Interval
少し休憩ということで、イチャイチャ入ります。
と言ってもほんの少しだけなんですが。
「フィリア、朝だよ…って、何してるんだ二人とも!!」
「……んぅ?」
ルークの怒鳴り声で目をさます。
寝ぼけ眼で起きようとするが、体が動かない。
そうしている合間にもルークはベッドに近づき、フィリアが動けない原因でもある、彼女に抱きついて眠る双子達を叩き起こした。
「ひどいよルーク様…」
「まだ僕ら眠いのに」
ぶつくさ文句を続ける二人を、ルークは問答無用で部屋から追い出した。
「フィリア、まだ眠いの?」
未だベッドの上に座り込み、うつらうつらしているフィリアにルークは声をかけた。
「もう朝…?」
「そうだよ。
昨日遅くまで二人と話していたのかい?」
こくりと頷く。
昨晩フィリアと双子達は魔術や旅について語り合い、それは夕食の時間だけに留まらず眠るまで続けられたようだ。
双子が左右から抱きついて眠っている様子から、簡単に窺える。
「さ、起きて?」
少し乱れたフィリアの髪を指ですく。
フィリアはうっとりとそれに身を任せた。
「ん、もっと…」
「フィリア……」
猫のようにすりよるフィリアに、ルークは困り果てた。
同時に少しの欲も湧いてくる。
ルークは昨日想いをしっかりと再確認し、心のどこかにあった躊躇いも消えたばかり。
少しぐらいならば、良いのではないだろうか。
フィリアを窺うと、彼女は本当に眠いのかまたうとうとし始めている。
「フィーリア、朝だってば。
もう朝食も出来てるし、ね」
そっとその緑の瞳を隠している瞼に口づける。
チュッと音をたてて離れたそれに、フィリアの意識は覚醒に向かい始めたようだ。
「…?
今ルーク、何かした?」
「内緒だよ。
強いて言えば、目が覚めるおまじないかな。
さ、行こうフィリア。
皆待っているよ」
ルークの言葉にフィリアは目を擦りながらようやくベットから抜け出たのだった。




