第十四話【レイカのおねだり】
ヒナの誕生日、俺はヒナとデートする。
その話を聞かれ、レイとデートする事にもなった。
ヒナ、レイの順でデートをする予定だったのだが、俺は今レイと二人で街に出て来ていた。
「わがまま言ってごめんね?」
「気にすんなって言ったろ。それに俺もちょっと楽しみだしな」
事の発端は昨日の夜、いつも通りレイに血を与えていた時にレイが気まずそうにしてきた話だった。
◇
「ねえカイト、お願いがあるんだけど……」
俺の膝の上で俺の肩に手を置きながら、上目遣いでそんな事を言う。レイ
「お前、もしかしてこの前俺がレイの顔ドストライクって言ったから、何かねだる時に武器になる事に気付いたな?」
「へ? ……あっ!! ちがっ、今のは深い意味は無くて!!」
自分の行動にそう言う意味合いが含まれる事に気付いたレイは慌てて否定する。
もちろんからかっただけだ。レイがそんな女の武器を使った駆け引きが出来るほど大人じゃないのはとっくに知っている。
「で、どうした?」
「えっと、その。今度デートするでしょ? でもあたし、カイトに貰った服しか持ってないから、デートに着て行くような服無いなぁって思って……」
「なるほど」
レイは普段ほとんど家から出ない。たまに出る時も買い物程度だからあまりおしゃれに気を遣わない。
いや、気を遣ったからこそおしゃれが出来ないのだろう。
レイは俺の家に居候になっている状態だ。特に負担には思っていないが、家賃や生活費を全部俺に頼っている現状だ。
文句は一切ない。レイを家に誘ったのは俺なのだから。だがレイはそこをちゃんと気にしているらしく、必要最低限の物以外欲しがらないのだ。
服はその最たる例だ。俺の余ったシャツやパーカー、果てはズボンまで俺の物を使い、女物の洋服は出会った時に来ていたもの一枚しか持っておらず、下着に至っては一枚も無いと言う。上も下もだ。
そのレイが、デートではおしゃれをしていきたいから服を俺にねだった。いじらしいではないか。
それでも最後の一言を言葉にするのに抵抗が残るようだが、ここは俺が一押ししてやろう。
「欲しいんだろ? 服」
「……うん」
「いいぞ、買ってやる。何着でも買ってやるよ」
「あわわ! 一着! 一着だけでいいの! カイトとのデートで可愛いなって思ってくれれば……」
くぅ、俺の目の前でそんないじらしい表情をするな。危険だ、コロッと落ちてしまいそうだ。
「でもせっかくレイがわがまま言ってくれたんだしなぁ、せめて数着は買いたいところだけど……あ、そうだ!」
俺はそこで天才的閃きが頭に降りてきて、すぐさまレイに提案した。
「だったらさ、レイの服俺に選ばせてくれねえか?」
「カイトが?」
「そ。俺とのデートに着たいんだろ? だから俺がレイに着ててほしい服を何着か選んで買うよ。デートの日はその中からレイが選んで着て来てくれ。レイは服が手に入るし、俺はレイに好きな服を着て貰える。どうだ?」
互いに悪くない話だと思った。
何度も言うがレイは本当に美少女だ。絵画や彫刻でも表現できない程にレイの顔は可愛く美しい。だがそれを引き立てるべきはずの服が俺のお下がりって言うのはどうも歯がゆかったのだ。
「選ばなかった服も普段着にしてくれたらいいし、そうしたら俺もレイの色んな姿が見れて嬉しいしさ」
「……いいの?」
「おいおい、頼んでるのは俺の方だぜ? お願いします、俺の選んだ服を着てください! ってな」
こう言えばレイも断らないだろうと思っていたのに、まだレイは少し悩んでいる様子だった。
だが、次第にレイの表情に笑顔が戻り、嬉しそうにはにかんだ。
「……わかった。全部カイトにお任せする。ありがと、カイト」
そう言って喜びを表現するように、俺の事を抱き締めてきた。
「ふっ……」
クールに笑いながら、俺の頭の中はレイのひんやり体温と着せたい服の事でいっぱいだった。
どんな服を着て貰おうか。数着とは言ったがやはりここは押し切って買いたいだけ買ってしまうか。
初めて娘にわがままを言って貰えた父親ってこんな気分なのだろうかとか考えていた。
◇
と言う訳で服屋に来ていた。いや、ブティックって言い方の方がいいか。そう気にする程にはおしゃれな所へ来ていた。
「…………」
のだが……。
俺は今、非常に強大な試練へ挑んでいた。
「本気……で言ってるんだよな」
「選ばせてくれって言ったのはカイトだよ?」
「いやそうだけど、そうなんだけど!」
俺はレイの着る物を選ぶために、レイを連れてブティックにやってきた。
店員さんにレイの採寸もしてもらい、後は選ぶだけという状況まで来た。
だから本当に選ぶだけで良いんだ。
「だから、選んで? カイトの好きな……あたしの下着」
「っ…………」
俺は立ち尽くしていた。
女性物の下着コーナーで。
レイは下着を持っていない。当然今も上下付けていない状態。
だが服を買う前には試着をしてもらう事になるし、下着も着けずに試着させる訳にはいかない。
そもそもの話、服だけ買って下着を買わないなんて道理が通って良いわけも無いのだ。
流石に下着ぐらい自分で選べって最初は言った。だがレイはそれを良しとしなかった。
結果先程の発言に繋がる訳なんだが。
「う……うぁー……」
現時点でかなりメンタルがきつかった。
レイの採寸をしてもらった時にノーブラだと気付いた時の店員の、ドン引きする様な目。
女性用下着のコーナーでいつまでも立ち尽くしている俺を見る、刺すような他の客の視線。
誰も悪くない。一番悪いのは今までレイに無理を言ってでも下着を買い与えておかなかった俺なんだ。
この状況で俺好みの下着をレイに選んで、この視線の中レイが試着する所を試着室の外で待って、あの店員の所にこれくださいって言えるのか?
「わ……わかった……」
どの道ここで選ばなければ、以降もレイにノーブラノーパン生活を続けさせる事になる。そうなったらいずれ同じ様な状況にぶち当たるのは想像に難くなかった。
腹を括れ。そしてレイに下着を選んでやれ。
この際だ、思いっきり好みの奴を選んでやろうじゃないか。
怖くなんかないさ。周りからの視線なんて痛くも痒くもないもんね。
「……俺から離れないでくれよ」
「え? うん……?」
やっぱ怖かった。
◇
女性用下着売り場をうろうろする事十数分。
かなり急ぎ足だったが、聞いたサイズを元にピンときた奴を次から次へとカゴに放り込んだ。
数にして七~八組くらいになったが、普通なら毎日変えるものだし必要だろう。
と言うか一度手に取ったものを戻しに行きたくなかった。レイが途中で何度か止めようとしたがダメだ、俺の為だと思ってくれ。
「じゃあ着けてみるね」
レイはカゴを持って試着室へと入った。俺はその前で待機。
レイが試着室のカーテンを閉めたのを確認すると、俺はすぐに目を閉じて下を向いた。こうすれば誰かを見てしまう事も無いし、誰かから見られて居ても気付く事は無い。
落ち着け、無心だ。ただ待つんだ、レイの試着が終わるのを。
「ジィーッ……しゅるしゅる……」
……………………。
「とさっ……ぺたぺた」
目を閉じると言う事は、他の感覚が機敏になると言う事で。
試着室の真横で目を閉じていれば、自然と中の音が聞こえてきてしまう訳で。
衣擦れの音、ジッパーが動く音、布が床に落ちる音。
そのひとつひとつが鮮明に俺の耳を刺激した。
(た、頼む……早く終わってくれェーーーーッ!!)
音が聞こえれば自然と想像してしまう。カーテンの向こうで起こっている事を。
レイの裸は何度か見た事がある。こいつは勝手に風呂場に突撃してくるから。
でもここは外。店の中の試着室で、俺が選んだ下着を着けている。
正直な話、全裸で飛びつかれるより何倍もドキドキしていた。
本当にこんな事が許されていいのか、そんな思いでいっぱいだった。
「……ちょんちょん」
「おわっ!?」
目を閉じていたから当然触覚も敏感になっていた。
不意に肩をつつかれてその場で飛び上がってしまった。
「かいと~……」
「な、なんだレイか。どうしたんだよ」
振り向くと、カーテンで身体を隠したレイが困った様子で助けを求めていた。
何だろう、非常に嫌な予感がする。
「えっとね、全部サイズも丁度良かったから元に戻そうとしたの。でも……」
「……でも?」
「今付けてる奴だけ、着てる時にズレちゃったのかな……背中のホックが届かなくなっちゃって」
ほら、来た。予想通りだ。
俺は滝のような汗を流しながら天を仰いだ。
「……ちらっ」
藁にもすがる思いで店員の方を向いた。
残念な事に他の客の対応中だった。
「…………ホック外すだけだな?」
「うん」
「……わかった。入るぞ」
もうここまで来たら怖いものなんて無いんだよ。
そう自分に言い聞かせながらそっと試着室の中へ入り、カーテンを閉じた。
◇
「……よし、外すぞ。背中向けろ」
「うん、お願い……」
俺の指示通り、レイは真っ白な背中を差し出した。
震える手で背中のホックを慎重に掴む。
ホックを外したらブラジャーがズレてしまうから、レイの裸を見ない様に目を逸らして。
(……あっ! まずい!!)
そう思って逸らした先に鏡があって慌てて別方向を向いた。
逃げ道など無かった。この試着室、カーテン以外内側全部鏡になっていやがった。背面も見やすくて良い事だ。
さらにマヌケな事に俺は勢い余って奥側に入っていた。カーテンを見ようとするとレイの方を向く事になる。
「……くっ!」
もういい、さっさとホックを外して退散しよう。そう決断してからは早かった。
元々ブラのホックは手が届きさえすればそれ以上手こずる程複雑には作られていない。簡単に外す事が出来た。
「よ、よし!」
後は肩紐に引っかかってくれるからレイの裸体があらわになる事は無い。一安心だ。
しかし非情な現実が俺を更に追い詰める。
こんなギリギリの状況になって、ようやく視界からの情報を処理できたのだ。
(……あれ、肩紐……無くね?)
背中のホックは外れてしまった。
ああ、なんと呪われた因果か。
肩紐が無いタイプのブラだったとは!
「とさっ」
「「あ……」」
試着室の床に、外されたブラが力なく落ちる。
俺の視界にはレイの背中と、鏡に反射したレイの身体。
状況、興奮、不意、裸体。
「あ、ありがとカイト……カイト?」
「…………」
かろうじて前面は腕で隠しているレイ。
レイとしても相手が俺だと裸体を晒すのに絶対的な抵抗がある訳では無いんだろう。躊躇いがちではあるが振り向いてきた。
その振る舞いが。天真爛漫なレイの恥じらう姿が、最後の一撃となった。
「……どろっ」
鼻の奥から生暖かい物が込み上げてきた。
「カイト!?」
「…………」
俺は慌てず、騒がず、ただ鼻と口の周りを抑えた。
そして試着室からそっと出た。
「…………」
カーテンを閉じ、レイが試着室から出て来るまでの間、俺は顔を押さえたまますぐそばにへたり込み、今まで感じた事の無い様な自己嫌悪に襲われていた。
レイが風呂場に襲撃してきた時も、ヒナに保健室で密着されていた時もここまでじゃなかった。理性の方が勝っていたのに。
(…………マジかよ)
レイに。
同居人に。
目の前の少女に。
自分を好いてくれている女性に。
言い訳が出来ない程はっきりと性的興奮を覚えてしまった。
(落ち着け……深呼吸を……ああもう、鼻が詰まってるから息しづれぇ……)
一度手を離し、真っ赤に染まった掌を睨みながら大きくため息をついた。
しばらく、立ち上がれなかった。
◇
「さ! 次はレイの服を選ぶぞー!」
レイが試着した下着を全て購入し、本来の目的であった洋服選びに意気揚々と向かっていた。
「あの……カイト?」
俺の事を心配そうな目でずっと見つめているレイを連れながら。
「どうしたんだレイ! いつもみたいに元気出していこうぜ! な!」
「あ、うん……」
俺の空元気に気付いているのか、レイは深く追求してこなかった。
空元気でも元気は元気だ。笑顔ない所に元気は沸いてこない。
だから今だけはこの哀れなピエロに何も聞かないでいてくれ。
「カイト、鼻血大丈夫?」
「…………」
俺の願いは届かなかった。
しかしレイの純粋な優しさからくる心配をどうして咎められようか。
「あ、ああ大丈夫だ! もう止まってるから。ほら!」
レイの方を振り向いて顔を見せ、既に血が付いていない事をアピールする。
あの後トイレで顔も洗ってきたから完璧なはずだ。
「そっか、残念だな……」
「そうだろそうだ……へ、残念?」
レイからは「よかった」と安堵の声が返って来ると思っていた。
だがレイが発したのは予想外の言葉で、俺の演技も続けられなくなってしまった。
「残念って、なんだお前」
レイは今残念だと言った。
じゃあ何か。俺の鼻血が止まらないままだったら良かったのか。
言葉だけ切り取ればあまりにひどい言い草に意図が気になり、レイの顔を覗き込んだ。
「だって」
「っ!?」
するとレイも同時に俺の顔を覗こうとしていたのか、互いの顔が急接近する。
レイが着ているパーカーの胸元から先程の白い肌がちらりと覗き、振り払おうとしていた記憶が鮮明に蘇ろうとする。
加えて、レイの顔がさらに近付き、吐息で鼻先をくすぐる様に囁いた。
「もしまだ血が出てたら、あたしが舐めて治してあげられたのに」
「はっ!!?!?!?」
しれっとそんな事を言うレイ。
舐めるってなんだ。興奮した時の鼻血なんてどこから出てるかは知らないが、鼻の奥なのは確かだろう。
それとも鼻の周りでも効果があるのだろうか。いやいや周りだろうが何だろうがそんな犬みたいに舐められてたまるか。
お願い本当に勘弁して、想像だけでまた鼻血出て来ちゃうから。一生のお願い。
「……なーんてね。カイトの血を見てお腹すいちゃったのかな」
そう言うとレイはいつもみたいに笑顔を見せた。
「……はぁー、くっそ」
とてとてと服屋の方へ駆け出したレイの背中を見て、ふと思った。
魔性の女ってああいう奴の事を言うのかなって。
◇
「カイト、今日はありがとね!」
レイの服選びは滞りなく進んだ。
下着選びが滞りすぎたとも言える。
たくさんの服が入った紙袋を手に持ち、嬉しそうなレイが俺に感謝を伝える。
もちろん男として荷物持ちを申し出たのだが「カイトからのプレゼントだからずっと持っていたいの」だそうだ。プレゼントのし甲斐があるね。
「感謝すんのは俺の方かもしれねえぞ」
「どうして?」
「だってレイみたいな美少女を好き勝手着飾れるんだぜ、普通金払ったって出来る事じゃねえぞ」
昔の偉い人はお気に入りの女性に着物を贈る場合、それを着て夜訪ねて来いっていう意味合いがあるらしいが、俺のは本当に善意だから。
レイの場合止めても勝手に訪ねて来るし。
「美少女かぁ。カイトって本当にあたしの事好きなんだね」
「顔が!! 顔がね!?」
「じゃあ中身は?」
「…………まあ、好きだよ。どちらかと言えばな」
「えへへ……」
レイの巧みな言葉に俺の口から「好き」という単語を引き出され、照れて目を逸らす俺。
そんな素直になれない俺からの評価を聞いて満足そうにはにかむレイ。
「これからは家でもいっぱいカイトの事誘惑するんだ!」
「へーへー、がんばれがんばれ」
レイは服の入った紙袋を抱き締め、高らかに宣言した。
今日買い与えた服はデート用の物も含め俺の好みの服数着。それとは別にカジュアルな物何着かと、パジャマも買った。
早ければ今夜からパジャマ姿を拝めるかもしれない。楽しみだ。
「……あ、でもさ」
「んー?」
「そしたらカイトの服とはお別れ……?」
今度は名残惜しそうにパーカーの胸元をキュッと握りしめていた。
「……今更返せとは言わねえよ。好きな時着ればいいだろ」
「ほんと!?」
「気軽に着れそうな服はそんなに買ってねえからな。部屋着にでもしてくれ」
「カイト、ありがと!!」
少し寂しそうにしていたレイは途端に花が咲いた様に笑う。
(ふっ、なんだよ)
つい思ってしまった。
なんだか、新しい服を買ってやった時より嬉しそうな反応じゃないか? って。
自分用の新品の服より、男物の俺のお下がりの方が嬉しいなんて変な奴だなって。
その理由までわかると言うか、知っている俺からすると、変にこそばゆい気持ちになった。
「ねえねえカイト! 手繋ぎながら帰って良い?」
「うーん……今日はまだデートじゃねえからダメ」
「……デートの日なら良いんだね」
「……おう」
「じゃあ我慢する! ……楽しみだなぁ」
服を買うだけのつもりが、精神的に大忙しな一日になってしまった。
まるでデートの予行練習みたいになってしまったが、私より先にデートされたってヒナに怒られないだろうか、なんて心配になった。
「あ、そういやレイの誕生日っていつなんだ?」
結局聞けていなかった事を思い出し、いい機会なので訊ねてみた。
今聞いておけば今度はレイの誕生日の時も祝ってやれるだろう。
「確か十一月九日って言ってたかな……?」
「何でうろ覚えなんだよ」
十一月九日。なるほどちゃんと覚えたぞ。スマホのカレンダーにもメモしておいた。
となるとこいつさそり座か。さそり座の女……有名な歌でも言っていたが、やっぱ魔性の女なのか?
「よく覚えてないんだ。その……」
「……あー、いいや。誕生日が聞ければ」
ふっと、言葉に詰まるレイ。
俺は見逃さなかった。一瞬レイの表情が酷く曇ったのを。
誕生日に関わる記憶に触れようとすると、何かレイの思い出したくない過去に近付く事を肌で感じた。
「それよりとっとと帰ろうぜ。お前、俺の鼻血見て腹減ってんだろ?」
「あ、あれは冗談だってば~!! 待って、おいてかないで~!!」
俺はレイの話を無理矢理遮り、背を追わせるように急ぎ足で帰路を辿った。
レイの過去、いつかは聞かなきゃならないのかもしれない。
だけどそれは俺からのプレゼントを抱き締めているレイからでも、俺とのデートを楽しみにしているレイからでもない。
もっと他にいつでもタイミングがあるはずだ。
何も急ぐ必要は無い、俺はいつまでも待てる。
だからそれまでは。
「むぅ! こうなったら飛んじゃうもんね!!」
「わーバカバカ!! 外で簡単に飛ぶんじゃねえ!!」
レイに平和な日常を送らせてやってくれ。
その日常は俺が守るから。




