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13話 お母さんに報告&野菜の取引き1

13話



『ただいまぁぁぁぁぁ!!!!

(*´∇`*)』


3人がご機嫌な声で帰ってきたので、母さんがキッチンから出てきた。


『お帰りなさい。ずいぶん早く帰って来たのね。

さっき出て行ったばっかりなのに。お客さんが来なかったの?』


3人は、ニコニコしながら、お互いの顔を見合わせている。

リアーナが、笑顔で小さな布袋を両手に持って、そのまま両手をお母さんに差し出した。


『うん?リアーナ、どうしたの?』


っと、母さんは、首を傾げながらリアーナの手の下に両手を出した。

するとリアーナは、ニコっと笑いながら手に持っていた布袋を、母さんの両手の上に置いた。


『あら、意外に重いわね。』


母さんが不思議そうにしていたら、レオルが

『袋を開けて見てよ。』

っと言い、母さんが袋の紐を解いて袋を開けた。


『えぇぇぇ、どうしたの、このお金は!』


『私達が、お野菜を全部売って来たお金だよ。』


『そうそう、雑貨屋のおばちゃんが最初のお客さんになってくれて、おばちゃんが野菜を気にいって近くの人達に宣伝してまわってくれて、あっという間に全部売れた事を説明した。』


『あらあら、キャッシーさんね。

フフフ(*´Д`*)

あの人は、頑張ってる人や困ってる人をほっとけなくて、応援したくなっちゃう人だからね。

キャッシーさんらしいわねぇ(*^ω^*)

それにしても、家を出て2時間ぐらいで全部売れちゃうなんて凄いわ。

キャッシーさんの宣伝と、あなた達の作ったお野菜が新鮮で美味しそうだったからね。』


褒められて、喜ぶ3人。


『でも、このお金は、どうするの?』


『私達じゃ、お金の管理が出来ないから、お野菜の売り上げはお家に入れようって3人で決めたんだ。

だからこれからも売り上げは全部お母さんに渡すから、お家の事とかに使ってね。』


『それは嬉しいけど、あなた達が働いて稼いだ大切なお金だから、大切に貯金しておくわね。』


そう言って母さんは、空の入れ物を持ってきてお金を大切にしまった。


『よぉぉぉし、野菜を沢山売って、いっぱい稼ぐぞぉ。』


っと レオルが気合を入れている。


『ねぇユウト、畑をもっと増やさない?

今日、あっという間に売り切れて、せっかく買いに来てくれたお客さんに売り切れと伝えてたら、とっても残念そうな顔をしてたから、もっと収穫量を増やした方がいいと思うの。』


『あっ、確かにそうだね。

ボクも、残念そうに帰っていったお客さんを見てたら、申し訳なくなったよ。』


『俺も、同じ事を考えてたんだ。

収穫が大変になるだろうけど、お客さんには喜んで欲しいもんな。』


『よし、じゃ〜早速畑を増やそうか。』


そう言って、3人は畑にむかった。


畑に着くと、どれぐらいスペースを増やそうかと3人の話し合いが始まった。

しばらく兄さんや姉さんがもっと広げようやら、そんなに広げたら収穫が大変すぎるだのと言い合い、今ある大きさの畑を四つ増やして全部で5つにして、一つの区画に、1種類ずつ植える事に決まった。


『じゃ〜まず、ついでだから1つの畑を10畳ぐらいに広げて、同じ畑を4つ作っていくね。』


俺は、スキルを使い、新しい畑を、横並びに4つ作った。


『おぉぉ〜!やっぱりスキルは凄いなぁ。

あっという間に同じスペースの畑が、4つも出来ちゃうんだもんなぁ。

これを自力でやろうと思ったら、1つの畑で何日かかる事やら・・・』


レオルがそう言うと、リアーナが


『そうね・・』フフっと含み笑いいをしている。


どうせ植えるなら、綺麗に並べたいから、今植える野菜を成長させて、収穫してから、各畑に種をまく事にした。


野菜がある畑に、スキルを使い成長させて、3人で収穫し、木箱に収納する。


『やっぱり、3人だけだと結構大変ね。』


『何言ってるんだ。これからは、畑5つ分やるんだぞ。』


『あっ!!Σ(゜д゜lll)

私大丈夫かなぁ?やっていける自信が・・』


『姉さんは、女の子だもんなぁ。

やっぱり、体力的に辛いかも知れないなぁ。

(・ω・`)

あっ!体力を強化すれば良いいのか(笑)

あのね、姉さん?』


『ユウト、どうしたの?』


『姉さんには、体力的にこの畑の量は辛いと思うんだ。』


『そうね、流石にこの広さだと辛いかも。』


『そこでなんだけど、姉さんが良ければなんだけど、姉さんの体力をスキルで強化しようと思うんだけど、どうかなぁ?

強化出来たら、きっと畑仕事も楽になると思うんだ。

まぁ〜姉さんさえ良ければなん・・』


『体力強化して!』


『えっ!はやっ!!

Σ( ̄。 ̄ノ)ノ』


『当たり前じゃない。何処に迷うところがあるのよ。

でも、そんな事本当に出来るの?』


『あぁ〜それなら大丈夫。

兄さんに試してみて、ちゃんとスキルを覚えられたから。』


『(๑•ૅㅁ•๑)なぬぅぅぅ!!

なんで私より先に、兄さんにスキルを教えたのよ。お姉ちゃんを1番にしなきゃダメじゃない。

(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾モォォォォォォ!!!!!!』


『リアーナ、ちょっと落ちつけよ。

昨日、ユウトと剣術の練習してた時に、凄い動きをしてたんだ。それで聞いたら魔法を使ったって教えてくれて、ユウトが俺にも使えるようにしてくれたんだよ。』


『ふぅぅ〜ん。そうなんだ。

(´・∀・`)アタシヲイチバンニシテクレナキャダメヨ!!

しょうがないから、今日は、許してあげるわぁ!

じゃ〜ユウト、スキル使えるようにして。』


俺は、兄さんの方を向き、アイコンタクトで助けてくれてありがとうって伝えたら、兄さんは笑って頷いてくれた。

姉さんのステータスを開き、兄さんの時と同じように、【体力強化】と唱えると、姉さんのステータスに【体力強化・極】がついていた。


『えっΣ(゜д゜lll)キワミッテナンダヨ!!』


『ユウトどうしたの?』


『あっ!いやぁぁ、姉さんにスキルを付与したんだけど、体力強化の横に極って書いてあるから、びっくりしちゃって。』


『極?』


『たぶん、余程の事が無い限り、疲れ知らずになっちゃうかもね。』


『えっ、そうなの。凄いじゃない!

これで、畑仕事が楽になるわね。

いっぱい野菜をつくるわよぉぉ!!』


姉さんはご機嫌になったみたいで、やる気満々になっている。

その横で兄さんは、なんだか羨ましいそうに見ていた。その後、兄さんにも、体力強化を付与したら、兄さんにも極がついていた。

兄さんもやる気満々になったところで、全ての畑に種類ごとに種播きをし、水まきをした。


『おぉぉぉ!こんなに広い畑に、種播きと水やりをしたのに全然つかれないぞ!』


『本当ね。しかも、全然疲れないから、テキパキ動けてこんなに早く終わっちゃった。』


『なぁ、まだまだ時間も有るから、全部成長させて収穫しないか?

今の俺たちなら収穫して種まきしても、たぶん夕方までに終わると思うんだ。

木箱に入れて置けばずっと新鮮なままなんだし、いっぱい収穫しとけば売り切れにならなくて済むんだし。』


『そうね、体力強化された私たちならあっという間よね。最後まで、疲れないで出来るか知りたいしね。

ユウト、やりましょう。(*^◯^*)』


『うん、わかったよ☆』


俺は、全部の畑をイメージしてスキルを使い野菜を成長させた。


『おぉ〜(´⊙ω⊙`)

やっぱり、凄いスピードで成長する野菜を見るのは、面白いなぁ

(*´∇`*)』


『確かに、普段野菜の成長の過程を見る事なんてないから、面白いわぁ。』


早速収穫を始めようと思ったら、家の方から母さんが俺たちを呼ぶ声がした。


『みんな!ちょっと家まで来てちょうだい。』


3人は、なんだろ?

っと思い、走って家に戻った。

すると家の前で、母さんと見知らぬ男性がいた。


『あなた達にお客さんよ。』


3人は、顔を見合わせて、誰かの知ってる人かと確認するが、皆んな首を横にふった。


『あのね、この人はね。いつも領都から来てくれる商人さんよ。

実は今日は、あなた達にお願いがあって来たみたいなのよ。少しお話しを聞いてあげてね。』


『こんにちは、私は、領都で商人をやっております。トムと申します。宜しくお願いします。

本日は、あなた達が育てたと言う野菜についてお話しをさせていただきたくおじゃましました。』


なんで商人さんが、野菜の事を知ってるのかと不思議に思っていたら、それに気づいたのか、理由も話してくれた。

どうやらトムさんは、村について、広場で商売をしていたら、何人かのお客さんたちが、野菜の入った袋を持ちながら買い物をしていたみたいで、気になってお客さんに聞いてみたら、ウォーレルさんの家の子供たちが作った野菜が、凄くりっぱなのだと聞き家を教えてもらい、店を従業員に任せて、急いで家に来たらしい。


『もしよければ、畑の野菜を見せていただきたいのですが、宜しいでしょうか?』


レオルとリアーナは、良くわからないと言う顔しながら、俺の方を向き。


『ユウト、別に見せても良いよな?』


っと聞いて来た。


『うん、兄さんや姉さんが良いなら、ボクはいいよ。』


『あの畑は、ユウトが作ったんだから、ちゃんとユウトが決めなきゃダメよ。』


っと、姉さんに怒られた(ーー;)


『じゃ〜裏に畑が有るので、ついて来て下さい。

ちょうど今から、収穫しようと思っていたので、見ていって下さい。』


『おぉ〜それは有り難いです。

では早速案内をお願いします。』


そのまま皆んなで、家の裏の畑に向かい、思っていた以上の広さの畑が有り、母さんと、トムさんが驚いていた。


『何ですかこの広さの畑は!!これを子供3人だけで見てるのですか!!

しかも畑いっぱいに野菜が出来てるじゃないですか!!』


トムさんは、畑を見て驚いたようだが、目はキラキラして、とても嬉しそうだ。


『こちらの野菜は、本当に素晴らしい!

仕事がら、色々な街や村に行きますが、これ程の野菜にお目にかかった事が無いです。

いきなりで大変申し訳無いのですが、こちらの野菜を、私の商会で取引きしていただきたいのですが、お願い出来ないでしょうか。』


『えっ!

取引きですか。

でも、家の野菜をですか?』


『はい。これ程りっぱな野菜だと、他の村や街や領都に持って行けば、凄く人気なブランド野菜になると思いますよ!』


『本当ですか!!

でも、野菜は、どうやって運ぶのですか?

隣村とかなら、新鮮なうちに運べるかも知れませんが、街まで運ぶとなれば数日掛かってしまい、鮮度が落ちてしまうと思うのですが。』


『そうですね。

馬車の荷台に、魔法の木箱が有るのですが、容量が3メートル四方で入る物があるのですが、時間は止まりませんが、私は、容量少ないですが、スキルの【アイテムBOX】を持っています。

アイテムBOXは、時間経過が無いので、食料などを入れておけば、鮮度が落ちたりはしません。ただし、私のアイテムBOXは、1メートル四方しか入りません。

取引きが可能なら、木箱に入れて、木箱をアイテムBOXに収納して運ぼうかと思います。』


『なるほど、確かにそれなら、野菜を新鮮な状態で運べますね。

取引きになると、野菜はどれぐらい必要ですか?』


『そうですね。もし宜しければ、今ある野菜の半分ぐらいを買い取らせていただければなと思っております。』


『あっ!

それぐらいで良いのですか?』


『はい。

ご家族で食べる分なども必要でしょうから

(^_^)』


『それは、気にしなくても大丈夫ですよ。

必要なら、今ある分全部でもいいですよ。』


』いや、流石にそれは( ̄▽ ̄;)

皆さんは、お食べにならないのですか?』


『ちゃんと食べますよ。

いくらでも作れるので(笑)

全部無くなったら、また3人で作るので、いくらでも大丈夫ですよ。』


『いくらでも作れる?

いやいや、こんなにりっぱな野菜を育てるのなんて、何ヶ月もかかると思うのですが

Σ(゜д゜lll)』


『トムさん、家の野菜は、ユウトのスキルで作った野菜なの、今ある野菜も、30分ぐらいまでは、種や種芋だったのよ。』


『何ですとぉぉぉぉ!!!!』


『ユウト様、それは本当ですか。

もし、差し支え無ければ、その野菜を育てる様子を見せて頂きたいのですが。』


『あっ、はい。

見せるのは良いのですが、この量の野菜を今から収穫してからじゃ無いと・・・』


『確かにそうですね。

では、一度広場に戻り、馬車を持ってきます。

従業員も連れてきますので、収穫を手伝わせますね。』


『良いのですか!!』


『勿論ですよ。こちらが無理にお願いしているのですから、お気になさらないで下さい。

では、直ぐに戻りますので、しばらくお待ち下さい。』


そう言ってトムさんは、足早に広場の方へと向かって行った。


『皆んな凄いわね☆

今日初めてお野菜を売りに出かけたと思ったら、早速領都の商人さんに野菜を気に入られて、大きな取引きになるなんて(*^◯^*)』


お母さんに褒められ、3人は喜んだ。


『でも、商人さんが持ってる木箱だと、この畑の野菜、全部は入らないんじゃ無いかな?』


『確か、魔法の木箱は、3メートル四方だって言ってたよな。』


『そうよね、確かに、3メートル四方じゃ、この量は無理よね。(ㆀ˘・з・˘)』


『ねぇユウト?』


『どうかしたの母さん?』


『あのね、家の木箱を作ったみたいに、商人さんの木箱の容量を少し増やしてあげれば良いんじゃ無いかしら?

ユウトなら出来るんじゃ無い?』


『そうか。それなら簡単に出来るし、運ぶ問題を解決できるね。

お母さんありがとう。

(*^▽^*)

商人さんが戻ってきたら、話してみよう。』


『なあなあ、この量の野菜全部買い取って貰ったら、いったいいくらになるんだろうなぁ?』


レオルが素朴な疑問を聞いて来た。


『確か、今日の広場の売り上げが、18000ルナだったわよね。』


『そうそう、それでも凄い稼ぎだったのに、この畑の野菜全部になったら凄い金額になるんじゃないのか!!』


なんだか、想像すると楽しくなってきて、皆んなで色々と話しながらトムさんの帰りを待った。


次回は、5月4日の予定です。

宜しくお願いします。

読んでいただき、ありがとうございます。

まだまだ、文を書くのが下手で読み辛い所が多々あり、不快になられる事もあると思いますが、宜しくお願いします。

ここまで読んでみて、『まぁ〜また続きを読んで見ても良いかな?』って思っていただける方がいらっしゃいましたら、評価とブックマークをポチっとして頂けるとありがたいです。

後、自分が思った事を書いているだけなので、他の方から見て、どう思っているのかが分からないので、『暇つぶしに、見るならちょうど良い』『こうした方が、面白くなるんじゃないかな?』

って言う感想など有りましたら、宜しくお願いします。


次回は、5月4日の予定です。

宜しくお願いします。

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