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30 ふたりで

どうぞよろしくお願いします。

まだ引き続き、その行為中というか……。

苦手な方は読み飛ばしをお願いします。

具体的には書いてなくて、リアが感じてることを書いてるので、そこまでではないと思うのですが。

 なんだか息が苦しくて、私の息が荒くなってる音とキスの音だけがそのずっと響いて、恥ずかしいけれど、求められてるのがうれしくて、それに応えたくて、ハヤトに必死に抱きつく。


 昨夜とは全然違って……。

 昨夜はもっと静かで、私は息を堪えたり、ほっとして大きく息をついたり……という感じだったのだけれど。

 今夜はハヤトが私の身体に触れる度に、身体の奥がぞわって、嫌な感じじゃなく、なんか期待してしまうみたいなぞくぞくするっていうか。それにお腹の中の下の方がキューってなんだろう動くっていうか何かが縮まる? なるような感じが時々あって、だんだん自然に息が弾んじゃって、声が出ちゃって……。

 恥ずかしいのに、気持ち良くって、涙が滲んで、私、変……。

 ハヤトの身体が汗ばんでいる。私もなのかな?

 寝っ転がって抱き合っているのに、ハヤトと走って、見えない大きなものに挑んでいるような、高いものを登っているような気がした。

 一番上まで行きたいのに、苦しいような、怖いような気もして。

「リア、愛してる」

 ハヤトの言葉に私は……、今、自分が行ける一番上を越えて光を見た気がしてハヤトにしがみついて、辿り着けたという快感から来る声を上げて……、身体の力を抜いたというか……抜けちゃった。

 その直後にハヤトの身体が一瞬、強張ったみたいに力が入って……、すぐに力が抜けて……私の上にのしかかるみたいに動かなくなる。ハヤトも辿り着けた?

 息を整えて、ゆっくり動いたと思ったら、すごく優しい表情で、私の顔に掛かっていた髪を払うように撫でてくれて、キスしてくれた。

 ハヤトの身体の重みが心地良かった。重いのに、汗もかいてるのに。

 ……私はハヤトのものになった気がした。

 そんなことないのにね。

 もう安心っていうか、ここにいて、ハヤトの腕の中にいていいんだって、すごくほっとした。

 ハヤトは私の身体の上からそっと降りると優しく抱きしめてくれて、私はそのまますごく眠くなってしまい……。



 はっと目が覚めたら、窓の方が明るくなっていて。

 もう朝……。まだ目覚ましならないから、5時過ぎ、半くらいかな?

 いつも私、5時半に起きてた。会社に弁当持って行ってたから。

 また、そっとハヤトの腕の中から抜け出した。


 ふふ、ぐっすり眠ってる。

 男の人の方が疲れるのかな?

 私はジャージや下着を拾って、風呂へ行くとお湯を溜めながら、髪を洗い始めた。

 身体も洗い、すっきりすると、溜めたお湯に入って、身体を温める。

 朝の風呂って、身体が温まるのに時間がかかるというか、温まっているはずなのに、なんだか風呂の上の空気がすーすーしている気がする。

 風呂を出て下着を……、良かった……、汚れてない。 

 着て、ジャージを着る。

 書斎から下着の上を持って来て、着て、ジャージを羽織って前を閉じた。

 Tシャツを手に取り汚れてないか確認する。捲り上げられたことを思い出して、いや、あれ、すごく簡単に脱げちゃったよね……。ひとりで赤くなってしまった。

 洗濯機周りにはネットとかなかった。

 うーん、下着とTシャツや靴下だけなら手洗いしちゃおうかな。

 お風呂の残り湯を使い、下洗いし、洗剤で軽く揉み洗いして、きれいなお湯で濯ぎ、脱水だけ洗濯機にかけた。

 あ、乾燥機能もあるんだ……。

 でも、今日はいい天気だし、外へ干したいな。

読んで下さり、ありがとうございました。


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