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告白の言葉は「私を抱いていただけないでしょうか?」でした。  作者: 月迎 百
終章 決着をつけるべき過去とこれからの未来
200/201

20 東京の本部へ

どうぞよろしくお願いします。

 ああ、もうアラスカダンジョンに来て、一年が過ぎたんだ。

 山野井くんは籍を防衛隊に置きながら一度日本に戻り、医師免許を取ってから再び、第三師団の志願医師になって戻ってくると決めたそう。

 ミースとは1年間遠距離ってことか! 頑張れ!


 黒須ちゃんは辞めるそう。

 そしてロイと婚約した。

 黒須医療薬品会社のアラスカ支部長になって、つまり防衛隊関連の仕事をするってこと。

 アラスカを拠点に日本にも時々行くみたいな感じになるらしい。


 ダンジョンの様子もだいぶ変わった。

 一応当番月はあるんだけど、そこまで一国体制じゃなくなった。

 採集目的、研究目的、または戦闘訓練目的とかで、二~三か国合同の小隊がダンジョンに出入りするようになって、それのおかげですごくきつい当番月って感じじゃなくなった。


 異世界人の魔法を使える人。

 地球人の魔法を使える人。

 交流も盛んになり、ロイや佐伯さんや福澤さんが中心になって、魔法に関する協会みたいなのも作られることになっている。


 フユトが7ヶ月になった時、一度東京に出張というか、一カ月ほど戻ることになった。

 父の遺骨を持って帰るっていう使命もあるし。

 愛理さんも一緒に戻るってなって、黒須ちゃんもそれなら都合合わせて戻るって。


 防衛隊の制服に抱っこ紐をしてフユトを抱っこしているハヤトの姿はいろいろな人に二度見されてたけどね。

 黒須ちゃんに子ども服扱ったら売れると話したら乗り気だった。

 どうやらドラッグストアに衣料品を置くようなお店を考えているそう。

 そりゃいいな。日本街にあったら、便利!


 本部に到着すると上野さん、万里ちゃんが待ち構えていて!!

 手続き書類や証明書。アラスカではみんな仮だったり、追記でだったからね。

 私のとフユトのを中心に新しいのを発行してもらえてて、受け取る。

 ハヤトはフユトの口座を作り、自分の給料から一部天引きして振り込まれるようにしてた。

 父が私が生まれた時にしてくれてた……。

「ハヤト、ありがとう」

 そう言ったけど、ハヤトはフユトをあやすのに夢中で!


 愛理さんは荷物を受け取って入れておいてくれると、宿舎に先に向かい、私達は研究室を開けて風を通した。

 ハヤトとフユトは外回り、挨拶に行ってもらい、少し掃除した。

 海斗さんが訪ねて来てくれて。

 今日これから大岡の家に行くんだけど、その話をしていたら、万里ちゃんが来て!

 ハヤト帰って来ないから、先に食事に行っちゃおうと三人で食堂に向かった。

 食べてたら、ハヤトがフユトを抱っこしてきて、そこでバトンタッチ。

 食べ終えた私がフユトを連れて研究室に行き、離乳食を食べさせて授乳することにした。


「フユト、なんか不思議だね。

 ここ、あなたのおじいちゃんの仕事場だよ」

 そんなことを話し掛けながら授乳して。


 フユトは将来、どんなことに興味を持つんだろう。

 

 フユトを昼寝させてたら、ハヤトと海斗さんが戻ってきた。

「彼女と連絡先交換できて良かったな」

「ちょっと兄貴!

 声でかいって! からかうな!」

 なんて声が聞こえた。

 万里ちゃんと連絡先交換できたんだーとニヤリとしてしまった。

読んで下さり、ありがとうございます。

次話でおしまいです。

長い間、お付き合い、ありがとうございます。

後もう少し、どうぞよろしくお願いします。

完結したら、読み終えた記念に感想や評価を頂けたらとてもうれしいです。

ブックマークと評価を下さった方!

とてもうれしかったです。

そのおかげで自分の好きを貫いて書き続け完結できました。

本当にありがとうございます。

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