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47 大転移作戦

どうぞよろしくお願いします。

「なんで!!

 こっちに!?

 あ!? モーゼ!!」

 私はハヤトを離すまいとしっかりつかまりながら、ロイとハヤトと佐伯さんを見て叫んだ。


「ああ、モーゼ、元気だよ!

 ちゃんと足輪、外せたから!」

 ハヤトの言葉に私はほっとした。

「あー、良かった!!

 で、モーゼとアメンとロイがいるから、ここに転移できたってこと!?」

「そう!」

 もう一度ハヤトにぎゅっと抱きついて、抱きしめられて私は目を閉じた。

 まだ終わってないんだけど、幸せだ、幸せ過ぎる。


「さあ!

 大転移の始まりだ!

 みんなやるぞ!!」

 ジェシーの言葉にみんなで「「「おうっ!」」」と返事をした。

 

 原さん、佐伯さん、それにハヤト……。

 なんだこのめちゃくちゃ安心感……。

 佐伯さんはロイに攻撃魔法を鍛えてもらいかなりの使い手になったそう。

 すごいよ……。あ、そうか、地球では3~4倍で時間が過ぎてるんだもんね。


 ミースとイオとイサクが入口の係になり「最初の家族を入れます!」と声を掛けてくれた。


「はい!!」

 私はジェシーとロイと手を繋ぎ、アラスカダンジョンの魔法陣を捉えて確定した。

 ロイが「画像を留めるのは任せろ! アレクとジェシーで魔法陣を重ねるのをやってくれ!」と言った。

「ジェシー、最初は私が何回かやるから、それを見て感覚を掴んで!」

 そして、魔法陣の上に乗った家族を転移させる。

 次から次に……。

 途中でジェシーも魔法陣を重ねるのをできるようになり、なので私はイサクと交代した。

 イサクは魔力をジェシーに流すことができるそうだ。

 私はドアの方へ行き、控室を見た。

「ドク!」

 私はドクの姿を見つけてドアをすり抜けて控室のドクの所へ行く。

「アレク!

 薬と薬草などを持った侍女達だ! 頼む」

「ドクは?」

「私は最後に騎士達と行くつもりだ!

「わかった! ミース!!」

 私は他の家族の対応をしていたミースを呼んだ。


「アレク様!」

「ミース、ここの侍女チームと一緒に転移して!」

「え、私はもう少し、ここに残って!」

「ミース!

 タニアが向こうで待ってる、ね!」

「……はい! アレク様!

 お身体大事に、無理なさらないで下さいね……」

「ありがとう、ミース。

 このチームと一緒に祭壇に入るのよ!」

 私はミースに薬を持つ侍女達を託して、ドクと礼拝所のその前の控室を見に行こいとした。

 ハヤトと原さんが慌てたように追って来る。

「リア、ひとりで動かないでくれ!」

「ごめんなさい。王と王妃が気になって……」


読んで下さり、ありがとうございます。

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