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転生されたら淑女になった  第17話

第17話:王家の檻、歪んだ設計図



王都からの召喚状。

表向きは「先の事件での功績を称える」という名目だが、その文面の端々からは、俺という「高出力な機体」を自国に囲い込もうとする、卑しい意図が透けて見えた。


「……国王シェルズ、か。会ったこともないが、あまり筋の良い設計をする男ではなさそう

だな」


俺は独り言ち、手紙を愛おしむように丁寧に畳んだ。たとえ気に入らない相手からの手紙であっても、雑に破り捨てたりはしない。

父ガルロは、彫刻のような顔立ちで窓の外を見つめ、母エシスは穏やかな微笑みを絶やさない。

だが、二人の周囲には、すでに静かな「嵐」の予兆が漂っていた。


(……爵位という名の檻。囲い込みという名の策略。……いいだろう。王都をこの目で確かめてやるとしようか)


俺たちは、一言も発さずに出発の準備を整えた。

淑女の仮面をより深く被り、俺は静かに、だが確かな足取りで「王家の檻」へと向かう馬車に乗り込んだ。



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