魔術とゴブリン!
カラーン カラーン
遠くから聞こえる鐘の音。その音で目が覚める。
「ふぁー、これ何時なんだろか?」
軽い疑問を口に出して起きる。そこでふと家族を思い出した。
「親父、母さん、そう、元気かな。」
親父は昔から休日に遊んでくれる優しい父、母は料理うまいし割とギャグもいう面白い人だった、そうはしっかりしているが若干スケベな2つ下の弟だ。そうは俺の代わりに家を継ぐことになってるけどきっと大丈夫だな。
扉の外から食堂にあつまる人々の声が聞こえる。
「さて、朝飯喰うか!」
気持ちを切り換えて、食堂へ向かった。
今日の朝食はサンドイッチだ。
硬めのパンの間に、スパイスの効いた薄切り肉にトマトっぽいのとレタスっぽいのが挟んである。
「いただきます!」
豪快にかぶりつくとスパイスの香りと肉の味わい、そしてトマト(仮)の酸味が絶妙な味を出している。そしてレタス(仮)もシャキシャキと食感を楽しませてくれる。
この宿ほんと正解。
ミルーさんありがとう!
そのまま食べきり、最後に「ごちそうさま」も忘れず言って食器を下げる。
荷物は特にないから、鍵をおばさんに預けて宿を出た。
ギルドにつくと直ぐに掲示板に向かう。
さてさて今日はなににするかな?
そこでゴブリン討伐というのを見つけた、金額は昨日のグラスウルフと同じかこれにしよう。
あと、グラスウルフとは違って持ち帰るのは左耳だけか。毛皮とかないからか?
ミルーさんにお礼言いたいからなー空いてるかな?
受付をみると結構空いてる。まだ早い時間なのかな?
「ミルーさん、おはようー。宿良いとこだったよ!ありがとう!」
「あ、ユウさん!気に入ってもらえて良かったです!今日は何にするんですか?」
軽く首を傾げて笑顔を向けてくれるミルーさん。可愛い…!
「あー、今日はこれ、ゴブリン討伐!」
「ゴブリンですか…、集団ですと結構厄介ですから気をつけて下さいね?」
ミルーさんは軽く心配しながら受付をすませてくれる。注意はちゃんと頭の中に入れておこう。
「じゃあ、いってきます!」
「はい、いってらっしゃい!」
今日も挨拶をして、ギルドを後にした。
はい、森にやって参りました。ゴブリンさんはそこそこな奥地で暮らしてるらしい。
奥地から出てこないならいいんだけど出てくるから討伐対象なんだとか
さて、ここでゴブリンさんを探しながら俺の魔術について。
適性は適性は火、水、雷、風、光、闇だった。
そこは全属性じゃないのか!って思ったけど。
二個で普通らしいから充分だ。
ていうか土属性とかイメージできない。いきなり土出てくるのがどうもね…。
それと属性とは関係のない魔術。
サーチとアナライズだ。
サーチは周りの状況を知れる。
宿でやったら恐らくおばさんとおっさんがちょっとあれをしてたのがはっきりわかって辛くなった。
次にアナライズ。
これは対象の説明だ。ステータスが見えるみたいな感じ。
朝おばさんにやったら
状態(妊娠)と書いてあってまた辛くなった。
随分お盛んですねとも思った。
お、ここでゴブリンさんのおでましか。
ぼっこぼこのグラスウルフの周りに四体のゴブリン
見た目は緑の小さいおっさんみたいな感じに汚い腰巻き。あと棍棒持ってる。
さて、気付かれてないし奇襲の一発
「サンダーランス!」
詠唱は無くても出来るみたいだから、無視!
雷のような槍がゴブリンへ飛んでいく
ゴブリンは俺に気付いたみたいだけどそのまま直撃。
痙攣みたいなのおこして絶命、したかな?
他の三匹のゴブリンは少し驚いていたがすぐさま逃走。
「あ、待てコラ!やべ、耳!ナイフない!」
ナイフないから変わりに万象喰いで耳を残して喰う。
耳をアイテムボックスに放り込み、ゴブリンを追いかけた。




