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引きこもりの僕が男の娘ヴァーチャルライバーになった話 ~スカウトされた大手事務所には〇〇しかいませんでした~  作者: 狐のボタン


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ごじゅーご



翌朝は早めに起きてリビングに行くと、案の定二人ともまだ床で寝てる。

時計を見るとまだ六時過ぎ。

もう少し寝かせておいてもいいか…と思い、朝食の仕度。


夜のうちに下ごしらえしておいたしじみでお味噌汁と、焼き鮭に卵焼き。

ご飯が炊けた炊飯器の音にひろみ姉さんがフラフラと起きてきた。

「あー…頭いてぇ…」

「水飲む?」

「ああ…」

コップを渡すと中身を飲み干した後、またフラフラと洗面所へ向かった。

シャワーでも浴びるのかもしれない。


朝食をリビングのテーブルに並べていたら、ひろみ姉さんがシャワーから戻ってきた。

「朝からいい匂いだな。 ありがとな…」

「それはいいけど、二日酔いは大丈夫?」

「まあ、シャワー浴びてスッキリしたからな。二日酔いでやられてるようじゃ社会人なんてやってられん」

二日酔いってシャワーで治るんだ…。


「おい、彩乃。お前も起きろ」

「んんぅ…あと二時間…」

「ふざけるな。お前も仕事だろうが」

「ぇー…どうせ今日も暇…だし…」

「起きろ! せっかくアルジェが朝食を用意してくれたんだぞ。お前も食ってけ」

「…いい香り…。ふわぁ……」

「ほら、顔くらい洗ってこい」

「ふぁ〜い…」

彩乃さんもフラフラと洗面所へ向かった。


「お、しじみの味噌汁か」

「二日酔いにいいって何かで見たから」

「…お前はホントいい嫁になるよ」

嫁って…。


「うぅ…頭痛い…」

「シャワー浴びたら治るだろ。朝食の前に行ってくるか?」

「あのね…そんな超人みたいなのひろみだけよ…。先に頂くよ。せっかく温かいの出してもらえてるのに」

シャワーで治るのひろみ姉さんだけなんだ…。それはそうだよね。



辛そうだった彩乃さんも朝食を食べたら元気になったらしく、休憩したあとシャワーを浴びに行った。

「しじみの味噌汁がきいたんだな」

と笑うひろみ姉さん。そんな即効性あるのだろうか。でもまあ効いたのなら何よりです。


洗い物はひろみ姉さんも手伝ってくれた。

洗ったものを拭いて片付けてくれてる。珍しい、どうしたんだろ。

「本当に二日酔い大丈夫?」

「ああ。朝からちゃんと食事も食べさせてもらえたから大丈夫だ。ありがとな」

「うん。冷蔵庫にもいつものように一週間分くらいは作り置きしといたから」

「毎回大変だろう?無理しなくていいからな」

そうは言うけどさ、前にしばらく来れなかったときゲッソリしてたのを見てるからなぁ。

仕事先の近くだし、やれる時は用意しておくくらいいいよ。材料費もしっかりくれてるし。



シャワーから出てきた彩乃さんはもうしっかりと仕事に行くスタイル。

切り替えすごっ…。

「ひろみ、泊めてくれてありがとね。アルジェちゃんは食事の用意ありがとう。とても美味しかったです」

「またいつでも来い。お前も今住んでるところから近いんだろ?」

「そうね、徒歩で来れるくらいには」

「私も休みの日は暇だからな。近くに友人がいるってのも悪くない」

「じゃあまたお邪魔するかも」

「おう」

「さてと、じゃあ会社にアルジェちゃんをちゃんと送り届けるから」

「頼む。うちの弟は方向音痴なうえにその見た目だろ?姉としては心配なんだ」

「気持ちはわかるから任せて」

流石にもう会社へは迷わず行けるからね?初めて行く場所へは迷うってだけ。









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