表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
143/201

15 写真

どうぞよろしくお願いします。

 ワクワクしながら茶封筒を開けてみると、写真が入ってる!!

 ダンジョンの中の前線のベースキャンプ。

 森の中の魔法陣。

 さっきのモーゼの話なら、この魔法陣を使えないかな?

 ロイの提案なのかな?

 ロイも召喚魔法とか取り寄せ魔法とか練習したことあるんだろうし。

 イメージを捉えるなら写真があるのはすごくいいと思う。いい提案をしてくれた!

 それから、ハヤトとロイと佐伯さんと福澤さんが並んでいる写真だ。

 小野田さんが撮っているのかな?

 そうか、写っているのは王家の子孫でもあるんだもんな。

 久しぶりにハヤトの顔が見れて、とてもうれしい。

 原さんも笑顔になっている。

 ハヤトのこと心配してくれてたもんな……。

 

 ジェシーが写真を見て笑った。ハヤトを指差す。

「これ、ジュドーだ。よく似てる。

 ロイも元気そうだ!」

「本当!!

 このジュドーに似ている人がアレクの夫なのよね?」

 タニアの言葉に私は頷いて、説明する。

「私の夫のハヤト、仲間の佐伯さん、福澤さん。

 佐伯さんがマルスの、福澤さんがカレンの子孫だとロイが話してました」

 原さんも補足してくれる。

「私達は地球の中の日本という国の防衛隊です。

 日本の中でしかわかりませんが、外国、他の国にも子孫はいるでしょうね」

 私は魔法陣の写真をモーゼに見せる。

「私と原さんはこの魔法陣の上にいて、こちらの神殿の床の魔法陣に送られてしまいました」

 草を刈って、魔法陣を見やすくしてくれてる。あの時は草が伸びててよく見えなかったんだよね。

 モーゼは考え込んでいる。

「これは……、もしかしたら、神官で行き来している者がいるかもしれないな。

 しかし、この魔法陣をこちらが利用することもできそうだ……」


 写真以外に原さんへの手紙、私への手紙、そしてロイからジェシーへの手紙。

 ハヤトから手紙なんて初めて!!

 あ、私も手紙初めて書いたんだっけ!?


 封筒を撫でる。

 ハヤトの字。私の名前。

 すごくうれしい。心がきゅーっとなった。

 開けるより、まず胸に押し当ててぎゅーっとしてしまう。


「アレクさんのそのような姿、恋する女の子という感じでかわいいですね。

 大岡大尉見せてやりたいですよ」

 原さんに言われて、少し恥ずかしくなったけど……。

 うん、私はハヤトに恋してる。

 そう思ったら、心の中がぽっと温かくなった。

 きゅーっとなったり、ばたばたしたくなるくらいうれしくなったり、恥ずかしくなったり、ぽっとしたり……。

 なんだか忙しいな私。

 

読んで下さり、ありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ