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14話 野菜の取引き2

14話



皆んなでわいわい話していると家の方から声が聞こえたので、俺は走って家の前に向かった。すると、馬車に乗ったトムさんがやって来た。馭者台には、がたいの良い力持ちそうな男性が手綱を握って、馬車の運転をしている。


『ユウト様は、馬車を連れてきましたのですが、畑の方まで連れて行っても宜しいでしょうか?』


『あっ、はい。

その方が、荷物の積み下ろしも楽になりますし、良いかも知れませんね。』


『ではこちらから、馬車を入れさせていただきますね。』


トムさんは、馭者台の男性に馬車を畑の方まで入れるように指示をした。


畑に着き、馬車の中からトムさんが出て来てお待たせしましたと言いながら、俺の前に来た。

俺は、さっき家族で話していた内容をトムさんに話した。


『なるほど、確かにこの畑の量の野菜を全部だと、家の木箱の容量では、足りませんね。』


『そこで何ですが、トムさんさえ良ければそちらの木箱の容量を、ボクが増やしましょうか?』


『容量を増やすとは?

もしや、ユウト様は空間魔法がお使いになれるのですか!!』


『はい。それで、家の木箱も作りましたから。

(*´∇`*)』


『ユウト様、おいくつになられるのですか?』


『ボクは、3歳です。』


『・・・・・3歳・・ですか。

3歳で、こんなりっぱな畑や野菜をスキルを使って作り、それに、空間魔法までお使いになられるとは!!

素晴らしい才能ですね。』


『容量を増やしていただけるのでしたら、私も助かります。

勿論、野菜の代金とは別に、お代も支払わせてもらいますよ。』


『あっ!!別に、お代はいらないですよ。

魔法ですぐに出来ますから。』


『いやいや、そう言う訳には行きません。

ユウト様は、まだお若いのでわからないでしょうが、普通、魔法の木箱は、熟練した魔法使いが空間魔法を覚え、その空間魔法を扱えるようになった者にしか作れない代物なんです。

しかも噂では、1つの木箱を作るのにかなりの魔力を使うらしくて、簡単な物でも数日、容量が大きい物だと、1ヶ月間魔力を込め続けなければならないみたいです。

その容量も、最大で5メートル四方の物です。

ですので、魔法の木箱は貴重な物と言う事を分かっていた方が良いと思います。

そんな品物を、ただでもらう訳には行きません。

ですので、ちゃんとお代は、支払わせてもらいます。』


『わかりました。ではまず、トムさんの木箱の容量を増やしましょう。』


『お願いします。』


するとトムさんは、馬車の方に向かって

木箱を運んでくるように言った。

すると、馬車の荷台の方から、馭者の男性とは別の男性が木箱を持ってやって来た。


『トム様、木箱をお持ちしました。』


従業員のお兄さんは、木箱を俺とトムさんの間に置いた。


『では、木箱の容量を増やしますね。』


木箱に手を当て空間魔法を使い、予定より広め、10メートル四方で作った。


『トムさん、終わりました。』


『えっ、終わりですか?

Σ(・□・;)ハヤスギナイデスカ』


『はい。容量は、10メートル四方にしておきましたので、沢山の野菜を持って帰れますよう。』


『じゅ・・・じゅ・・10メートルですとぉぉぉぉ!!!!』


』ユウト様、世間で売られてる物でも、最大で5メートル四方だと申したばかりなのに、いきなりその倍の容量を、あんな一瞬でつくってしまわれるとは( ̄◇ ̄;)』


『アハハ(*´∇`*)ごめんなさい。

沢山野菜が入る方がいいかなぁ〜って思って、10メートルにしました。』


『いやいや、こんな容量の木箱、いったいいくらお支払いしたら良いのか、見当がつきません

:(;゛゜'ω゜'):』


『大量の野菜を運ぶ為に必要な物ですし、互いの利益の為にした事だから、本当に気にしないで下さい。これからも宜しくお願いします。』


『ありがとうございます。

では早速、うちの従業員たちに、野菜の収穫をさせますね。』


『わかりました。

じゃ〜いっきにやっちゃいましょう。』


それから、皆んなで野菜の収穫を始めた。

流石に、この広さだと大変だったが、2人の従業員さんたちの収穫作業が思いのほか手慣れていて、スムーズに収穫作業が終わった。

従業員さんに話を聞いてみると、実家で小さい頃から家で野菜を育てていたみたいで、良く手伝いをしていたから、野菜の世話は慣れているらしい。


『いやはや、ユウト様、凄い量の野菜でしたね。』


『そうですね。やっぱり木箱の容量を増やしておいて良かったですね。』


『はい、あのままでしたら、全然入りきらなかったです。

買取のお値段を決めたいと思うのですが、今回の野菜のお取引き、全部で100万ルナでいかがでしょうか?』


『あっ、はい。100万ルナですね。

・・・・・

えっΣ(゜д゜lll)ナンデストォォォォ!!!!

100万ルナって、1回の収穫分で、そんなにいただけませんよぉ:(;゛゜'ω゜'):

そんなにもらったら、トムさんの商会の儲けが出ないのでは無いですか?か


『いえいえ、ユウト様の育てたりっぱなお野菜なら、きっとその倍程の売り上げが出ると思いますので、大丈夫ですよ(*^▽^*)』


『えっΣ(・□・;)

そんな値段になるんですか!!』


『はい、領都に持って行けば、飲食店や、宿屋や、貴族様などに高値で販売出来ると思います。それほど、皆様が作った野菜が素晴らしいって事ですよ。

今回のお野菜は、100万ルナで取引きしていただけますでしょうか?』


『はい。むしろ、そんなにもらって良いのかと、今でも驚いてますよ。』


『兄さんや姉さんは、金額を聞いて、衝撃がすごかったのか、開いた口が塞がらないようだ。

母さんも驚いてはいたが、ボクらに任せようと思っているらしくニコニコと微笑んでいる。』


『ではこちらが、今回の取引きの代金になります。』


トムさんは、そう言ってアイテムBOXを開き、中から袋を取り出して、俺に手渡してくれた。

トムさんに、金額の確認をするように言われて、袋を開けてみると、大金貨3枚と銀貨100枚入っていた。


『えぇぇぇ!!!

何か凄い金額なのですがぁぁぁ

((((;゜Д゜)))))))コンナキンガクサスガニコワイヨォォォォォ!!!

何でこんな金額になったんですか!!』


『銀貨100枚は、野菜の代金ですね。

村だと、金貨で渡すより、銀貨で渡す方が良いかと思いまして、銀貨にいたしました。

後大金貨の方は、少ないですが、木箱の容量アップの手間賃です。

こちらは、手持ちの銀貨が少なく、大金貨のお支払いになってしまいますが、ご了承ください。

(*´ω`*)』


『えっ、ご了承もなにも、もらいすぎですよぉ〜

(´⊙ω⊙`)』


『いえいえ、これからも良い関係でお取引きをさせて頂きたいと言う気持ちでお受け取りいただきたいのです。

どうか、お受け取り下さい。(*´∀`)♪』


『トムさんがこんなに言ってくれてるんだ、ユウト、受け取れよ。』


『そうよ。これは、ユウトがした事に対して、トムさんが気持ちとして出してくれた報酬なのだから、ちゃんと受け取るべきだと思うわ。』


『わかったよ。

トムさん、ありがたく報酬を受け取らせていただきます。』


『はい(*´꒳`*)

これからも、宜しくお願いしますね。』


こんなやり取りをしている間に、トムさんの従業員さんが、種まきを終わらせてくれていた。

どんだけ手際の良い従業員さんなんだよ。

実家に戻って、農業した方が良いのじゃないか?っと思わせる程だった。


『ユウト様、種まきが終わったみたいなので、約束のあれを見せていただけますか。』


『はい、わかりました。

では、いきますよ。

俺は、いつも通りに畑に集中してスキルを使う、すると野菜がどんどん成長していく。

それを見ている、トムさんと従業員さんとお母さん。トムさんと従業員さんは、口をあんぐり開けたまま固まってしまっているが、お母さんは、わぁぁ〜すごいすごい(((o(*゜▽゜*)o)))♡

っと子供のように、喜んでいた。』


『ユウト様、こっ・・これは、本当に凄い!!

一瞬で、こんなにりっぱな野菜を作ってしまわれるなんて、凄いスキルですよ。

あのぉ〜、ちなみにこの野菜も、取引きしてもらう事は、可能でしょうか?

収穫は、従業員にさせますので(笑)』


『アハハハハ(*´∇`*)

構いませんよ。

全部持って行ってください。』


『ありがとうございます。

早速、収穫させますね。』


そう言うと、従業員さんたちは、凄いスピードで収穫作業を始めた。

いや、だから、この2人従業員さんたちは、農業の方がむいてると思うのだが(笑)

家で働きませんか?っと誘いたくなるよ。


『ではこちらが、今収穫分のお野菜の代金になります。ご確認下さい。』


トムさんは、懐から袋をだし、お金の入った袋を渡された。

こっ・・・この人はいったい、いつの間に代金の準備をしたんだ!!!!

準備が良すぎるだろ!!

袋を確認すると、大銀貨が10枚入っていた。


『確かに受け取りました。

あっ!!

そうだ、トムさん。』


『はい、ユウト様、どうかなさいましたか?』


『実はボク、街から来た商人さんのお店を見た事無いんだけど、トムさんのお店はどんな物を売っているのか見てみたいんです。』


『そうですか、わかりました。

では、皆さまにみていただましょう。

商品は、荷台に乗っているので、移動しましょう。』


次回は、5月11日の予定です。

宜しくお願いします。


読んでいただき、ありがとうございます。

まだまだ、文を書くのが下手で読み辛い所が多々あり、不快になられる事もあると思いますが、宜しくお願いします。

ここまで読んでみて、『まぁ〜また続きを読んで見ても良いかな?』って思っていただける方がいらっしゃいましたら、評価とブックマークをポチっとして頂けるとありがたいです。

後、自分が思った事を書いているだけなので、他の方から見て、どう思っているのかが分からないので、『暇つぶしに、見るならちょうど良い』『こうした方が、面白くなるんじゃないかな?』

って言う感想など有りましたら、宜しくお願いします。

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