26
テストとレポートで死んでました。
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そこは、僕のダンジョンから3日ほど行ったところにある森の中。
「どうしたんだい?疲れ切った淀んだ目をしているよ?」
今僕の前には、淀み切った目をした。勇者がいる。
「……だれだお前は」
幾分か警戒してる目でこちらを見る勇者。だけど精神的に疲れ切った目をしてこちらを見ている。だいぶ疲れ切ってるな。
ひたすら怒り続けるのはとても体力を使う行動だからな。だから憤怒もいつも怒ってるわけじゃなくため込んで一瞬で爆発する。
「ふふ、しがない旅人だよ。そしたらこんなところでふさぎ込んでる青年を見つけてね。いてもたってもいられずにね」
「ほっとけ……もう疲れたんだよ」
「ふふふ、何があったのか見ず知らずだけどだからこそ2度と会うことがない僕に話してはみないかい。案外悩みなどというのは話してしまうと心の区切りがつくものさ。それから寝るなり食べるなり女を抱くなりすれば新しい一歩を踏み出せるものさ。」
そう僕は優しく優しく語り掛ける。あぁ面倒だなー。
「……そんなものか」
「……そんなものさ、僕もおんなじ経験があるからわかるさ」
「……聞いてくれるか?」
「そのために声をかけたといっただろう? もちろん聞くさ。君が話したい範囲でね。」
あたりは暗くなり始めてる。たき火を準備してたき火の周りに腰を下ろして勇者の話を聞く準備をする。
そして勇者は僕たちが見せつけたことの展望を勇者視点で話すのだった。
……そして
「眠る」
話し終わった勇者はそう一言つぶやいた。
「そうか。あったかいスープもあるがどうする?」
「いや、寝るよ。聞いてくれてありがとう」
幾分か安心したような顔をしている。
「ん、どういたしまして。火の番はしてあげるからゆっくり眠るといい。はい毛布」
「ありがとう。感謝する」
そういって勇者は頭を下げてから毛布にくるまって寝るのだった。
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「大丈夫だよ」
回りの茂みの一つに向かって声をかける
「上手くいったか」
茂みからほかの面々が出てくる。
「そうだね。今はだいぶ深く眠りについてるよ」
勇者にはスキルの誘眠を使って深く眠らせてある。
それに最後の勇者の感じからして、これならうまくいきそうだ。
「じゃあ早速始めるか」
「そうだね、一応警戒しておいて」
そういって僕は勇者に手をかざす。
「どこまでも堕ちて堕ちて堕ちていけ――――怠惰の領域」
堕落のスキルを勇者に使う。
聖女のようにレジストすることなく、安心して眠り誘眠を使ってどこまでも深く眠らせた勇者は怠惰の領域によっていつまでも起きることのない永遠の眠りについた。
「終わったよ」
「そうか。戦闘なしで勝てたのは楽でよかった」
「出番がなかったわねー」
「ふふふ、勝てばよかろうなのだ……よ」
「んじゃ帰ろうか」
「あぁ今回もお疲れさま、んじゃ解散」
グラの掛け声でみんな散っていく。
「アルトーおいでー」
「キュルルルルル」
「よしよし」
やってきたアルトの頭をなでる。
「レム終わったよ。一発殴るかい?」
「いいえ終わったのなら構いません。レイジー様本当にありがとうございました。」
アルトに騎乗していたレムはそう答える。レムの顔からは今何を思っているのかはわからない。達成感か、それとも虚しさか。
「じゃあこれからは僕のために働いてね」
僕も怠け者の見えざる手を使って騎乗する。
「それじゃあ帰ろうか」
「はいっ」
僕に対する返答は少しばかり涙声だった。
区切りのいいところまでやって疲れたから新連載で英気を養います。姉弟もので弟は男の娘な趣味全開なものです。気になった方はよければ作者登録しといてください。
ある程度の書き溜めができたら投稿します。こっちは多分2週間おきくらいに更新します。
趣味なんで好きにやらせてもらいます……あれ? 今と対して変わらなくないか?
お待たせすることにはなりますが、お付き合いください。




