12話 野菜の販売
12話
ドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!
ドドドドドドドドドドドドドドドド!!!! ︎ ︎
ガチャ!!
『ユウト!!あさだぁぁよぉぉぉぉ!!!! ︎
おきてぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!』 ︎ ︎ ︎ ︎
ビクッ!!!!
キーーーーーーーーーーン!!!! ︎ ︎ ︎ ︎
『あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜み……みみ………がっ…………(´༎ຶོρ༎ຶོ`)オレニナンノウラミガ……』
『おはよう、ユウト☆
もう朝だよ。ユウトは、まだまだおこちゃまね。
お姉ちゃんがいなきゃ、ちゃんと朝起きれないんだから(*≧∀≦*)』
『姉さん、み・・みみが・・キーーーーーーーーーーンって・・・なってるぅ・・・
もぅ、大声ださないで・・・
(´;Д;`)ビックリシチャウヨォォォ』
『あっ!!ごめんごめん( ̄▽ ̄;)
そんなに、大声出したつもり無いんだけどなぁ。
早く、朝ご飯食べたら、畑に行って準備しましょ。
もう、兄さんは先にご飯食べてるわよ。』
『わかったよ。』
『じゃ〜着替えたら、早く来るのよ。』
『はぁぁぁい。』
姉さんが部屋から出て行き、俺は服を着替えてキッチンに向かった。
『おはよう(*^▽^*)』
『おっ!!やっと起きたかぁ。』
『兄さんは、朝から沢山食べるんだね。』
『当たり前だろ、こんなに美味いのに、残すの勿体無いだろ。
それに、今日から訓練に野菜の収穫や広場に野菜を売りに行ったりしなきゃだから、いっぱい食べて沢山動かなきゃだろ。』
『なるほど、じゃ〜ボクも沢山食べとかなきゃ。』
『そうだぞ、早くたべちゃえよ(*´∇`*)』
『もぅ!!兄さん!!!!
ユウトに、早く食べろなんて言わないでよ ︎
がさつな子になっちゃったらダメでしょ!!』
『ユウトは、ゆっくり味わって食べてよ。』
『なんだよ!!俺ががさつな人間みたいないい方しちゃってさ。
(ーー;)ナンカニイチャンノアツカイヒドクネ』
『すぐ食べるから、兄さん待っててね。』
『おぅ!!』
俺は、ササっとご飯を食べて食器を片付け、兄さんと姉さんと畑に向かった。
『おぉ!!やっぱり育ってるなぁ。
ユウト、今日広場に持って行く野菜は、木箱の中のを持って行くのか?』
『そうだね。木箱にはまだ沢山入ってるし、売るのは初めてだから今日は木箱の分で足りるんじゃ無いかな。』
『そうだな?値段はどうするんだ?』
『あっ!!Σ(゜д゜lll)』
『値段って言われても、野菜の相場どころかお金自体持った事もないな。』
『それから、兄さんと姉さんに、この世界のお金に関してと野菜の大体の相場をきいた。
まず、この世界のお金はルナと言うらしい。』
硬貨の分け方は、こんな感じらしい。
銅貨1枚=100ルナ
大銅貨1枚=1000ルナ
銀貨1枚=10,000ルナ
大銀貨1枚=100,000ルナ
金貨1枚=1000,000ルナ
大金貨1枚=10,000,000ルナ
白金貨1枚=100,000,000ルナ
野菜の相場は。
キャベ1つで銅貨1枚
ボウネリ1束で銅貨1枚
ボールネリ2つで銅貨1枚
キャロ2つで銅貨1枚
ジャイモ2つで銅貨1枚
こんな感じらしいのだが、しかし、これはこちらの世界の野菜ならの話だ。
うちの野菜は育ちもいいし、1つ1つが大きくて美味しいから、自信を持って売ろうと話し合い、相場の倍の設定で販売してみる事にした。
『見た目から、普段の野菜と全然違うから、きっと気に入って貰えるとおもうわ。』
『よし、値段も決めたし水やりして準備をしたら、広場に行こう。』
準備万端で、出かけようとすると家からお母さんが出て来た。
お母さんは、手に何かを持っていて、レオルとリアーナに渡した。
『母さん、これは何?』
レオルが聞いた。
『野菜を持って行っても、野菜を地面に並べる訳にはいかないでしょ?
だから、この敷物を広げて、その上に並べるのよ(^ω^)』
『あぁ〜なるほど。
確かに、売り物を地面に直接置く訳にもいかないよね。
そこまで考えて無かったよ。
流石お母さん☆』
すると、リアーナが聞いた?
『こっちは、何が入ってるの?』
『あぁ~そっちは、小腹が空いた時の為にお弁当のサンドウィッチよ。』
『お仕事するとお腹が空いちゃうでしょ。
だから、お腹空いたら食べるのよ(*´Д`*)
後、無理しないで遅くならないように帰って来てね。
あまり遅くなると、お母さん心配になっちゃうから。わかった?』
俺たちは、声を揃えて
『はぁぁぁい☆』
っと返事をして、
『行ってきます!!』
っと、母さんに手を振って、出かけた。
この村は、サザンピーク王国の端っこにある、サルザール伯爵領の端っこの田舎の村で、名前はリムル。
人口約200人程が住む小さな村だ。
王都からはかなり離れていて、馬車で約20日程の道のりで、領都からも3日ぐらい掛かるらしい。
田舎すぎて、よそから人が来る事はめったに無く、月に1回領都から商人が色々な商品を売りに来てくれるのと、近くの村の人達が来るぐらいだ。
家から広場までは、だいたい300メートルほどの距離にあり、うちは村の端っこにあった。
『よし!!広場についたぞ!!』
広場には、小さな雑貨屋さんや鍛治屋さんパン屋さんなどの店があり、わりと人が集まっている。
それに、今日は月に1回の領都からの商人さんが来る日らしく、村の人が都会の情報を聞いたり出来る事もあり。大人も子供もとても楽しみにしているのだ。
『ねぇ、あそこが空いてるわ、そこに店を出しましょうよ。』
『そうだね、あそこなら人が集まりそうでちょうど良さそうだね。』
広場の空きスペースに荷物を置き、兄さんが持っていた敷物を広げて、お店の準備を始めた。
木箱を開けて、野菜を出し敷物に並べていく。
『ちょっと、兄さん!!ユウト!!
そんなゴチャゴチャな並べ方じゃダメよ。
ちゃんと野菜ごとに分けて並べないと、お客さんが選びにくいじゃない!!』
『あっ!!ごめんなさい。』
『あぁ〜そうか。
わかったよ。
よし!ユウト、並べ直すぞ。』
リアーナが場所を決め、兄さんと俺が野菜を並べていく。
『ふぅ〜!!やっと準備が出来たなぁ。』
すると、後ろから声をかけられた。
『おやおや、ウォーレルさんとこの子供さんじゃないか。
皆んな揃ってどうしたんだい?』
声を掛けてくれたのは、雑貨屋さんのおばさんだった。
『おばちゃん、おはようございます。』
『はい。おはようね。』
『あのね、今日はお家で獲れたお野菜を広場で売れないかなぁ?って思って、持ってきたんだぁ。』
『あらあら、凄い綺麗で新鮮なお野菜だ事 ︎
おばちゃん、こんなに新鮮なお野菜見た事がないよ!!
このお野菜は、全部お家で作ったのかい?』
『うん、兄妹皆んなで作ったんだよ。』
『そうかい。じゃ〜おばちゃんが最初のお客さんになってもいいかなぁ?』
『えっ!!(´⊙ω⊙`)
おばちゃん、買ってくれるの?』
『そうだね。こんなに美味しそうなお野菜を見たら、買わなきゃね。
このお野菜で作る、今晩のご飯が楽しみになっちゃうね。
旦那や、子供達が喜んで食べてくれるのが楽しみだよ。』
『フフフッ(*´ω`*)
きっと喜んで食べてくれると思うわ。
だって、うちのご飯も、凄く美味しくなって、父さんや兄さんやユウトが食事が止まらなくなるぐらい、美味しくなるんだもん。』
『あら!!Σ(・□・;)ソンナニカイ ︎ ︎
じゃ〜早速買って帰ろうかね。
お野菜を、全部一通りくれるかい?』
『はぁぁぁい☆
おばちゃん、ありがとうね。
キャベ1つに、ボウネリ1束、ボールネリ2つ、キャロ2つ、ジャイモ2つで、
大銅貨1枚になります。』
『おぉ〜!!こんなに新鮮で立派な野菜がそんなに安くていいのかい???
おばちゃんは、あと銅貨1枚ずつ増やしても、皆んな買っていくと思うわよ?』
『えぇぇぇぇぇ!!!:(;゛゜'ω゜'):』
俺たちは、声を揃えて驚いた。
何せ、今でも、普段の相場の倍の値段なのだ。
まさかお客さんの方から、3倍でも売れると言われたのだ。
そりゃだれでも、驚くよ。
『おばちゃん、ありがとう。
でも、この値段で村のみんなが家のお野菜で毎日美味しいご飯を食べてくれたら嬉しいから、値段はこのままで続けるね。』
『まぁ何ていい子達なんだい。
じゃ〜はい、大銅貨1枚ね。
おばちゃんは、毎日買いに来ちゃうわ
(*^▽^*)』
『うん☆私達も頑張ってお野菜作るね。
はい、じゃ〜これがお野菜です。
(*^▽^*)
おばちゃん、お店まで運ぼうか?』
『いやいや、大丈夫だよ。
この布の袋に入れて帰るよ。』
っといい、おばちゃんのエプロンのポケットから、折りたたまれた布の袋を出した。
『おっ!!四○元ポケットかぁ?
Σ(・□・;)
んな訳ないか(笑)』
おばちゃんから布の袋を預かり、野菜を入れていく。
野菜を入れ終わった袋をおばちゃんに渡す。
『おばちゃん、ありがとうございました。
また、宜しくお願いします
m(_ _)m』
『はいよ。また来るね。(o^^o)』
そう言うと、おばちゃんは手を振り帰って行った。
『ユウト、やったなぁ。
早速うちの野菜が売れたぞ。』
『フフフッ。
本当ね。おばちゃんユウトの作った野菜を凄く喜んでくれてたね。
お姉ちゃん本当に嬉しかったわ。』
『この調子で全部売れるといいなぁ。
(*´∇`*)』
俺は、おばちゃんに売れた分の野菜を、木箱から出して補充する。
すると、また後ろから声をかけられた。
『新鮮なお野菜が有るって言うのは、ここかしら?』
『あっ!!はい。いらっしゃいませ。』
振り向くと、40代前半ぐらいの女性が、敷物の上に並べられている野菜を見ていた。
『あら!!わぁぁ凄い!!
こんな新鮮で美味しそうな野菜、見た事がないわぁ。
雑貨屋の奥さんの言ってたとおりね。』
話を聞くと、買い物に出て広場の雑貨屋さんの前を通ったら、雑貨屋の奥さんが沢山の新鮮な野菜を持って帰って来たらしい。
そこで、奥さんに、話し掛けて聞いてみたら、奥さんが、嬉しそうにこの店の事を教えてくれて、急いで来たらしい。
『私にも、一通り売っていただけるかしら?』
っと、にっこりと微笑んで言ってくれた。
『はい!!ありがとうございます!!』
すると、兄さんと俺が野菜の準備をして、姉さんが野菜の代金を受け取った。
『はい、こちらがお野菜になります。』
っと言うと、お客さんは手持ちの布の袋に野菜を入れていった。
『本当にいい買い物が出来たわ。
また、買いにくるわね。』
っと言って、にっこりと微笑みながら帰って行った。
『まだ来て20分ぐらいなのに、もう大銅貨2枚(2000円)も稼げちゃったね。(笑)』
『本当ね、このままだと昼前にお野菜なくなっちゃうね。』
『今日は初めてだから、売り切れたら早く帰ろうよ。
それで帰ったら明日の為の準備をしよう。
明日からの分は、もう少し野菜の量を増やそう。』
『そうだな。初日から完売出来たら凄いよなぁ。』
すると、
『すいませ〜ん。
お野菜くださ〜い。』
って、数人の奥様方が袋を持って買いに来てくれた。
それからは、ひっきりなしにお客様が来て、1時間程で完売した。
どうやら、最初に来た雑貨屋のおばちゃんが、ご近所の奥さま方に宣伝して回ってくれたらしい。
最後は、野菜が足りなくて買えないお客さんもいた。
予想以上に、早く売り切れたのでビックリした。
俺達は、時間が余ったので、せっかくだからお母さんが作ってくれたサンドウィッチを食べた。
モグモグ、ムシャムシャ!!
『サンドウィッチめちゃうまやぁぁぁ☆』
相当腹が減っていたのが、兄さんは、あっという間に食べ終わった。
兄さんのお腹の中はいったいどうなってるんだ?
サンドウィッチを食べ終わり、帰りの準備を始めた。
敷物をたたみ、木箱にしまいサンドウィッチを入れていた入れ物も木箱にしまった。
木箱は、兄さんが持ってくれて、僕たちは家に帰る事にした。
歩きながら、今日の売り上げを計算してみると、大銅貨18枚(18000ルナ)の売り上げだった。
(わぁぁ!!1時間ちょっとで、こんなに売り上げが出せるなんて、中々いい商売なんじゃないか?)
なんて考えていると、兄さんと姉さんがキラキラした目でお金を見ていた。
『私達、こんなに稼げちゃったのね。
早く、お母さんに見せてあげたいわ。
きっと、喜んでくれるよ(*^^*)』
『そうだな、父さんにも見せて驚かしたいなぁ。(笑)』
3人は、わいわい話しながら、家に帰った。
読んでいただき、ありがとうございます。
まだまだ、文を書くのが下手で読み辛い所が多々あり、不快になられる事もあると思いますが、宜しくお願いします。
ここまで読んでみて、『まぁ〜また続きを読んで見ても良いかな?』って思っていただける方がいらっしゃいましたら、評価とブックマークをポチっとして頂けるとありがたいです。
後、自分が思った事を書いているだけなので、他の方から見て、どう思っているのかが分からないので、『暇つぶしに、見るならちょうど良い』『こうした方が、面白くなるんじゃないかな?』
って言う感想など有りましたら、宜しくお願いします。
次回は、4月27日の予定です。
宜しくお願いします。




