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第25話 一気に第5階層へ!

 第2階層のボス戦を終えたあと、陸は自分のステータスを開いた。


 Lv.9を確認してから、スケルトンたちは第2階層で何日も狩りを続けている。


「そろそろ上がっててもいいよな」


━━━━━━━━━━━━━━

佐藤陸

Lv.10

━━━━━━━━━━━━━━


「きた! 10レベ!」


 そのままスケルトンラッシュを開く。


━━━━━━━━━━━━━━

スケルトンラッシュ

ランク:SSS


倒したモンスターを

スケルトン化することができる。


【召喚上限】

現在:20体

使用者がLv.10上昇するごとに

召喚上限+10体


【進化】

一定レベルに達したスケルトンを

上位個体へ進化させることができる。


【追加能力】

スケルトンフュージョン


複数のスケルトンを一定時間融合させ、

より強力な一体として戦わせることができる。

━━━━━━━━━━━━━━


「よっしゃ! これで20体まで増やせる! 新しいモンスター出てきたら、どんどん仲間にできるな!」


 続けてスケルトンフュージョンの文字を見る。


「フュージョンも来た! これ、実際どんな感じになるんだろ。早く使ってみたいな!」


 陸は画面を閉じた。


「よし。次行こうぜ!」


 そこからの攻略は、一気に進んだ。


 第3階層で最初に現れた新種は、額に一本角を生やした白い小型の獣だった。


━━━━━━━━━━━━━━

ホーンラビット

ランク:F

Lv.6


HP 24

MP  4

筋力 15

耐久 11

敏捷 27

賢さ  4

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 鑑定を終えた直後、ホーンラビットが地面を蹴る。


「速っ!」


 白い身体が一気に距離を詰めたが、今の軍団相手ではそれだけだった。前衛に止められ、横から飛んできた矢を受けて床へ転がる。


「よし、お前も仲間にしよ!」


 青白い光が消えると、額に角を残した小さな四足のスケルトンが立ち上がった。


 その数日後。


 第3階層のボス部屋で待っていたのは、銀色の毛並みを持つ大きなホーンラビットだった。


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シルバーホーンラビット

ランク:E

Lv.17

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 戦闘が始まった瞬間、シルバーホーンラビットが床を蹴る。


 速い。


 だが、その横をホーンラビットスケルトンが追った。


「おお! ついていってる!」


 二体の四足がボス部屋を駆ける。その間に前衛が回り込み、矢と魔法が飛んだ。


 ボス戦は長く続かなかった。


「よし。こいつも!」


 シルバーホーンラビットもスケルトン化。


 十二体になった軍団は、そのまま次の階層へ進んだ。


 第4階層では、犬のような頭をした人型モンスターが現れる。


━━━━━━━━━━━━━━

コボルト

ランク:F

Lv.8

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 手にした短い槍を素早く持ち替え、スケルトンの攻撃をいなしながら突いてくる。ゴブリンよりも、武器を扱う動きがずっと慣れていた。


 一体を倒し、すぐにスケルトン化。


 十三体目。


 第4階層では探索中に小盾もいくつか手に入った。陸はその一つをコボルトスケルトンへ持たせる。


「お、いいじゃん。こいつは盾持たせてみよう」


 その後、探索部隊が見つけた第4階層のボスは、幅広の剣を持つ大柄なコボルトだった。


━━━━━━━━━━━━━━

コボルトウォリアー

ランク:E

Lv.16

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 前衛が剣を受け止め、後ろから矢と魔法が飛ぶ。今の軍団にとって、第4階層のボスも大きな壁にはならなかった。


「よし、また増えた!」


 コボルトウォリアーもスケルトン化し、十四体目として加わった。第4階層で拾ったもう一枚の小盾も渡し、コボルト系の二体は盾を使う前衛として組み込むことにした。


 そして第5階層。


 灰色の毛を逆立てたウルフが、通路の先で低く唸っていた。


━━━━━━━━━━━━━━

ウルフ

ランク:F

Lv.9

━━━━━━━━━━━━━━


 一体を倒してスケルトン化すると、軍団は十五体になった。


「十五体! これなら五体ずつ三つに分けられるじゃん!」


 陸はすぐに部隊を組み直した。


 スケルトンウォリアーの部隊には、ゴブリンソルジャースケルトン、アーチャー、メイジ、それにホーンラビットスケルトン。

 もう一つはゴブリンソルジャースケルトンと盾を持たせたコボルトスケルトンに、アーチャー、メイジ、ウルフスケルトン。

 最後はコボルトウォリアースケルトンとゴブリンソルジャースケルトンに、アーチャー、メイジ、シルバーホーンラビットスケルトンを組ませる。


「よし! 三方向で探してきて!」


 三つの部隊が、それぞれ別の通路へ走り出した。


 二部隊だった時より、探索できる範囲は一気に広がった。三部隊とも前衛と遠距離役が混ざり、戦力の偏りも少ない。


 狩りを続けながらのアイテム集めも、ボス部屋探しも、前より安定して早く進んでいった。


 そして数日後。


 玄関を開けた陸の前に、一つの部隊が戻ってきていた。


「お、帰ってきてる!」


 陸はすぐダンジョン側へ出る。


「ボス部屋、見つけた?」


 五体が揃って頷いた。


 コクッ。


「よっしゃ! 第5階層のボスだ!」


 陸はその場で残りの二部隊へ帰還を命じる。


「どんなボスなんだろ。早く見てえな!」


 十五体になった軍団が揃うのを待ちながら、陸は通路の奥を見た。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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