕にはもう、心に決めた人が居るので。

星野さんの気持ちには答えられません。

勿論、星野さんの裸を見た訳ですからこれ相応のお金は払います。

それで、勘弁してください。」


......。


「嫌です。

お金ならもう沢山持ってます。

好きな人が居るなら第二婦人でいいわよ。」


「すみません。

第二婦人ももう居ますので、どうかお引取りを。」


ここで嘘を言っておこう。

第二婦人になりたいと言っていたやつは一人いるがな。

あっ、こいつで二人目か


「なるほど、では第三婦人でよろしくお願いします。」


そうきたか......。

だが断る!

俺は先輩としか結婚しないからな。


「すみません。無理です。」


俺は、キッパリと断った。

そしたら、星野の目筋に一線の涙が...それはやがて滝のように流れていく。

そして、こう言う...


「うゎぁぁぁーん!振られだぁぁぁぁ。

もう帰るぅぅぅー、お家に帰るぅぅぅ!

またぐるねぇーーー。」


えっ...また来るの?

こう来なくていいよ。


「う、うん。

待ってるねー。アハハ......。」

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